京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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中学3年生対象「実技講習会」(6/8開催)に申し込みされた皆さんは、実施要項を確認の上、ご来校ください。引率の保護者の方には、当日9時より本校の教育活動についての説明会を実施いたします。

「からくり玩具のデザイン」作品をとおした触れ合い(2年:デザイン専攻)

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2年デザイン専攻の実習 l 授業では、4月当初より、からくりの機構を使った玩具の制作に取り組んでいます。

10月4日より開催される美工作品展にて展示される前に、実際に子供たちに手に取ってもらい、どんな風に遊ぶのか、どんな改善点があるかを検証するため、崇仁児童館にお願いをして実際に子供たちに玩具で遊んでいただきました。
デザインは目的や機能との調和が重要であるところから、生徒が実際に作ったものを直接子供たちに披露することが大きな学びになると考えています。

本校では、「アートと社会をつなぐ」を重要なテーマとして位置づけ、自らが学ぶアートがこれからの社会でどのような力を発揮し、どのような役割を果たしていくのか、様々な学びの機会を創出したいと考えています。

本日参加した13名の生徒にとって、素晴らしい経験となりました。ご協力いただいた崇仁児童館様、そして参加していただいた小学生の皆さん、ありがとうございました。

「実習A(Meta Quest2)」 ―特別講師 による講義授業―

3年生のこの授業ではVRヘッドセット(Meta Quest2)を使って、仮想空間の中で、発想や構想の独自性と表現の工夫をする能力の育成を目指していろいろな活動に取り組んでいます。

今回の授業では、デザイナーである長尾崇弘さんに来校していただき、「今まで、今、これから」というテーマで講演していただきました。
生徒はデジタルデータ等が仕事として、どのように扱われているかの具体的な理解に乏しい状況があります。 例えばゲームを unity で開発できることは知っていても、実際に扱っていないので、過程や仕組み・可能性までを想像するのは難しいという現状があります。

そこで今日は、実践で活躍している講師の方に、デジタルデータはどんな役割を担っているかの具体的な仕事例を紹介していただき、どんなことができるのかを講義していただきました。
そして講義の後には、人工知能による絵画表現、ラフ画から3Dデータの作成ができる過程を見た上で、各自が感じたこと考えたことをディスカッションしました。

今回の授業を通して、やや難解な内容の話もありましたが、生徒たちはデジタルデータや人工知能による社会変化への理解をより深めることができたようでした。

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「かぶりもの」をテーマに制作(2年:表現基礎 l l )

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2年生の表現基礎ll授業では、前期最終課題として「かぶりもの(立体課題)」に取り組みました。
1年次に学んだ展開図からの立体制作や分割したユニットの再構成などの経験を活かしてステップアップしつつ、造形に対する興味を深めることを目指します。

この課題では自分の好きなものや性格などから「自分を表すかたち」を探し、3色の紙(赤・白・黒)を用いてかぶりものを制作します。実際に紙を加工(折る、切る、貼る など)しながら、素材の特性や特質について理解を深め、その特性と主題である「自分を表すかたち」との関連性をどのように持たせるか、形へと転換させるかを試行錯誤して、かぶりものを製作しました。

最後の講評会では、自分の制作したかぶりものを実際にかぶり、プレゼンテーションを行いました。様々な発想で作られたかぶりものはとても面白く、生徒たちの個性が出たものになっていました。

2年生「地学基礎」の授業の様子

2年生「地学基礎」授業では地球温暖化について学んでいましたが、その話の流れの中で、化石燃料の使用が温室効果の原因の一つという話がありました。
化石燃料の使用増加のきっかけが、産業革命以降の蒸気機関の発明にあったとの話は聞いていますが、蒸気機関を見たことがないという生徒たちのために、今日の授業では、蒸気機関の模型を使った実演を行いました。

バーナーで加熱して蒸気を発生させ、その蒸気で模型の蒸気機関が動き出すと、生徒たちからは歓声が上がっていました。

今日が考査前の最後の地学基礎の授業でした。7限目の授業でしたがとても集中していた生徒たちでした。

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3年生「探究F」 前期発表会

3年生の探究Fの授業では、「京都市」をテーマとした探究活動に取り組んでいます。
若手・子育て世代に住んでもらうためにはどのような取り組みが必要か、子供達と美術を通してどのような交流ができるか、伝統工芸品をより多くの人に使用してもらうためにはどうしたら良いか、文化都市京都としての役割は何か、など美工生ならではの課題設定をしているグループも多いです。

9月12日(火)の授業では、前期探究活動発表会を実施しました。グループ間の意見交流を通してアドバイスをし合い、ブラッシュアップをはかりました。

後期にはより具体的な取り組みを目指していきたく思います。また、生徒たちは、これらの探究活動を通して、地域課題に関心を持ち、多角的に考察し、主体的に市政に参加する姿勢を身に着けてくれることと思います。今後の活動に期待し、見守りたく思います。
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所蔵作品を活用した授業(1年:表現基礎 l )

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1年生の表現基礎 l において、本校が所蔵している作品の中から12点を選び、鑑賞の授業を行いました。

次回から立体構成の授業が始まるため、抽象性が高く一見「分かりにくい」と感じるような作品を選別し、見たり考えたりするポイントを示しながら作品を味わいました。

授業の始めには生徒の前で作品の開梱を行い、どんなものを使ってどんな風に梱包されているのかも一緒に確認しました。作品づくりだけではなく、作品の扱い方についても実物を見ながら学習できるのは、所蔵作品ならではの体験です。

崇仁児童館の児童と本校生徒がアートで交流(3年:表現演習)

3年生の表現演習(E講座)授業において、地域貢献の一環として崇仁児童館と連携授業を行い、児童館からは約40名を超える地域の児童が参加してくれました。

本校生徒たちは、自分たちの専門性や汎用的な知識・技能を活用し、色彩表現・立体表現・デジタル表現・身体表現の4つのテーマに分かれてアートワークショップを企画しました。

子供たちのエネルギーに圧倒されたり、自由な発想に刺激を受けながら、アートを介して
活発にコミュニケーションを取ることができました。子供たちにとって、美術がもっと身近なものに感じてもらえていたら嬉しいです。

児童館の吉田館長は、「このような取り組みを通じて、アートが子どもたちの身近になり、この中から一人でも美術工芸高校に入学する子どもが出てくるといいですね。」と思いを語ってくれました。

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学びに向き合う力をつける試み(1年:数学 l )

数学科(1年生)では夏休み明けから、当事者意識を高めることを目的とした生徒自身が自ら考える「教師が教えない授業」を展開しています。

動画(本校ではスタディサプリを導入)を見ながら黙々とノートをまとめたり、時間を計って解いた問題をグループで共有しあったり、問題集に載っている問題の類題をインターネット上で探し解いたり、様々な学習形態が1つの教室内でおこなわれています。

生徒が自ら、「先生!宿題を出してください」と言ってくるなど、今まで見たことがない自発的な行動もみられています。

授業後のフィードバック(振り返り)では、具体的な「分からなかったこと」「分かるようになったこと」「次の授業日までに身につけようとおもうこと」を書かせ、次につなげています。

それぞれ異なる、気づきや悩みと、生徒がどう向き合い解決していくのか、楽しみでもあります。
また、生徒だけでなく、教員側も新たな発見の連続で、教員にとっても良い学びになっています。

※写真は、「教師が教えない授業」初回の様子です。生徒自ら各々の課題と向き合っています。

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ブロッコリーの塑像(1年:表現基礎 l )


1年生の表現基礎 l では、ブロッコリーを多角的に観察して、存在感のある立体を粘土で造形する課題を行っています。

この授業での目標は、「視覚や知識のみに頼らず、手や身体を使って深く観察し、立体表現における造形的な視点について理解をする。」「観察したことをもとに表現したいテーマを設定し、見通しをもって創造的に表現する。」「立体表現に対する見方や感じ方を深める。」となっています。

生徒たちは、粘土という素材の難しさに戸惑いながらも、少しでも本物のブロッコリーと同じ造形物をつくろうと、一生懸命頑張っていました。

制作の授業は本日までとなっており、次回の授業では合評会が行われます。

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行事予定
3/5 1年学年末考査
3/6 1年学年末考査
3/7 1・2年学年末考査 図書館閉館(授業開始まで)
3/8 1・2年学年末考査 美工1年生展陳列・結団式(午後)
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