最新更新日:2024/09/20 | |
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「作家×わたし」(2年)
2年生の表現基ll授業では、色彩表現課題として「作家×わたし」のテーマで制作を行っています。2月6日に導入授業があり、完成後のプレゼンテーション予定である29日までの全14時間を使って、課題に挑んでいます。
この課題は、作家の描き方、テクニックを参考にしながら「自分を描く」というもので、B3イラストレーションボードにアクリルガッシュ(不透明水彩絵具)を中心としながらもメディウムや木工ボンド・砂・ペンなど用いながら、選んだ作家がつくる作品の画面構成や色だけでなく、テクスチャーも分析して、作品に取り入れることを目指しています。 また、画面内に「自分」がモチーフとして表現されていることが条件としています。自分という捉え方は生徒一人ひとり様々で、顔だけでなく手や目などの部分、思い入れのあるモノや心象風景など解釈を幅広く設定しています。 生徒たちは、自分なりの考えを持ち、意欲的に表現しようと一生懸命頑張っていました。最終日にどのような作品が出来上がるか楽しみでもあり、プレゼンテーションをぜひ聞いてみたいと思っています。 BIKO steAm の取組(2年:陶芸専攻)陶芸専攻2年生では、9日(金)の実習授業において「やきものの色と釉薬」というテーマで授業が行われました。 本校が新しい教育活動として、今年度より本格的に取り組んでいるBIKO steAm の一環であり、生徒たちは興味深く楽しく授業を行っていました。 陶芸とは、素材に対して物理的にアクセスする作業と高温焼成による化学変化によって素材を劇的に変化させることで成り立つ芸術ジャンルです。後者については化学の知識がある場合とない場合では表現の追求度合いが大きく変わることになることは明らかで、そのためにも2年生のうちに釉薬の種類や発色の仕組みについて学習する必要があります。 写真は、実際に3種類の釉薬を作成しているところです。 この授業を通して、陶芸における釉薬の知識を深めることはもとより、「なぜこんな色になるのか?」「どうしたらこんな色が出せるのか?」などの疑問から、化学に興味関心が少しでもわくことを期待しています。 調理実習(2年:家庭基礎)6日(火)、2年生の家庭基礎授業では調理実習が行われました。 その日は照り焼きチキンピザとベーコン・ソーセージ・トマトのピザの2種類を作りました。 生地から練り、発酵させてからオーブンで焼くまでを授業中に行いました。下記写真のようなふっくらとしたピザが焼上がり、昼食時においしくいただきました。 生徒たちは目を輝かせながら、調理に夢中でした。作品制作も調理も創作することは同じです。きっと少しでもおいしいもの、きれいなもの、格好いいものなどを作りたい意気込みが伝わってくるようでした。 実習A・B授業作品展 ー3ー先日、3年生の実習A・Bの授業が終わり、授業で制作した作品を順次校内のオープンスペース等で展示している様子をホームページで紹介しました。 その第3弾です。 ■過去の記事 → こちら 以前紹介した講座の作品に加え、アニメーション講座の作品展示が行われています。 モニターに受講者の作品がアニメーションで流れています。「バウジングボール」「歩き」「くしゃみ」の3課題を、一人ずつが一コマ一コマ作画して、iPadで撮影、つなぎ合わせたものとなっています。 どの作品も、個性あふれる作品となっていました。 京都市立芸術大学の制作展を観覧7日(水)午後、本日から開催されている京都市立芸術大学(京都芸大)の制作展を、実習時間を活用して3専攻が観覧しました。 本日大学では、いくつかの専攻において合評会を実施しており、本校の彫刻専攻とデザイン専攻の2年生は、その様子も見させていただきました。彫刻専攻では、京都芸大の教授から本校生徒に質問が投げかけられるなど、とても有意義な時間となったようです。 彫刻専攻の合評会に参加した生徒からは「表現の幅が広がった。作品を自由に作っている人が多いと感じた。」「ちょっと難しかったけれど、音や布を使ったり、パフォーマンスしたり、作者の考えを聞くと納得した。時間や空間をテーマにした作品が彫刻があった。僕はまだわからないことが作品になっていた。」「彫刻の幅がひろがった。それを生かして卒制頑張ってつくりたい。自分をみつけたい。」「彫刻、絵、視覚的なものだけじゃなくて、見て感じるだけではない。作者から話を聞いて、感じることがあるとしった。」といった感想や今後に向けての意気込みを語っており、とても刺激があったことが伺われます。 また、デザイン専攻の生徒には、京都芸大のデザイン専攻がどのような作品制作をしているのかを知る良い機会となり今後の作品を考える上での視野が広がったようです。また作品性の高さや大学での合評会の質の高さが分かった様子でした。 参加した生徒が今後この経験を自分のキャリアにどのように生かしていくのかが、非常に楽しみです。1年生、2年生には、ぜひお隣の京都芸大の制作展を観覧してほしいものです。 (写真上:彫刻専攻の観覧の様子 下:デザイン専攻の観覧の様子) LHRでバレーボール大会を実施(2年)2日(金)のLHR時、2年生では体育館においてバレーボール大会を実施しました。 この企画は生徒たちから「球技で体を動かしたい」という要望があり、それに担任が応える形で叶えられたそうです。 体育館では大きな声援の中、1クラスに2チームづつ、全6チームに分かれて、2つのコートで真剣に試合が行われていました。どの生徒の顔も輝いていました。50分というLHRの短時間の取組でしたが、クラスのコミュニケーションを図る有意義なものであったと思います。 西洋美術史を学ぶ(2年)先週31日(水)、2年生の専門実習 l の授業内で、京都芸術大学より森本玄先生をお招きし、西洋美術史の講義をしていただきました。 森本先生は、大学では美術工芸学科の教授をしており、専門分野は絵画・版画です。今回は美術史の専門分野の先生ではなく、作品制作をしている方の視点から西洋美術史の講義をしていただくことにしました。 講義の最初に先生から、自分の経験を踏まえ、制作する者は美術史を学んでいた方があらゆる面で意義があることを伝えていただきました。その後、西洋美術史の始まりであるエジプト文明美術から始まり、ルネサンス、そして印象派までの美術の流れを作家の視点から読み解いていただきました。 内容は、美術史的なことはもとより、絵具がどのようにしてできたのかや持運びには豚の内臓が使われた話、印刷技術の話など、道具や用具の変遷がどのように美術に関わっているかなど歴史的視点に立った説明もあり、生徒の興味がわくようなものでした。 講義を聞いた生徒たちにとっては、今後につながる大変有意義な時間となりました。 学びの集大成(1年:表現基礎 l )
1年生は表現基礎 l 授業において、「みつめる」をテーマに制作を進めています。この課題は、1年間の集大成として取り組むことにしており、構想から完成までをできる限り一人の力でやりきることになります。
本題材の目標は「具体物」をよく観察しイメージを広げ、ねらいをもって表現することと、これまで1年間学んできた授業において、扱った素材の特性を理解し、主題に適した画面構成を考え、表現することを目指します。 自分が選んだモチーフから豊かに発想を広げ構想し、色の持つ感情やそのイメージを理解できるか。また、画面構成による動静の効果を理解したり、素材の特性を理解して効果的に表現できるかが鍵となります。 生徒たちは、教具であるiPadを活用しながら、真剣にモチーフに向き合い、発想力を広げながら作品制作に挑んでいました。 ここで制作した作品は、3月16日(土)・17日(日)に本校で開催する「美工1年生展」に展示される予定です。 進路を考える取組(2年:表現基礎 ll )2年次の表現基礎 ll では、年明けから「進路探索期間2」がはじまりました。この期間は、進路志望別の講座に分かれ、受験実技対策に取り組んでいます。 3年次に向けて、いよいよ本格的な受験準備が始まります。普段の授業とは違う緊張感が感じられました。 受験生としての1年間は、長いようであっという間です。今が頑張り時です。日々の過ごし方を受験モードに切り替え、着実に力を積み上げていきましょう。 授業は、京都芸大対策、国公立・関東私立美大対策、関西私学・専門学校・その他志望者対策など講座に分かれて行っています。 後期作品展に向けての制作(3年AFコース)
アートフロンティアコース3年生は、後期から始まった「実習 lll 」の授業において1月26日(金)から開催する後期作品展の出品作品の完成目指して、一生懸命取り組んでいました。
3年生の授業は本日までとなり、明日から2日間、学年末考査が実施されます。その後は、生徒一人一人の進路実現に向けた補習等が始まります。 いよいよ3年生にとっては、正念場の時期です。体調等を整え、自己実現のために3年間この学校で学んできた力を発揮して、受験をはじめとする様々な取り組みに挑戦してほしいものです。 ■アートフロンティアコース後期作品展のご案内 日時:1月26日(金)〜28日(日) 11:00〜18:00 場所:堀川御池ギャラリー 京都市営地下鉄・東西線「二条城前」駅下車 2番出口より徒歩2分 ・入場無料です。 |
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