最新更新日:2024/09/20 | |
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3年生 人権学習将来アルバイトや就職をする時に、自分自身を守るためにも知っておくべきことを、スライドや寸劇を交えながらわかりやすくお話ししていただき、知っているようで知らない労働・社会保険について改めて知ることのできる良い機会になりました。 3年パイオニアコース 総合的な学習の時間「表現探求P」 校長の特別授業「無言のメッセージ」テーマは「無言のメッセージ」です。校長は、長野県上田市にある、戦没画学生の作品を展示している「無言館」の作品を2005年に京都の展覧会で観ました。そして2年前、銅駝美術工芸高校に赴任したとき、校長室で、無言館が編纂された「戦没画学生の人名録」という書籍を見つけます。その人名録には、本校の前身である、京都市立美術工芸学校の卒業生がたくさん掲載されており、本校生徒の先輩にあたる人々が、美術を学び制作活動をしながら志半ばで兵士として出征した戦没しことを知ります。その夏、校長は、長野県上田市の「無言館」を訪問し、多くの戦没画学生の作品ともう一度向き合いました。 そして是非、本校生徒にこのことを伝え、日本の近代史と美術との関連性を意識しながら生徒に考えてもらおうということで授業を組み立てました。 本校が収蔵している作品の中に、戦没画学生の人名録に掲載された77名の京都市立美術工芸学校の卒業生のうち3名の作品が存在していることも明らかとなり、その作品を収蔵庫から教室へ持ち出し、専攻教員が解説もしました。 生徒は授業で学んだことをもとに、美術に関わる一人として様々なことを考えました。 この授業は、今日のアートパイオニアコースの授業だけでなく、後日、アートフロンティアコースの授業でも行う予定です。 写真上 校長の授業 中 校長の授業 下 本校収蔵の戦没画学生の作品を専攻教員が解説 3年アートパイオニアコース 総合的な学習の時間「表現探求P」 特別講義3年総合的な学習の時間「表現探求P」の授業の様子を紹介します。 ●11月16日は池坊短期大学の岩野勝人先生にお越しいただき、「美術の可能性」−ワークショップを通じて社会と関わる−というテーマで講義していただきました。 岩野先生の作品は地域の人々、子どもたちに愛されています。紹介していただく作品の規模や関わる人脈がだんだん大きくなっていき、日本だけでなく海外の紛争のある地域でもワークショップを行ったと聞いて、生徒はただただ尊敬のまなざしを向けていました。 何でもないことのようにお話されていましたが、その実現には多大な困難があったと思います。子どもたちは、どんな人種であろうとみんな同じ顔をして笑う、ということにハッとさせられました。 アートには世界中の人々を笑顔にできる力があり、またそれが使命であると考えさせられました。そのためにはまずは自分が楽しむこと、これが大事であると教えていただきました。 ●11月30日(木)は近畿大学の森口ゆたか先生にお越しいただき、「ホスピタルアートとの出会い」について講義していただきました。 様々な偶然の重なりで、ホスピタルアートと出会われ、ご自身の人生やご経験のお話を織交ぜながら、アートは負の要素をひっくり返せる、命や魂を救える。病院をはじめとする療養施設にはアートやデザインの力が必要である、と教えていただき、強く、優しい気持ちが伝わってきました。 また、受験勉強で日々疲弊している生徒たちに、最終的にどんな進路を選んだとしても、何を志すかが大事で、どこへ進んだとしても楽しい学校生活が送れる、と激励していただきました。 この二つの講義を通して、生徒たちは自分たちがこれからさらに深めていく芸術の道にも様々な可能性があり、何かを変えることのできる力を秘めていること、アートやデザインが今世の中に求められているということを感じてくれたと思います。 写真は11月30日の授業の様子 1年専門科目「造形表現」 後期は2分野を並行履修しています。最終的に2分野のうちから2年次からの先行を1つ決定します。 まず3分野の授業の様子です。 写真上 洋画分野 中 染織分野 下 デザイン分野 2年「コミュニケーション英語2」 銅駝を紹介する英語のビデオを制作・発表内容は、グループでサブテーマを決め、iPadを用いて校内を撮影し、銅駝を紹介するビデオを英語で制作しました。ビデオ撮影の際には発話は英語のみ、というルールの中で協働学習として取り組みました。生徒はiPadの撮影や編集はとてもスムーズに行い、スピーチ原稿も作って全員が発表しました。 グループごとにテーマは様々で、銅駝の授業風景、生徒の自由服、モチーフ、校内心霊スポットなどでした。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その3約2時間ほどかけて、2枚の絵が完成しました。生徒が2枚の作品を掲げ、皆さんに見ていただきました。そのあと施設の方が、廊下の壁面にきれいに掲示していただいたので、しばらく、多くの方に鑑賞していただけると思います。 入所者の方の表情や制作の様子を見せていただき、また一緒に取り組んでいる生徒の活動を見ているとアートの力はすごい、と思いました。アートによってコミュニケーションが生まれ、力が湧いてきて、変化が起こる。アートを通じて社会とつながることは、本校の美術教育にとってとても大切であると改めて感じました。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その2最初、あいさつの後、みんなで「上を向いて歩こう」を歌って、リラックス。 そのあと「お花見」と「海水浴」の下絵をテーブルに広げ、入所者の方に囲んでいただき、制作が始まりました。生徒が声を掛けたり、お手伝いをすると入所者の方もどんどん手が進みます。ご自分で手が動かしづらい方も、介助者の方と一緒に筆をもって色を塗っていただきました。 27日 3年「表現演習」E講座 「東山老年サナトリウムでの美術による交流」 その1今日の取り組みのために、教員が事前に訪問し、そのあと生徒が事前学習、準備をしてきました。入所されている方が参加しやすいワークショップは何か、どんな材料や画材があればよいか考えながら準備し、「お花見」「海水浴」の下絵を描いて、塗り絵やオリジナルスタンプを制作したり、絵具やクレヨン、色鉛筆などを用意して本日訪問しました。 写真上 事前準備の様子 中 事前準備の様子 下 本日、ワークショップのフロアに用意された看板 24日(金)2年生デザイン専攻「実習1」 221色の絵の具アクリルガッシュは全色(全221色)を持参していただき、試したことのない色を前に、生徒たちは目を輝かせていました。今後の制作に役立てていくとともに、絵の具の奥深さにも触れられたのではないかと思います。 1年生「社会と情報」 合成写真の作成先週と今日の1年生社会と情報の授業では、コンピュータを使った合成写真の作成をしました。 ディジタル情報の特徴である加工が容易な点、データを使いまわすことが可能な点を意識しながら、授業に臨みました。 まず、iPadを使って背景が青色の人物写真を撮影し、それをコンピュータへ送ります。 その後、合成したい背景の写真と組み合わせ、背景と人物の明るさの差、光の位置や影の濃さ・長さ等を考えながら調整を行い、1枚の写真にしました。 今回は課題に「非常口」を使って、非常口の人物を自分自身の画像に置き換えたものを提出するように言いましたが、生徒達は終始楽しそうに作業に没頭していました。 |
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