最新更新日:2024/09/20 | |
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銅駝へようこそ(44) 文化祭 その2
●文化祭準備
前回のHP記事にも書きましたが,クラス劇の準備は5月初めくらいからスタートします。役者,脚本,衣装,大道具,小道具,背景,音響,照明など生徒たちでやりきります。劇の統括責任者,それぞれのパートの責任者を決めたり,生徒会が招集する全体の会議の開催など,教員が支えながら生徒が主体的に活動する大きな学習の場です。意見の違いや思うように進行しない場面も生じますが,お互いを認めながら対話し着地点を見つけ,それぞれの生徒の個性や持ち味をうまく出し合って協働していくその過程が貴重な学びです。 大道具や小道具,背景,衣装なども美術専門校高校の生徒らしい,クオリティの高いものを制作します。 ※写真 衣装の制作 舞台背景の制作 大道具の制作 グラウンドで声出し練習 大道具「工事現場のフェンス」 ※「工事現場のフェンス」は全部手作り。金網部分は針金で全部編んで制作している。 銅駝へようこそ(43) 文化祭 その1
●文化祭
本校は、6月末に文化祭を2日間行います。銅駝の文化祭と言えば何といっても「クラス劇」。クラス劇以外に,文化系クラブの発表や舞台発表,そして最終日の午後に実行委員会主催で行う「夕焼け祭」があります。 クラス劇は5月初めくらいから取掛かり,相当な熱量で取り組みます。脚本,衣装,大道具,小道具,背景,音響,照明など生徒たちでやり切ります。さすが美術専門高校の演劇と言われるほど,クオリティの高い発表が続きます。 ●文化祭テーマ 文化愛テーマは全校から募集します。「銅駝」の漢字を使いながらのテーマが恒例。 2015年 「絵駝万芽祭」(えだまめさい) 2016年 「駝異夏舞斗祭」(ダイナマイトさい) 2017年 「駝美手祭」(ダビデさい) 2018年 「駝威主奇祭」(だいしゅきさい) 2019年 「愛銅瑠祭」(アイドルさい) ●オリジナルうちわ テーマが決まると,オリジナルうちわの募集が始まります。全校生徒に呼掛け提出されたイラストを掲示して生徒全員の投票になります。投票数の多かった上位4点が実際にうちわとなり,裏面に文化祭のプログラムを印刷して,生徒,教職員,ご来場の保護者に気に入ったもの1つを贈呈。体育館でクラス劇を見ながら,パタパタできます。 ●クラス劇紹介ミニポスター 各クラスは劇のタイトルを入れた紹介ポスターを作成します。何種類かつくるクラスもあって,文化祭までの間,どんな劇だろうと皆な楽しみにします。 ●主演賞・助演賞ノミネート クラス劇は審査され,「劇賞」のほか,「主演賞」「助演賞」も決まります。学校玄関には,「主演賞」「助演賞」にノミネートされた役名と役者(生徒)の名前が貼り出されます。 銅駝へようこそ(42) 体育祭
本校は、秋に美術専門高校として最大の行事である「美工作品展」を開催するため、大久保学校が秋に開催している体育祭や文化祭は5月、6月に行います。
●体育祭 ・体育祭は、例年5月の第3週。クラス対抗で競技しますが、種目によっては学年対抗レーや専攻対抗リレーがあり、クラスや学年を越えたチームで競う競技もあるのが本校体育祭の魅力でもあります。 ※昨年度のプログラムから ・EARTH ON THE MOON ・渡る世間は鬼ばかり ・竹取物語 ・三輪車リレー ・リレー(専攻対抗 予選・決勝) ・籠が逃げちゃうよ玉入れ ・クラス対抗リレー ・借り物(ひと)競争 ・二人二脚一心同体 ・学年混合綱引き ・しっぽ取り競争 ・大縄跳び ・暴風警報 ・学年対抗リレー タイトルだけ見ると,どんな協議?と思われるかもしれません。これまで生徒会,体育委員会がアイデアを出し合って作ってきた競技です。専攻対抗リレーは、選手も応援も専攻のカラーを出して熱戦が繰り広げられます。また「綱引き」は保護者の方も一緒に参加していただいたり、「暴風警報」や「クラス対抗リレー」には教職員チームも参加したりと楽しい企画もあります。 最後は全員で「マイムマイム」というのが恒例。大会運営は、教職員がサポートしますが、生徒会執行部、体育委員会でしっかりやりきります。 銅駝へようこそ(41) 春と秋の進路講演会
●進路講演会
・本校では、毎年、春と秋の2回、全学年生徒対象の進路講演会を行っています。様々な分野で活躍されている作家、研究者をお招きして、専門分野のお話しはもちろん、現在に至るまで歩んでこられた道筋や経験、これからの時代に生きる青年への期待や課題提起、メッセージをいただいています。毎回,質疑応答の時間は生徒からたくさんの質問が出され,講師の先生に丁寧に答えていただき,その時間も大変貴重な時間となっています。 ・今年度の春は、新型コロナ感染症拡大防止対応のため中止し、秋は武蔵野美術大学准教授で日本画家の岩田壮平氏をお招きする予定です。 ・過去5年間の進路講演会は、以下のような方をお迎えしました。 ※写真上 □2015年度 ・春 名和晃平氏 京都造形芸術大学教授(現京都芸術大学) 現代美術作家 ・秋 三沢厚彦氏 武蔵野美術大学教授、彫刻科、日吉ヶ丘美術コース卒 □2016年度 ・春 やなぎみわ氏 京都造形芸術大学教授(現京都芸術大学) 現代美術作家 ・秋 加須屋明子氏 京都市立芸術大学教授 □2017年度 ・春 永田萠氏 絵本作家 京都市こどもみらい館館長 ・秋 塩瀬隆之 京都大学総合博物館准教授 ※写真下 □2018年度 ・春 岩井 優氏 アーティスト 本校洋画科卒業 ・秋 イルコ・アレクサンダロフ氏 ブルガリア出身の写真家 □2019年度 ・春 カズ・オオモリ氏 ディズニー・マーベルUSA公認イラストレーター 奈良芸術短期大学准教授 ・秋 小山宙哉氏 漫画家『宇宙兄弟』 本校陶芸科卒 銅駝へようこそ(40) 様々な学びの機会 美術見学旅行から美術研修旅行へ
●これまでの美術見学旅行
これまで、2泊3日に日程で1年生の3月「美術見学旅行」を実施していました。年度によって一部訪問先が変わることもありましたが、倉敷の大原美術館、瀬戸内直島のベネッセミュージアム、地中美術館、家プロジェクト、香川の高松市美術館、猪熊弦一郎現代美術館、イサムノグチ庭園美術館などを訪問し鑑賞型の研修でした。生徒はじっくり鑑賞に取り組む質の高い3日間の学びに取り組みました。 ●課題研究型の美術研修旅行へ 新しい学習指導要領では、主体的、対話的で深い学び、協働的な学び、課題発見、課題解決に取り組む学びが重要であると示され、本校の教育活動もその様な方向で授業改革を進めていますが、泊を伴う旅行も、鑑賞型の成果を大切にしつつ課題研究型研修への転換をすることとし、2020年度から変更する予定でした。 この「美術研修旅行」は3泊4日で関東方面へ行き、各グループでテーマと訪問先を決めた研修や、美術館のご協力を得て現地で課題研究を行う内容で、旅行当日だけでなく、総合的な探究の時間で事前学習を重ね、現地での研修、事後のまとめ学習と発表を行うプログラムです。 なお,今年度新型コロナウィルス感染症拡大により、研修予定先の美術館等で、団体の入場、研修の見通しが立たない箇所があり、残念ながら今年度の実施は見送りました。 ※写真は、これまで実施してきた「美術見学旅行」 ・大原美術館 ・直島へのフェリー ・直島ベネッセミュージアム ・草間彌生作野外アート ・猪熊弦一郎現代美術館 ・イサムノグチ庭園美術館 お待ちしております。 9月12日(土)「入試説明会」
●9月12日(土)「中学生・保護者・教育関係者入試説明会」
・多数のお申込みをいただきありがとうございます。 ・これまでオンラインによる説明会を開催してきましたが,ようやくご来校いただくオープンスクールを開催することができます。 ・ご参加の皆様は,マスク着用と受付の所での検温にご協力ください。会場入口やトイレ前などには消毒液を設置していますのでご利用ください。 ・明日は在校生は授業日です。本来ならオープンスクールご参加の方に授業見学をしていただくのですが,新型コロナウィルス感染症対応として「密」を回避するため,説明会会場へ,2・3年生の実習の様子をZoom により中継する予定です。 ・どうぞお気を付けてご来校ください。 銅駝へようこそ(39) 様々な学びの機会 2年・3年専攻別美術見学
●専攻別美術見学
・例年,美工作品展が終了後,2年生,3年生は専攻別に日帰りの美術見学を実施します。専攻別に2年生と3年生が一緒に美術館や工房などを訪問し,鑑賞・研修をします。同じ専攻どうし学年を超えて一緒に学ぶ一日,専攻どうしのつながりも深まります。 ・昨年度は,以下の方面に出かけました。 日本画専攻・漆芸専攻 興福寺、古梅園、奈良国立博物館 陶芸専攻・デザイン専攻 横尾忠則現代美術館、丹波伝統工芸公園 洋画専攻 国立国際美術館、あべのハルカス美術館 染織専攻・ファッションアート カップヌードルミュージアム大阪池田 国立国際美術館、大阪市立科学館 彫刻専攻 兵庫県立美術館、池田市野外彫刻、太陽の塔 銅駝へようこそ(38) 様々な学びの機会 1年美術入門研修
●1年生 美術入門研修
・1年生は、入学してすぐに、「1年美術入門研修」があります。今年度は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため臨時休業になりましたので実施できず、美術の学習の中でその補充を行うことになりました。 ・例年は、午前中に国立近代美術館に出かけて、研修室で学芸員の方からお話を聞きます。その後、グループごとに展示作品を鑑賞し、気づいたこと、考えたことを画像と共にタブレットにまとめて発表します。そして午後は、京都市動物園に移動しそれぞれで写生をします。 ・入学してすぐの日程なので,まだまだ緊張感がある中ですが、クラスの仲間と対話したり、一緒に学び合う大切な時間になります。また、美術専門高校ならではの、学芸員のお話を聞く研修やバックヤードツアー、伸び伸びと動物の写生をする、楽しい一日になります。 銅駝へようこそ(36) 校内収蔵作品展/収蔵作品玄関展示
●校内展示室での収蔵作品展/玄関に収蔵作品展示
・本校には、本校を卒業された作家の方々、本校ゆかりの作家の方々からたくさんの作品を寄贈していただいています。本校生徒の美術教育のために、年に複数回、記念棟の展示室や学校玄関の陳列ショウウインドウに作品を展示しています。展示室での収蔵作品展では,本校美術工芸科教員が昼休みにギャラリートークを行っています。 ※写真 校内展示室での収蔵作品展案内 収蔵作品展の様子 玄関陳列ショウウィンドウの収蔵作品展示 中学生の皆さん 9月12日(土)「中学生対象入試説明会」お申込みは9月8日まで
★オープンスクールのお知らせ
●9月12日(土)開催の「入試説明会」 現在お申し込みを受付け中です。すでに多くの方にお申込みいただいております。 ★まだお申込みでない方は,9月8日(火)まで受付をしておりますので,学校HPの専用フォームからお申し込みください。 →「入試説明会」専用申込フォーム ●「第1回実技講習会」 ・日時 9月26日(土)9:00〜16:30 ※2年生は午前のみ ・対象 中学2年生,3年生 ・内容 実技講習,持参作品の講評,合格作品展示 付添いでご来校になった保護者対象に説明会も行います。 ★申込み 9月1日(火)〜本校HPの申し込み専用フォームから |
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