最新更新日:2024/09/26 | |
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進路実現に向けて(3年:表現演習)
19日(火),表現演習の授業は夏休み前の最後の授業となりました。
そこでは,各講座において講評会や課題制作に励んでいました。 生徒たちは,夏季休業中には学校において自主的な課題制作や実技補習に参加して,自分の進路実現に向けて取り組んでいきます。 夏休み明けには大学の総合型選抜の入試が9月中旬から始まります。 ワークショップを通じて社会と関わる(3年:探究F)3年探究Fの授業では、昨日、池坊短期大学幼児保育学科より岩野勝人先生をお迎えし、『美術の可能性』−ワークショップを通じて社会と関わるーをテーマにご講義いただきました。 先生ご自身が美術を専門とされるまでの道のりや、作品を通じて社会と関わってこられた実例についてお話下さいました。また、様々な校種や学年で実践されてきたワークショップを行う意義や取り組む上で大切にされてきた事柄についてもご講義下さいました。 ご講義の中で、何度も「頑張ってください」と生徒にエールも送って下さり、自らの進路を考える岐路に立っている生徒にとって、ご講義全体が応援歌となりました。 普段の授業では得られない多くの学びを得た生徒達が、自らの目標に向かって歩んでいく姿を見守っていきたく思います。 「絵具でデッサン」(2年:表現基礎 ll )表現基礎llでは、「絵具でデッサン」と題してアクリルガッシュによる静物着彩に取り組みました。 この課題では、講座ごとに組まれたモチーフを360度で取り囲み、感性を働かせながらモチーフを観察して描写します。バランスの良い構図や背景も含めた空間表現などにこだわり、絵画的に表現することもねらいとしています。 今回も、前回取り組んだ「色彩表現ー音から感じる色や形ー」での制作経験を活かし、多様な技法や画材、用具の特性などにこだわって色彩豊かで魅力的な画面を作ることを目指して、生徒一人ひとりが様々な工夫を行って制作しました。 本日は、完成作品を並べてお互いの作品を鑑賞しあうまとめの授業を行いました。各教室に完成作品を並べた様子は、展覧会さながらです。互いの作品の良い点や参考にしたい点等を口々に話し合いながら、楽しんで鑑賞していたようです。 その後はkeynoteを活用して鑑賞レポートと振り返りを行い、最後に担当教員から課題全体のまとめと総評を行いました。 夏休みには、前期の授業を経て各々が見つけた課題を克服できるよう、平面での自由課題に取り組みます。ここまでの取り組みを経て、さらに成長していくことを楽しみにしています。 7月14日「探究II」の授業
2年生の「探究II」の授業は、いよいよ探究活動のテーマ設定を行う時期を迎えています。4〜5人のグループに分かれて、グループごとに扱うテーマを決めます。
この日が夏休み前の最後の探究IIの授業でしたので、授業の終わり頃にはどのグループも、夏休み中に打ち合わせをする日程の調整をしていました。8月下旬には探究活動のテーマが決まっているように、しっかり準備を進めてください。 7月12日「探究F」の授業
定期的に大学の先生方を講師としてお招きし、その方の専門分野の魅力や奥深さ、社会との関わりなどをお話していただいている3年生の「探究F」の授業。
今回は、同志社女子大学 生活科学部人間生活学科の平光睦子先生から、「エシカルファッションを考える」というテーマで授業をしていただきました。 サスティナビリティ(持続可能性)やSDGsとも関わる内容で、これからのファッションがどのようなものになっていくか、また、大学での学びがどのように社会とつながっているかを考えるよい機会でした。 リアルな身体とバーチャルな身体(1年:探究 l )先週8日(金)に、宮崎県を拠点に活動されている「んまツーポス」さんに、お越しいただき1年2組と3組の「探究 l 」で、連携授業を行いました。 「んまつーポス」を逆さから読むと「スポーツマン」。「物事を逆さから捉える」をコンセプトに、ダンスといった身体表現を中心に、発表やワークショップなど幅広い活動をされています。銅駝美工とのこれまでの関わりとしては、昨年度末に行われた1年生向けのオンライン美術研修における、1年1組(現2年生)との2日間にわたる研修授業以来となります。今回は1年生3クラスそれぞれ、夏休みを挟んで3回の授業を予定しています。1年生のみなさん、お楽しみに! 初回の授業内容としては、「んまつーポス」さんの紹介から始まり、グループに分かれ、校内や校外から場所を選び、その場所を背景に「ポーズ」を撮る。そのポーズとは、プロのダンサーたちの一瞬が切り取られた写真をもとに、普段使わない身体の動きを、練習し撮影に臨みます。 また、場所を検討し選ぶという行為を通して、グループのコミュニケーションを図ることも目的としています。同時進行で教室内では、オキュラスというゴーグル上の機器を用いて、仮想空間内に生徒自身が入り、アバター作成からスタートし、アバターと身体をリンクさせ、仮想空間でグループメンバーが集合し、全員で覚えた「ポーズ」を取って、撮影までを行いました。 リアルな身体とバーチャルな身体を行き来することで、改めて身体を見つめ直してもらうとともに、今後、VRなどの技術や環境が、日常レベルでますます浸透してくることを予想すると、今回の体験を通して、これから何ができるか、どう向き合うか、など考える機会となれば嬉しいです。 3年生コミュニケーション英語IIと漆芸のコラボレーション授業
3年生の英語の教材で「金継ぎ(きんつぎ)」が扱われていることから、本日の3年1組の英語の授業で、本校の漆芸専攻の教員である川端圭介先生から講義をしていただきました。
金継ぎ(きんつぎ)は、陶磁器の割れや欠け・ヒビなどの破損部分を漆によって接着して、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法です。実際に修復したお皿やカップを見せてもらいながら、英語で取り上げられている伝統技法について学びを深めた授業でした。 「美」を通した教科横断的な学び、「BIKO steAm」の取組の一コマでした。 表現基礎II 〜音の色彩プレゼンテーション〜
表現基礎IIの授業では、「色彩構成ー音から感じる色や形ー」というテーマで作品制作に取り組み、最終回のこの日は生徒一人ひとりがプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、 1 あなたにとって抽象とは? 2 作品のコンセプト 3 色彩・構成美・テクスチャの工夫 という3つのテーマに基づいて発表しました。 今回は、環境音・クラシック音楽・エレクトロニック音楽・ガムラン音楽という4つの音源からそれぞれが作品にしたいと思う音源を選択して制作しましたが、プレゼンテーションを通して同じ音源を選択していてもそこから感じた印象やイメージ・感情や解釈が異なることを知り、驚きやワクワクを感じながら鑑賞することが出来ました。 生徒の振り返りでは、 〇「素材(画材)の特性を研究し、それをコンセプトに沿ってどう活かせばよいかを考える力が付いた」 〇「人の目を誘導する構図の取り方についての理解が深まった。今後の制作においても、知識を活かして制作したい」 〇「ものごとを表象のみで見るのではなく、様々な要素を抽出して描き出すとはどういうことかを考えることができた」 などの言葉がありました。 一人ひとりが自分なりに課題を理解し、今後に活かそうとしていることが分かり嬉しく思います。 次課題でも絵の具を使用する予定なので、今回の取組が活用されることを期待します。 探究の授業 小川先生(6月28日)
本校3年生Fコースの総合探究の時間『探究F』では、「社会と美術のつながり」をテーマとしたキャリア教育及び探究活動を目指しています。
今回の授業では、京都精華大学マンガ学部マンガ学科小川剛先生をお招きしてご講義いただきました。コンテンツ産業の現状や、キャラクターつくりのセオリーを学びながら、生徒たちは個々に与えられたキーワードをもとに京都に関するキャラクターつくりに取り組みました。 小川先生からは講評もしていただき、生徒たちも多くの刺激を受けました。今回の体験と学びを今後の探究活動に活かしてくれることと思います。 音から感じる色や形 (2年:表現基礎 ll )表現基礎 ll では、色彩表現「音から感じる色や形」という課題に取り組んでいます。 この授業は、 ・抽象表現への興味・関心を持ち、自分なりに抽象についての理解を深めること ・絵の具や多様な道具を効果的に活用して魅力的な画面を作ること ・感じたことや考えたことをもとにコンセプトをまとめ、言語表現することをねらいとしています。 これまでの授業での抽象絵画の鑑賞や講義、感情からイメージしたテクスチャ表現などを経て、自分なりに「抽象」という言葉についての理解を深めながら作品制作に取り組んできました。 当日は、作品制作の最終日でした。各々が選んだ音源が流れる中、作品と対話をしながら制作に没頭していました。 次回の授業では、音を聞いてどんなことを感じ、なぜ作品にその要素を取り入れようと思ったのかなどを作者自らプレゼンテーションします。 作品を制作することだけで終わらず、他者に伝わるよう丁寧に言語表現することもこれから美術と関わっていく上でとても大切なことです。 一つ一つの活動に前向きに取り組み、力を付けて行ってほしいです。 |
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