最新更新日:2024/05/28 | |
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3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 その15
●3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「表現探求F」
京都市交通局との共同事業「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する」 1月29日の授業は,今年度最後の授業でした。この1年間に取り組んできたことを振返り,どんなことを学び,成長したかを振返りシートに記入しました。 これまで多彩な講師をお招きし,マンガやゲーム,デザイン,ファッションなど様々な業界の裏側や仕事の厳しさ,チームで情報を共有しながら作業をすすめる難しさを学びました。プロセスを可視化するグラフィックファシリテーションの授業では,目的にたどり着くためのプロセスの重要さや可視化する大切さを学びました。 また,今年度は授業の大半を洛バスの車内広告をデザインする課題に取り組みました。初めての試みで段取りがスムーズにいかなかったり,グループ分けに手間取り作業に入るまでに時間がかかったことなどもあり,作業に十分時間が取れなかったことなど反省点も多くありました。 しかし作業を進める中で,段取りの大切さや下調べの大切さ,自分たちが面白いと思えないと何も進まないことなど,様々な学びがありました。「広告には様々なルール(制限)があると知った。どうしたら目に留まるか考えた。」「一番難しかった。どういうデザインにすれば広告として伝えたいこと,魅力が出るかを考えた。」「初めて広告のデザインをしたため,より良くするためにどうすれば良いかを考えた。それがなかなか難しかった。デザインを作成するにあたって,以前に授業で学んだことを生かしていた部分もあったので大変勉強になった。」と振り返った生徒もおり,講師の先生のお話を聞く授業では得られない主体的な学びを体験した生徒も多数おり,課題探究型授業の手ごたえを感じることができました。 講師として貴重なお話をしていただいた大学の先生方や京都市交通局の担当の方々など,多くの方々の支援により,この1年充実した授業を展開することができました。厚くお礼申し上げます。 |
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