2月6日(水)京都大学理学研究科の大学生、大学院生による出前授業が2年生対象にありました。各クラス2つに分かれ、一つは「3D宇宙シアター」もう一つはいくつかの理科実験のブースを体験するコーナーでした。「3D宇宙シアター」では3Dメガネをかけ、京大院生の解説のもと、地球を出発、宇宙の果てまでを旅し、宇宙の神秘に迫るものでした。2年生たちは、初めての体験だったようで、「面白かった」「宇宙ってこんな風になっていたんだ。」と感想を述べていました。理科実験のブースでは、「同期現象」「教訓コップ」「静電気で遊ぼう」「圧縮発火器」「最速降下曲線」「人工イクラ」など興味をそそられるお題のもと、自分の興味のあるブースへ行き、京大生の講義に聞きいっていました。「楽しかった。」「普段、考えないことを経験できた。」と、普段の理科の授業とは違う体験ができたようです。近衛中学は「私達の研究」という理科の冊子を57年間もの間、発行しています。ノーベル物理学賞を受賞された、湯川秀樹先生、朝永振一郎先生はかつて、この近衛中学の地で(京都一中時代)学ばれました。そういう伝統を引き継いで、理科という学問にさらに興味をもってもらえばありがたいです。