最新更新日:2024/09/26 | |
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専攻以外の実習を体験(実習A授業)2
生徒たちは日頃専攻で体験できない分野の制作を通じて、美術工芸の造詣を深めていきます。違う視点から制作を行うことは、各自の専攻制作にもとても役に立っています。
写真上:「木版画」講座 写真下:「クラフト工芸」講座 専攻以外の実習を体験(実習A授業)1前期は4講座を開講しており、どの講座においても一生懸命に作品つくりに取り組んでいます。 写真上:「こだわりの陶芸」講座 写真下:「銅版画・油彩画模写」講座 歴史と芸術作品の関係は?(世界史A授業)
普通科目の学習のひとつ、2年生の世界史Aの授業では、古代史から現代史に至る幅広い歴史を学びます。
古代ギリシアについての授業では、ギリシア神話を題材とした絵画についても触れました。芸術作品が生み出される背景には、人類が創造した長い歴史があります。世界史Aの授業では、歴史と芸術作品を関連づける授業展開を心掛けています。 モニターに作品を映し出しながら、授業を進めています。 「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」表現探究F授業
今週は文化祭で行うファッションショーについて学ぶため、成安造形大学の田中秀彦先生を講師にお招きし、「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」をテーマに、講演とワークショップを行っていただきました。
ファッションショーとは、個人、あるいはグループのデザイナーによる、服飾作品をモデルとなる人間が身に纏い、舞台もしくは特定の空間で観客に発表することであり、「場所」と「出る人」と「見る人」がそろえばどこでもできると説明を受けました。蛍の遺伝子を組み込んだ蚕から絹をとり、蛍のように光るドレスを作ったお話や、シャネルやルイ・ヴィトンはたった一度のファッションショーのために巨大なステージオブジェを作り、その服が持つイメージやコンセプトを表現する空間を演出することなど、とても興味深いお話を伺いました。 ワークショップでは、ウォーキングの基本を体験しました。田中先生の軽妙な説明で、生徒たちはモデル気分でランウエイを歩く練習をしました。モデルは美人でただ歩くだけなく、デザイナーの指示や想いを瞬時に理解し、それを表現できる人でなくては務まらないことを学びました。 授業を終えた生徒たちは,「私もファッションショーで作品を出すのでとても参考になりました。全部完成しなくても何回も試着することが大切だと聞いて、すぐにやろうと思いました。」「ポーズの意味ってこんなんだったんだとモデルの深さに驚きました。大変そうだけど楽しかったです。」「ファッションショーで大切なことは服だけでなく、その服に合う靴、メイクアップ、ヘアセット、ネイル、アクセサリー、帽子なども込みで完璧なものにすることだと学びました。今日のことを生かして文化祭のファッションショーを頑張りたいと思います。」などと感想を述べていました。 本日の授業で学んだことや触発されたことを生徒たちは文化祭のファッションショーで生かしてくれることを期待します。 お世話になりました田中秀彦先生、本当にありがとうございました。 「色のトーンの理解」(表現基礎1の取組)生徒は「私の色分類」をテーマに発表したり、タブレットを使用し、身近なものから色を探し撮影したりしながら、最終的にトーン表を作成しました。 写真上:「色の三属性」の振り返り学習 写真中:「私の色分類」をもとに11トーンに分けた 写真下:「色交換」により、自分に足りない色を集めている様子 3年デザイン専攻「実習」 京都市交通局との連携 課題研究 中間発表会この課題は、京都井交通局との連携で進めているもので、京都市交通局の担当者の方にもご参加いただき、これまでどんな調査や分析をしてきたのか、問題の原因や解決方法などを踏まえて様々なアイデアをプレゼンしました。 発表には、情報の整理が必要です。整理することで、より深い問いや答えにたどり着いたり、見逃していたことに気づくこともできます。今回の発表を通して、どのグループも実現に向けた明確なビジョンが見えたのではないでしょうか。作品の完成が楽しみです。 2年専門科目「表現基礎2」 デッサンに取り組む3年アートフロンティアコース「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する 3」京都に住んでいながら,葵祭を見たことがない生徒も多く,皆カメラを片手に興味深く,勅使,牛車,齋王代など平安王朝貴族そのままの姿の行列を熱心に見学していました。 行列を見学後,学校に戻り,高校生の目線で「京都らしさ」について考え,その後グループごとに自分の考えを発表し合いました。 授業を終えた生徒たちは,「京都人でも葵祭のような有名な祭りについて案外知らないので,詳しく紹介するのもいいし,京都人の日常的なものを紹介するものいい。」「京都をテーマにベタ過ぎないもの考えていると結構色々なものや行事に気付けて面白かった。また京都にはたくさんの祭りがあることにも気付いた。昔からの伝統を重んじるからなのかもしれない。」「京都には喫茶店が多く,海外のコーヒー好きの人にも満足できるオシャレな京都らしい喫茶店を集めて紹介するのも面白いのでは。」などと感想を述べていました。 今後,さらにアイデアを広めたり,深めたりして,具体的なデザインにつなげていきます。 2年専門科目「表現基礎2」その学習経験からイマジネーションを膨らませ、2年生の「表現基礎2」で自分ならどんなパブリックアート作品を制作し、どんな場所に置くか、どんな効果が期待できるか、 発想力豊かな作品を考えてきました。その構想、コンセプトをイラストボードにまとめ、本日、各講座で発表会を行いました。 生徒はそれぞれ、プレゼンテーションをしっかり行いました。 1年「社会と情報」 ネットワークを使ったコミュニケーション今回の授業では、始めに教科書に則して、情報化による生活の変化(ネットショッピング、ネット辞書、口コミサイトなど)、ビジネスの変化(個人が個人にモノを売るという形態の発達 例:メルカリなど)等について紹介し、私たちの今の生活と情報技術は切っても切れないものであることを学びました。 授業の中では、利便性の裏側にはリスクも潜んでいること、インターネットの特徴、その光と影、ハイテク犯罪等についても学びました。 その後、一番身近な「ネットワークを使ったコミュニケーション」について考えよう!というテーマで、生徒が、ピクトグラムで「インターネットによるコミュニケーション(メール、SNSなど)での自分の体験」を表現しました。 グループの中でピクトグラム鑑賞会を行い、生徒は、他の人がどんなシチュエーションで嫌な思いをするのか、また嬉しいと感じるのかを知り、自分と他人では感じ方が違うということを実感しました。 ピクトグラムというシンプルなデザインで自分の思いを表現するということの面白さ、難しさもあり、みんな熱心に取り組んでいました。 ネットワークを利用にあたっては、利便性だけで無くリスクもあるということ、ネットワーク上でコミュニケーションを取る際は、文字や記号でしか思いを表現できない分、相手への思いやりをいつも以上に持つ必要があることを、しっかり理解して、利活用してほしいと思います。 |
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