京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/12
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本校は 自由快活な校風のもとで 多様性を尊重し共に高め合い 美の精神をもって広く社会に貢献できる 高い理想をもった創造性豊かな自立した青年を育成します

27日 3年アートフロンティアコース総合的な学習の時間「表現探求F」 SDGsをテーマに

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 3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「表現探求F」

 HONDA次世代水素教育プロジェクト 理科・社会連携プログラム
 「水素エネルギーで燃料電池車を走らせよう!」

 今回は、HONDA次世代水素教育プロジェクトより先生方をお招きし、表現探求Fの授業で継続的に取り組みを続けている「SDGsによる課題探究」と関連づけて、「水素エネルギーで燃料電池車を走らせよう!」というテーマで講義と実験を交えながらのワークショップをしていただきました。

 授業の導入は先生方の自己紹介も交えながらの科学や研究に興味を持ったきっかけや、今研究されていることを高校生にも身近に感じられるような切り口で話をしてくださいました。そのあとは日本のエネルギー事情、水素の特徴(資源が豊富でクリーンであり貯蓄性がある)や既存のエネルギー資源が水素資源の社会にかわるメリット・デメリットの知識を講義で教わりました。

 そしていよいよ水素をよく知るための実験です。まずはじめに水素エネルギーを一度に放出させる実験を行います。生徒には水素を燃焼させる際にどのような反応が起こるのかクイズとして出題し、そして答え合せとして先生自身が水素燃焼実験の実演してくださいました。はじめは水素がゆっくりと燃焼をしますが、水素と酸素が2対1の割合(爆鳴気)になった時に大きな音を立てて、一気に燃焼します。生徒も明るさとその音の大きさに驚いていました。

 次の実験は水から水素を作り出すための『電気分解』の様子を装置を見て学び、水素と酸素の反応により電気を取り出す仕組みも合わせて学びます。燃料電池車の動力装置の仕組みもスライドをつかってわかりやすく学びました。

 そのあとは実際に燃料電池車の小さな模型を水素燃料で動かしてみるワークショップです。動作実験をグループに分かれてスピードや燃費を競わせる形でおこないました。これには訳があって、エンジンの燃料電池セルを2個または4個を直列に繋いで差によってスピードや燃費に違いがあることをのちに種明かしとして学ぶことが出来ました。

 最後は学校まで持ってきていただいた実際の水素燃料電池車を前にして生徒たちが見学をすることができ、生徒教員ともに大満足でした。

 今回は今後の社会が抱えるエネルギー資源の問題を具体的に考える良い機会となったと同時に、実際の研究者生の声が聴けるキャリア教育の観点から見ても大変有意義な時間となりました。この度は本当にありがとうございました。


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