最新更新日:2024/06/13 | |
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中学生の皆さん 本校の「2020スクールガイダンス」のご案内チラシができました。
中学生の皆さん,保護者様。
今年度の本校のオープンスクールに関する情報を掲載した「2020スクールガイダンス」ご案内のチラシができました。 ● →「2020スクールガイダンス」チラシ 新型コロナウィルス感染症防止の対応を進めながら,中学生の皆さんの進路選択のお手伝いができるよう,例年とは少し変更しながら計画を立てました。例年であれば,6月に第1回目のオープンスクール「実技講習会」を,8月に体験学習「わくわくART」を開催していました。今年度は,新型コロナウィルス感染症防止を考え,中止とさせていただき,1回目のオープンスクールは,9月12日(土)の入試説明会からとさせていただきます。 しかし,本校の様子を早く知りたい,相談したい,実技面のアドバイスをしてほしいという中学生も多数おられることと思いますので,今年度新たにZoom による双方向の「WEB相談会」を行わせていただきます。申し込みたい,どのようなものか説明を聞きたいという方は,是非お気軽にまずお電話をください。ご案内させていただきます。 また,本校の「学校案内」(パンフレット)を見たいという方は,このホームページからデータでご覧いただくことができますが,手元に欲しいという方は,本校にお電話いただければ,送付させていただきます。 ● →「学校案内」(パンフレット)のデータ ●本校のスクールガイダンスや「学校案内」についてのお尋ねは,お気軽にお電話でどうぞ 銅駝美術工芸高校 TEL:(075)211−4984 銅駝へようこそ(13)本校の美術工芸科の学び−7
●3年アートフロンティアコース 「実習A」「実習B」
3年生アートフロンティアコースだけに設定されている実習が,前期の「実習A」後期の「実習B」です。 この科目は、8つの専攻分野を超えて、多様な表現方法を学ぶ講座で、前期・後期4つの講座が開講され、生徒が選択して学びます。本校教員が担当する講座もあれば、非常勤講師を招いて指導していただく講座もあります。 近年開講された講座には次のようなものがあります。 「似顔絵イラスト講座」「ステンドグラス講座」「版画・製本講座」 「板に描く人物」「「空間表現」「パフォーミングアーツ」 「木版画」「こだわりの陶芸」「クラフト工芸」」「アートブック」 「銅版画、油彩画模写」「金継ぎ・螺鈿(らでん)制作」 「マンガ・イラスト創作」「アニメーション」「デジタルものづくり」 ※写真上 実習A作品展 下 実習B作品展 銅駝へようこそ(12)本校の美術工芸科の学び−6
●2年・3年 専攻実習 「実習1」「実習2」「実習3」
2年生から始まる「専攻実習」は,本校の美術専門科目の中でも多くの時間数が設定されています。2年生の「実習1」は週6時間、3年生の「実習2」は前期8時間設定されています。制作のための技術だけでなく,ものの見方,考え方,表現の仕方,鑑賞の仕方,美術史など多様な角度から学びます。 8つの専攻ごとに1年生(造形表現の授業で使用)・2年生・3年生の実習室があり,一人ひとりの制作スペースが確保されています。 2年生も3年生も,実習で制作した作品を秋の美工作品展で発表します。悩み,苦労しながらそれぞれの力を出し尽くした作品を,大きな会場に展示し,多くの方に鑑賞してもらえることは将来への大きな糧となります。 3年生の美工作品展が終了し,後期に入るとアートパイオニアコースの生徒は「実習」の授業がなくなり,普通教科の演習科目の授業があります。アートフロンティアコースでは3年生の後期に「実習3」が設定されており,1月末頃まで数ヶ月,高校生最後の実習の時間が週8時間あります。各専攻とも,各自が設定した自由なテーマで作品を制作し,2月上旬に後期作品展を開催して発表します。 ※写真上 ・日本画分野 ・洋画分野 ・彫刻分野 ・漆芸分野 ・陶芸分野 ・染織分野 ・デザイン分野 ・ファッションアート分野 ※写真下 ・昨年度の作品展案内ハガキ 美工作品展 後期作品展 銅駝へようこそ(11)本校の美術工芸科の学び−5
●1年 「造形表現」 3分野から2分野選択へ
各自が選択した3分野の実習を前期末まで順番に進めていきます。後期からは,3分野から選択した2分野を並行履修します。毎週,A分野の実習授業とB分野の実習授業が3時間ずつ行われます。その2分野を並行して学びながら,1年生の2月には1つの「専攻」に決定します。 決定に至るまでには,美術工芸科の教員が様々な相談にのりアドバイスします。専攻の実習室は限られてるため,専攻ごとに許容人数があります。希望に順位をつけてもらった上で,総合的に検討し決定していきます。 ●「造形表現」第3期 2分野実習の様子 ※写真 ・日本画分野 ・洋画分野 ・彫刻分野 ・漆芸分野 ・陶芸分野 ・染織分野 ・デザイン分野 ・ファッションアート分野 中学生の皆さん 「2020年度オープンスクール年間計画」をご案内します。
中学生の皆さんへ
今年度のオープンスクール計画が決まりましたのでご案内します。 新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応として、例年開催していました6月の「実技講習会」および8月の「わくわくアート」は中止とさせていただきます。 ご不明な点があれば,学校へお電話でお尋ねください。 ●2020年度オープンスクール年間計画 詳細は → こちら □2020年度オープンスクール年間計画の概要 ●5月下旬より 「電話・WEB相談会」 中学生や保護者からの相談を随時お受けします。 電話相談,またはZoom によるWEB(ウェブ)相談に応じます。 ※5月中旬〜電話にて申し込み受付予定です。 ●9月12日(土) 第1回オープンスクール「入試説明会」 9:00〜12:30 2部制 ※8月中旬より,ホームページにて申し込み受付予定です。 ●9月26日(土) 第2回オープンスクール「実技講習会」 (中学2・3年生対象) 中学3年生対象 9:00〜16:30 中学2年生対象 9:00〜13:00 ※8月中旬より,ホームページにて申し込み受付予定です。 ●10月31日(土) 第3回オープンスクール「実技講習会」 (中学3年生対象) 9:00〜13:00 ※9月下旬より,ホームページにて申し込み受付予定です。 ●11月28日(土) 第4回オープンスクール「実技講習会」 (中学3年生対象) 9:00〜16:30 ※10月下旬より,ホームページにて申し込み受付予定です。 銅駝へようこそ(10)本校の美術工芸科の学び−4
●1年 「造形表現」 8分野実習の後、実習見学会
すべての生徒が8分野の実習を一通り経験した後,5月下旬に2・3年生の専攻実習見学会があります。各専攻の特色ある実習のガイダンス、相談会を経て、8分野から3分野選択します。 ※写真上 実習見学会の様子 ●「造形表現」第2期 3分野実習の様子 各自が選択した3分野の実習は、6月前期中間考査終了後から前期末まで行います。各分野とも、新しい題材・材料を使って、新しい手法・技術を学びます ※写真下 3分野の実習の様子 ・日本画分野 ・洋画分野 ・彫刻分野 ・漆芸分野 ・陶芸分野 ・染織分野 ・デザイン分野 ・ファッションアート分野 銅駝へようこそ(9) 美術工芸科の専門科目−3
●専攻の学び
本校には,日本画・洋画・彫刻・漆芸・陶芸・染織・デザイン・ファッションアートの8専攻を設置しています。全国の他の美術専門の学校には設置されていない,漆芸やファッションアートのような専攻もあります。かつては,「科」と呼んでいて,入試の際に「科」ごとで合格者を決定していました。つまり,それぞれの「科」で入学し,「科」で卒業するという時代がありました。2004年から学科改編し,入試も美術工芸科1科で募集して合格者を決定するようになりました。入学して1年生の間は,専攻には分かれず,「造形表現」という科目を前期は週4時間,後期は週6時間学びながら,1つの専攻に絞っていって,2年次から2年間専攻の実習を学ぶ形に変わりました。 ●1年 「造形表現」 この科目は,本校で学ぶ専攻の基本になる科目です。入学して当初,8つの専攻につながる8分野の実習を学びながら,約2か月間,毎週4時間順番に8つの分野の実習を進めます。これまで経験したことがないような実習を行い,毎週異なった分野の作品を制作することができます。 すべての生徒が8分野の実習を一通り経験した後,5月下旬に2・3年生の専攻実習見学会を開催し,各専攻の特色ある実習のガイダンスを受けます。その後,8分野から3分野選択し,各自が選択した3分野の実習を順番に前期末まで行います。 後期からは,3分野からさらに選択した2分野の実習を,毎週3時間ずつ並行して学びます。1年生の2月に最終1分野の専攻を決め,2年生から1つの専攻の実習を2年間取り組みます。 入学前から1つの専攻を決めるのではなく,8分野の作品制作を少しずつすべて経験しながら約1年間かけてじっくり考えて「専攻」を決定できるという本校のしくみは,生徒からも高評価を得ています。 ●「造形表現」第1期 8分野実習の様子 ・日本画分野 ・洋画分野 ・彫刻分野 ・漆芸分野 ・陶芸分野 ・染織分野 ・デザイン分野 ・ファッションアート分野 銅駝へようこそ(8) 美術工芸科の専門科目−2
●「表現基礎」 2年
2年生で学ぶ「表現基礎2」は、1年の「表現基礎1」で身につけた基礎実技力をさらに発展させ、多様な表現。柔軟な発想力や応用力を培います。2年生の秋には「進路探索期間」を設け、進路志望先に合わせた課題に取組んで、3年次に向けたステップアップを図ります。自らの進路について深く考え3年次に向けたコース選択も検討します。授業では、iPad の活用とともに毎回学びのワークシートを書いていきます。 写真1 パブリックアートについての発表・展示 2 デッサン 3 着彩課題 4 音から感じる色や形 5 立体構成 6 色彩課題「動物 × 〇〇な世界」 7〜9 進路探索期間 志望を考えている大学にあわせた講座で、 進路先ごとで異なる特色ある実技課題に 取り組んでいます。 銅駝へようこそ(7) 美術工芸科の専門科目−1
●美術工芸科の専門科目
美術工芸科の専門科目には、美術分野全般に関わる基礎・基本を学ぶ「表現基礎」,基礎科目で習得した実技力の上に生徒の進路に応じた課題でさらに応用力をつける「表現演習」、また実習系の科目として「造形表現」「専攻実習」「実習AB」があります。 少しずつ紹介します。 ●「表現基礎」 1年 1年生で学ぶ「表現基礎1」は、デッサン、色彩、立体の基礎実技力を身につけることを目標としています。課題は多様で、生徒の興味・関心・意欲をかき立てるものばかりです。小学校、中学校ではあまり経験したことがないような題材、手法で授業を進めます。五感をフルに使ってものの見方、考え方を深めます。iPad の活用とともに毎回学びのワークシートを書いていきます。 写真1 体育館に1年生全員が入り、自分と他の生徒の身体表現も 行いながら進めるクロッキー。光と影について学ぶ 2 視覚に頼らず触覚で感じ、表現する。 3 パプリカをモチーフに色の三属性を学ぶ。 色の三属性についてジグソー法で学ぶアクティブラーニング 4 立体表現 5 構成デッサン 6 色彩構成 光と影 銅駝へようこそ(6) 本校が目指す教育
●教育理念
自由快活な校風のもとで 多様性を尊重し共に高め合い 美の精神をもって 広く社会に貢献できる 高い理想をもった創造性豊かな自立した青年を育成する 教育理念とは、教育の目指す理想の姿です。本校では、教育活動の中で「観ること」「感じること」「考えること」「表現すること」を大切な営みとして取り組んでいます。この営みは、他から強制されたり制約されたりするのではなく、一人ひとりが自由を保障された上で行うことです。同時に、他の人のこれらの営みについても自由が保障されなければなりません。自分の自由だけを主張するのではなく、相互の自由を認め合うことで「観ること」「感じること」「考えること」「表現すること」を深く、豊かに取り組むことができ、共に成長していけるのです。本校の教育では、そういう意味で「自由」ということを大切にします。そして「快活」とは、元気で生き生きしている様子です。「自由快活」というのは、美術を学び、制作活動、表現活動をしていくことはもちろん、普通教科や探究の学び、そして学校行事など、多感な青年期に発見や思索、仲間と切磋琢磨して成長する場としてふさわしい校風であると考えています。 ひとは皆違っていて当たり前。それぞれの生徒が、まずありのままの自分を認められること、他の生徒のありのままも認めること、その上で、「ありのまま」を受けとめながらただ「そのまま」にしておくのではなく、生徒どうしの学び合いの中で、自己を変革、成長していける学校であることを目指します。 本校で美術を学ぶと言うことは、単に技術を身につけ作品を制作することが目標ではありません。本校では、「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」ことを大切にします。これからの予測不可能な社会で生き抜くためには、他者に依存して答えを待ったり、これまでの経験だけで答えを出すのではなく、自分から主体的に課題を発見し問いを立て、感性を働かせ、深く思考し、自分なりの表現や今までなかったものを創造していく、そういう力がどうしても必要です。本校の教育は、その様な自立した青年を育てていくことを目指します。 本校は、この教育理念に掲げた教育を目指すため、次のような教育目標を立てています。 ●教育目標 ・多様なものごとに触れ 美しさや本質を見出す 「感じる心」を豊かにする ・主体的に取り組み 広い視野で柔軟に深く思考できる 「考える力」を伸ばす ・幅広い美術の知識や技能を学び 自分の思いや考えを 形にする「表現する力」を高める 教育理念に掲げた青年の育成のためには、「感じる心」、「考える力」「表現する力」を高めることが必要であり、本校では普通教科、美術専門教科、総合的な探究の時間、特別活動において、その目標達成を目指します。目標の中で示した「多様な」「広い視野で柔軟に」「幅広い」という点がとても重要です。美術専門高校の教育は「狭い」「特殊」「将来の進路が限定される」というイメージをもたれていないでしょうか。本校の教育は、そのイメージとは大きく異なります。これからの時代は、アートの力、美意識が必要だと言われています。本校は、普通科高校での学びで重視されていることを「美術で学ぶ」学校です。その上で、感性や発想力、表現力、創造力を大いに磨くことを教育活動で取り組みます。 |
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