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最新更新日:2024/07/05 |
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1年総合的な探究の時間「探究1」 東京富士美術館とオンラインでつなぐ学び テーマ「展覧会をつくる」
今年度末に予定していた1年生の美術研修旅行は,新型コロナウィルス感染症の関係で次年度に「美術見学旅行」として延期することになりましたが,予定していたいくつかの研修先とは,年度中にオンラインによる連携授業やワークショップを実施することになりました。
今回、東京富士美術館のご協力により連携授業をすることとなり,1年生の総合的な探究の時間「探究1」において「展覧会をつくる」をテーマに課題解決型プロジェクトを実施しています。 授業の導入として、先週12日、13日、そして本日の3回にわたり、各クラス単位で美術館の平谷学芸員からオンラインで説明を受けました。 内容は、まず「学芸員とはどんな仕事をするのか」についてお話しいただきました。美術館や博物館で働いている学芸員の仕事内容や苦労、やり甲斐などについて生徒の理解が深まりました。 その後休憩を挟んで「展覧会を企画するためにはどうすればよいのか」をレクチャーいただき、一つの展覧会を企画するヒントやアドバイスをたくさん受けました。授業の中で,疑問に思った点や理解できなかったことなど生徒からの質問もあり,大変有意義な授業となりました。 授業を受けた生徒からは、「今まで学芸員の存在は知っていたが、何をするかは詳しく知らなかったので勉強になった」「展覧会などを見る時は、これまで作り手としての視点で観ていたが、今後は見方が変わりそう」などといった感想が出てきました。今後の学習でどのような展覧会が企画され、最終日にどのようなプレゼンテーションができるのか、今から楽しみです。 ![]() ![]() ![]() 2年生「家庭基礎」 外部講師をお招きして
11月5日(木)12日(木)の2日間,2年生家庭基礎の「経済生活の設計をしよう」の授業に外部から講師の方をお招きしました。
授業では,「ライフイベントを考える」「契約とクレジットカードについて」を詳しく学ぶことができました。特に,契約やクレジットカードでトラブルに合わないための対応策など,プロの視点からのアドバイスは,将来必ず役立つ授業内容でした。 ![]() 12日(木)3年アートパイオニアコース,総合的な学習の時間「表現探求P」 校長の授業![]() 3年生の総合的な学習の時間「表現探求」は,多様な学びを通して,芸術を学ぶ者として広い視野で興味関心をもち,課題発見,課題研究を進めながら自己の在り方生き方を考える授業です。時には,様々な分野で活躍されている大学の先生や卒業生を講師にお招きして学習を深めています。 今回は,校長が講師となり,戦没画学生や無言館(戦没画学生慰霊美術館)についての授業を行いました。校長は前任校在職の時,京都で開催された無言館の展覧会に行き“遺された絵画”の鑑賞をし,深く心に残っていました。6年前に銅駝に着任した際,校長室にあった『戦没画学生人名録』(無言館編)を見つけます。開いてみると「京都市立美術工芸学校」(銅駝の前身)の卒業生が何人も記載されているのを見て戦没画学生と銅駝についてさらに調べることにしました。一度無言館に行ってその場で作品を鑑賞したいとずっと思い続けていた校長は,その年の夏,ついに長野県上田市の無言館を訪問しました。京都での展覧会から10年後,念願を果たします。やはり無言館での作品鑑賞は特別な時間でした。 そんな経緯があり,これまで何度か「無言のメッセージ」というテーマで専門の日本史的な要素も加えて授業をしてきました。今回は,現在,堂本印象美術館で開催されている「小野竹喬・春男〜父と息子の切ない物語」で展示されている小野竹喬さん,そして26歳で戦死した息子の小野春男さん作品についても紹介しました。 『戦没画学生人名録』に掲載されている京都市立美術工芸学校(銅駝の前身)の卒業生の中で,森富義典さん,大崎誠吾さん,三木清さん3名の作品は本校の作品を所蔵しており,実際にその作品を出してきて,漆芸専攻の教員が解説をしました。生徒は自分たちの先輩にあたる画学生と戦争について知り,本校に所蔵されている戦没画学生の遺された作品を直接鑑賞し,様々なことを考えました。 ![]() 1年専門科目「造形表現」 2分野履修![]() ※写真 各分野の実習の様子 日本画分野 水干絵具の着色写生 彫刻分野 モデルの頭像 漆芸分野 研ぎ出し蒔絵パネル 陶芸分野 手びねり筆立て 染織分野 綴れ織 デザイン分野 絵本の制作 ファッションアート分野 ベストジャケット 洋画分野は,モデル実習中のため画像はありません ![]() 1年専門科目「表現基礎1」 鉛筆デッサン「ものを視る,知るためのデザイン」![]() モチーフは,植木鉢,レモン,タオル。形や質感,表面の状態もすべて異なるものを丁寧に観察し,光と影の様子をとらえて描いていきます。 ![]() 1年「化学基礎」 プロジェクターとマグネットスクリーンを,電子黒板として活用
大型の電子黒板が配備されていなくても,学校で今回購入できたプロジェクターと簡易スクリーンを使うことで,電子黒板と同じような活用ができます。
「化学基礎」の授業で早速活用してみました。 ![]() 3年アートフロンティアコース・デザイン専攻「実習3」 社会とつながる学び〜京都福祉サービス協会伏見事務所との連携授業〜![]() この連携授業は,昨年度の3年生が「ホームヘルパーの人材確保のために効果的なアプローチは何か」を課題研究したことに続き,今年度は「訪問介護についての認知を広め,利用者(訪問介護を必要とする方)とサービスを提供する福祉機関とをつなぐ」課題研究を行うことを目的に取り組んでいるものです。 この日は,スタッフの方に同行して訪問介護の現場の様子を見学,利用者の方やヘルパーの方との対話から介護職についての理解を深めるとともに,事務所に戻って事業所の効果的な広報活動についての意見交換をさせていただきました。意見交換の中で,昨年の先輩たちが作成したポスターやリーフレットを見て若い方が複数名スタッフとして就職されたことをお聞きし,大変うれしい報告であるとともに自分たちも先輩に続こうとモチベーションを高めました。 今後生徒たちは,いただいた意見を踏まえて更に検討を重ね,ポスターやリーフレットの作成,SNS等を使用した効果的な広報活動などの企画提案を行う予定です。 ![]() 2年専門科目「表現基礎2」 進路探索機関
2年生の「表現基礎2」は、1年の「表現基礎1」で身につけた基礎実技力を更に発展させ、多様な表現。柔軟な発想力や応用力を培います。
2年生のこの時期は,「進路探索期間」を設け、進路志望先に合わせた課題に取組んで、3年次に向けたステップアップを図っています。自らの進路について深く考え3年次に向けたコース選択も検討しています。毎回の学びの記録は,iPadを活用しています。 ![]() ![]() 2年「コミュニケーション英語2」で美工作品展の作品について英語でプレゼンテーション iPadを使って![]() 生徒一人一人が,専攻として初めて制作した自分の作品について,作品のテーマ設定の理由,製作過程,作業を進める中での苦労や工夫,また,来年度の卒業作品展に向けての決意など,写真やイラストを提示しながら英語で思いを伝えました。 作者にとっては,完成作品の展示だけでは,伝えきれないコンセプトや作品制作に込めた思いなどを,このプレゼンテーションによって届けることができ,聞き手には新たな発見があり,素晴らしい学びの場となりました。 ![]() 専攻実習 後期の課題スタート![]() 3年生のアートパイオニアコースは,専攻実習は前期までで,後期は,普通科科目の演習の時間になります。3年生のアートフロンティアコースは,後期に「実習3」という科目が設置されており,あと3か月余り作品制作に取り組みます。その成果は,2月上旬の後期作品展で発表します。 2年生の専攻実習では,後期になって新しい課題に取り組み始めています。コンセプトを考えている専攻や,制作が始まっている専攻もあります。 ※写真 2年生の実習室の様子 ![]() |
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