最新更新日:2024/05/30 | |
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進路実現のために(3年・表現演習1)国公立大、関東系私大、近畿圏私大、専門学校、就職など進路志望先によって美術に関する試験課題が異なるため、いくつかの講座に分けて、きめ細かに丁寧に指導します。「表現演習1」の時間割は、月曜日の5限・6限・7限と火曜日の1限・2限に設定しており、2日にまたがるものの、課題の制作や合評・講評など連続性をもった学び、指導ができるようにしています。 【A講座】 主に京都市立芸術大学を志望する生徒たちが学ぶ講座です。 市立芸大の実技入試では,デッサン・色彩表現・立体表現が課されます。 今は,イメージ表現とモチーフ構成の色彩表現の課題を行っています。 【B講座】 主に京都市立芸術大学以外の主に国公立大学の油画科・彫刻科を志望する生徒たちが学ぶ講座です。 油画科は,主に木炭石膏デッサンと静物や人物などの油彩画が課されます。 彫刻科は,主に木炭石膏デッサンと粘土による人物などの模刻や立体表現などが課されます。 今は,人物の油彩と粘土による頭部の彫塑を行っていました。 8専攻専門実習紹介(日本画)これから8回に分け各専攻ごとに,現在の実習の様子を紹介します。 【日本画専攻】 2年生では,春休みから実習室に鶏3羽を約2か月間ゲージで飼育しながら,写生(鉛筆写生と着色写生)を行います。その後,本紙で描く大きさと同等の紙に下図を描き,パネルに張った和紙に写して,本紙制作に移ります。 今は,本紙の下塗りをしているところでした。 3年生では,2年次後期から写生をはじめ,本紙制作に取り組んでいた風景画の仕上をしています。 これまで学んだ技法や表現方法などを駆使し,試行錯誤を繰り返しながら作品制作に取り組んでいます。日本画の特徴である岩絵の具の扱いは大変難しいのですが,独特な表現は他の絵画表現にはない魅力があります。 (写真上:2年生の制作の様子) (写真中・下:3年生の制作の様子) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜3〜生徒たちは、専攻実習の専門性の高い授業を楽しみながらも真剣に一生懸命に取り組んでいました。 (写真上:デザイン分野「ビジュアルデザインイラストレーション」) (写真下:ファッションアート専攻「創作トートバッグの制作」) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜2〜入学後、1年間かけてすべての分野を学びながら専攻を決定するというシステムにより、より良い専攻決定ができるようにしています。 (写真上:漆芸分野「紙紐とカシューによる器の成型」) (写真中:陶芸専攻「型皿のデザイン構想」) (写真下:染織専攻「藍染めと型による抜染」) 専門実習の3分野選択が開始(1年・造形表現)〜1〜本日から、その3分野選択の1分野目が始まりました。 (写真上:日本画分野「水干絵具による着色写生」) (写真中:洋画専攻「油絵の具による静物画」) (写真下:彫刻専攻「粘土によるベートーベン面取りマスクの模刻」) ハンドボールの練習(1年・体育)
1年体育の一つの講座では,グラウンドでハンドボールの球技に取り組んでいました。
パス練習やシュート練習など,コロナ禍における教育活動のガイドラインの基づき,感染予防対策に十分配慮しながら,取り組んでいます。 コロナ禍の中,ホームステイの時間が増えている今,学校での体育授業は,心身の健康のためにも必要不可欠なものだと考えています。 東洋美術史を学ぶ!(3年・実習2授業)本日,3年の実習2授業において,京都精華大学より先生をお招きし,東洋美術史の講義をしていただきました。 生徒たちにとって,日本美術史や西洋美術史についての知識は,これまでの学習で多く学んできましたが,東洋美術史はあまり触れてこなかった分野でもあり,その概要を始めて詳しく知る機会となりました。 今回の講義では,中国の宋代の山水画の解釈を中心に,読み解いて解説をしていただきました。 山水画は,大地・水を表わし,宇宙の構造を永遠のものとして捉え,中国の壮大な歴史や自然から生まれた思想により描かれたものです。 また,特別に原寸大の山水作品4点をお借りし,会場で鑑賞もさせていただき,複製とはいえど現代のデジタル技術を駆使した精巧な作品から筆遣いや墨の濃淡,緻密な描写など,生徒たちは多くのことを感じ取っていました。 本授業を通してより作品への理解が深まり鑑賞力が高められることを期待したいと思います。 造形表現「先生による座談会」を実施(1年・造形表現授業)5人の先生から幼少期から現在に至る人生の中で、美術を志したきっかけやその中で学んだこと、生徒たちに伝えたいことなどについてスライドを使いながら話をしました。 本校を卒業された先生や普通科高校から芸大・美大に進学された先生、大学卒業後すぐに先生になられた方や、一度社会人として企業に勤めてから教員になられた先生など経歴は様々で、美術を目指すにもいろんな道があることに気づきがあったようです。 事後の生徒アンケートでは、「大学のことを考えて専攻を選ぶべきか、今やってみたいこと、挑戦してみたいことをやるべきかすごく悩んでいたけれど、先生方のお話を聞いて、今自分がやりたいことをやろうと決意することができた。」「先生の話を聞いて、それぞれの違った内容の話がある中でも、どの先生も将来を恐れることなく過ごしてきたのだということが共通して言えるのではないかと感じました。 自分の将来は、今回の専攻選択で全てが決まるわけではなく、大学になってから違う分野で活動することもできれば、大学と卒業後の仕事が全く別のことになることも考えられると思うので、簡単にとは言えないけれど、自分の思う興味のある分野を決めていきたいと思いました。」などの感想を持ったようです。 本日の座談会の内容をしっかりと受け止め、考えて3分野選択をしてくることを期待しています。 ネット安心アドバイザーによる体験型授業を実施(1年・社会と情報授業)生徒たちは、SNSに投稿した写真や文章からどのように個人情報が漏れるのかを専用端末を用いて疑似体験し、振り返りシートにも熱心に取り組んでいました。 この授業で学んだことを活かし、ネットトラブルに巻き込まれることなく、安全で適切なネット利用に努めてくれることを期待します。 ネット安心アドバイザーと京都府警察サイバー犯罪対策課の担当者様には、ご指導いただきありがとうございました。 キャリアアップのための実習体験(3年AFコース・実習A)〜その2〜「クラフト工芸」講座では,さまざまなクラフト工芸の中から,金属工芸・バーナーワークなどの手法を中心に,それらの技法を活かしたアクセサリーなどの小物作品作りをします。 「テキスタイルアート」では,シルクスクリーン・糊防染による型染などを学びます。どちらの技法も,紙や布など様々な素材に・同じ柄を複数回・様々な顔料・染料でえがけることが特徴です。 この特徴を生かし、色々なサンプル・小作品を制作します。 (写真上:クラフト工芸講座 写真下:テキスタイルアート講座) |
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