最新更新日:2024/09/24 | |
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2月22日(金)「第2回 PTA家庭教育講座」
2月22日(金)「第2回 PTA家庭教育講座」を「ちょっとぐらい ええやないか!〜京都大学教授 法哲学者 那須先生を囲んで〜」と題し、座談会風に行いました。左京区の他の中学校の保護者も参加され、にぎやかな座談会になりました。那須耕介教授は現在、京都大学人間・環境学研究科で教鞭をとられ、この研究科はかつての京都大学教養部、その前は旧制第三高等学校が前身になります。この旧制第三高等学校に近衛中学校の生徒があこがれを持つように、という願いから近衛中学校の校章はデザインされています。そういう意味では、近衛中学があこがれとしていた学校の教授をお招きできたことは何かの縁かもしれません。那須先生のご専門は「法哲学」。法とは何か、法律は何のためにあるのか、ということをご専門になさっていますが、今日の座談会では、中学生の保護者に対して、ルールという言葉に置き換え、身近な例をだしながら、わかりやすくお話ししていただきました。参加されていた方々からは、「家庭での子どもとのルールづくり」についての質問が多くありました。那須先生は「例えば学校でのルールは棒のようなもの。一方が突くだけである。しかし、家庭のルールは縄のようなもの。引っ張り合いもあるし、たるみもある。そうやって、自我が芽生えはじめた思春期の子どもは成長していく。そういう意味では子どもとルールについて考えることは大切」というお答えが印象的でした。質問は「面倒くさい」てどういうこと、哲学とは、おすすめの本など、多岐にわたりましたが、質問をうまくつなげてくださり、参加者全員が満足するようなお話しでした。座談会後、「中学生がこの座談会に参加したら、どんな意見を言うかな。ぜひ、そういう機会を設けてみたい。」という感想もありました。様々な刺激を与えていただいた、那須先生に感謝いたします。
来週の予定 2月28日(木)評議専門委員会(3年最終) 部活動なし |
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