最新更新日:2024/09/25 | |
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3年アートフロンティアコース総合的な学習の時間「表現探求F」 大阪成蹊大学 糸曽賢志教授による講演「アニメ業界の最前線」ラ・ラ・ランドなど映画の宣伝ポスターは世界と日本では大きく異なることを例に,国や世代によって好みや常識は変わること,凡人が評価されるためには相手に評価されるように分析し行動することが大切だと説き,なぜデッサンするのかと生徒に問いかけ,デッサンで培われる能力の大切さを伝えていただきました。 また,糸曽先生がスタジオジブリの入社面接を受けたときの宮崎駿監督とのエピソードや,崖の上のポニョなど宮崎監督の作品は何度見ても新しい感動や発見があるのはなぜかなど,とても興味深い話の連続で,生徒は片時も聞き逃せない集中した2時間でした。 授業を終えた生徒たちは,「とても面白かった。誰のために作るのかを考えたり,見る人を考えたりすることが大事だと分かった。また分析することや調べることの大切さを改めて感じた。」「映画のパンフレットやポスター1つとっても海外と日本ではこんなにも大きな違いがあるのだと驚きました。国や世代によって好みや常識は大きく違うのだと気づきました。どの世代,どの世代の人に気に入られたいかをまず設定し,その国や世代の好みや常識を徹底的に分析することが大切だと学びました。『すべて物事には理由がある』という言葉を大切にしていきたいと思いました。」「どんな業界でも要領の良さがすごく大切なんだと思った。考えたり,調べたり,分析して取り組むことが結果につながると聞いて,日々何事も考えて生活しないといけないと思いました。」などと感想を述べていました。授業後,先生を囲んで熱心に質問する生徒もいました。 将来,アニメーションやゲーム制作に携わりたいという進路希望をもつ生徒も多く,とても興味深くワクワクする話を聞かせていただきました。本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に 生かしてくれることを期待しています。 お世話になりました糸曽賢志先生,本当にありがとうございました。 2年「家庭基礎」 日本の伝統文化「浴衣」講師は、本校の染織専攻を卒業され、現在、OFFICE MASAKI RYOKO代表、同志社大学でも講師をされている柾木良子先生です。 授業は2回に分けて、浴衣の歴史を学んだあと、帯の締め方、浴衣の着方を実際に体験します。今日は1回目。帯の締め方まで体験しました。次週は、いよいよ浴衣の着付けを体験します。 2年専門科目「表現基礎2」 手のデッサン3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 外部講師を招いて「言葉と身体のコミュニケーション」今週の授業は、京都の劇団ソノノチ代表で劇作・演出家,本校の卒業生でもある中谷和代先生を講師にお招きし,「言葉と身体のコミュニケーション」をテーマに,役者さんの寸劇も交えながら「伝わらないってどういうこと?」を考えるワークショップを行いました。 まず二人一組で互いに頭の中に思い描いた野菜,果物,動物を 1.言葉で説明して伝える 2.相手からの質問に答える形式で伝える 3.相手からの質問に答えつつヒントを出して伝える という3つのゲームに挑戦しました。思い通りに伝えられなかったペアも多く,特に2のゲームが難しかったようです。 1から40のカードを使ったゲームでは,自分の番号を趣味の活動量で表すゲームに挑戦しました。数字が大きい人ほど活動量の多い趣味を考えて表現するゲームで,互いに相手の趣味を尋ね,自分の数字と最も近い数字の人とペアになるゲームです。毎日マラソンする人(34)とトライアスロンする人(33)のペア,友人に誘われると遊びに出る人(11)と月1回図書館で読書をする人(10)のペアが優勝しました。生徒の表現力と勘の鋭さに感服しました。 演劇マジカルというゲームでは,2人の役者さんが「とあるカップルの休日」という寸劇を,せりふ回しや間合い,表情,距離感などで2パターンに演じ分け,コミュニケーションを考える上で大切なことを学び合いました。中谷先生からは、「人は互いに違いがあることが前提。上手くコミュニケーションが取れなくても誰のせいでもない。その上でどのようにコミュニケーションをとるか。正解や間違いはありません。」と助言をいただきました。少し心が軽くなるお話で,笑顔が絶えない授業でした。 授業を終えた生徒たちは,「アクティブな授業で楽しかったです。個人の感覚の差って結構あるなと実感した。普通とか平凡とか自分では分かるけど,他人の物差しだとズレが生じる言葉で,自分の言いたいことを言葉だけで100%伝えることは難しいなと思います。これからはもっと具体的に分かりやすくコミュニケーションをとっていこうと思います。」「ミニゲームや劇を通して自分では分かっていても人に伝えるときに上手く伝えたれないことが普段の生活でも結構あるなと思いました。人に伝えることの難しさが今後の人生での課題だと思います。また俳優さんの演技の違いには関心させられました。私は人見知りできつい言い方をしがちなので気をつけたいと思います。」「同じ言葉でも言い方や相手によって伝わり方が全然違ってしまうことが分かりました。だからこそ,SNSなど文面だけで交流することが多くなった今,文章の組み立て方には気をつけないといけないなと思いました。」などと,コミュニケーションの難しさや伝え方の大切さをしっかりと学んだようです。 ご指導いただきました中谷和代様,役者の方々には大変お世話になり,ありがとうございました。生徒たちは今回学んだことを今後のコミュニケーション活動に生かしていきます。 1年専門科目「造形表現」の授業 その2●洋画分野 バケットとワインをモチーフに油彩画制作 1年専門科目「造形表現」の授業 その11年専門科目「造形表現」は、2年次からの8専攻につながる実習を通じて、1年生の間に、自分の進むべき専攻を見きわめていきます。 入学当初からしばらくの間、すべての生徒が8分野の実習を順番に取り組み、8分野から3分野を選択しました。先日より、選択した3分野の実習課題に取り組み始めているところです。 少しずつその様子を紹介していきます。 ●染織分野 写真上 テーマ「顔」。 各自が選んだ「顔」の写真を持参し、トレースしてカッティング 下 完成見本(昨年度作品) 3年「コミュニケーション英語3」の授業今週は、教科書で「植物」についてReadingを行った後、生徒一人ひとりが「好きな植物」または「珍しい植物」というテーマで、タブレットiPadを活用して、ALTと1分間紹介インタビューを行いました。 興味深いユニークな植物がたくさん登場し、発表の内容についてALTの先生から質問され、それに即座に返答するなど、和やかな雰囲気の中、さすが3年生、英語による活発なコミュニケーションが見られました。 2年専門科目「表現基礎2」 デッサン2年専門科目「表現基礎2」では、デッサンに取り組んでいます。 モチーフは、ピーマン、缶、角材、荷造り紐です。 3年「表現探求F」 京都市交通局との連携による課題研究 「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 その4
今年度、3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」では、京都市交通局と連携して課題研究に取り組んでいます。
今週は、嵯峨美術大学の大森正夫先生の2回目の授業で、「京都らしさ」について各自が考えたアイデアを出し合い、共有する授業を行いました。 配布されたメモ用紙に3〜5個のアイデアを箇条書きし、メモを見ながら発表していきました。アイデアをうまく表現できない場合は、大森先生が巧みな質問でまとめていただきました。つまらないアイデアだと決めつけず、考えていることをすべて外に出すこと、できるだけ多くのアイデアを出し、カテゴリーごとに整理することで良いものを見つけ出していくという、ブレーンストーミング&KJ法の手法でアイデアを整理していきました。そうすると、表現技法、モチーフ、インスタレーション、場所、歴史、祭などの項目で分類すると、生徒が考えたアイデアに一定の傾向(偏り)があることが分かりました。中にはQRコードを利用して絵や情報を提供するアイデアやバスの揺れを利用したデザインなど、斬新なものもありました。 大森先生からは、「iPhoneなど新しいテクノロジーを利用したアイデアもいいのでは。車内デザインに留まらず企画提案など、依頼された以上のものを提案する意気込みでやろう」と助言をいただきました。 授業を終えた生徒たちは,「色々な意見を聞くことができた。しかし分類していくと偏ったところもあると気づいた。アイデアを出すのは難しいと思った。」「表現方法にも様々な種類があって面白いなと思いました。特にバスの振動で動くデザインはバスの常識を変える発想でとても面白いと思いました。せっかくやるなら新しいことに挑戦する方が楽しそう。」などと感想を述べていました。 次回の授業では、グループごとにアイデアを作画にして提案します。アイデアをどのように作画にするか楽しみです。 1年専門科目「表現基礎1」 パプリカウィーク 〜色の三属性をテーマに表現する画用紙を4面に分け、次の4つの表現に取り組んでいきます。 1.アクリルガッシュによる描写表現 2.同一色相による表現 3.同一トーンによる表現 4.面分割と補色による表現 |
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