京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/25
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中学3年生対象「実技講習会」(6/8開催)の申込受付は終了いたしました。

10日(水) 1年生総合的な探究の時間「探究1」森美術館とのオンライン研修

●研修旅行予定先とのオンライン学習

 今年度から1年生は,関東方面への美術研修旅行を計画していましたが,コロナ禍で実現できなくなりました。しかし,研修旅行で訪問する予定であった美術館のご理解,ご協力により,オンラインで美術の探究学習をすることが実現しました。

 先日は,東京富士美術館と「展覧会をつくる」という学習を行い,学びの過程で美術館の学芸員の方に,お話やご指導をしていただきました。最後の発表会では丁寧な講評をいただきました。

※東京士美術館との連携によるオンライン探究学習「展覧会をつくる」発表会→HP記事

●東京・森美術館との連携によるオンライン研修

 10日(水),東京の森美術館のアソシエイト・ラーニング・キュレーター白木栄世さんに講師をお願いしアートについて考える研修を行いました。

 1年生がマルチホールとアクティブラーニングルーム2会場に分かれて入り,森美術館の白木さんとZoom を使って,3か所をオンラインでつなぎ,複数画面で様子を映しながら進めました。

 白木さんから森美術館の紹介,アーティストの取り組みや現代アートについて講義をしていただき,1年生がこれまで探究で学んできたこととも関連付けて,今日の研修のねらいを説明していただきました。そして本日のグループワークディスカッションのテーマとして「アートとは何か?」という課題を出していただきました。各グループで付箋紙と模造紙を使いながらディスカッションを開始。グループワークの途中で,白木さんと各グループのタブレットをつなぎ,グループごとに個別に白木さんと対話しながら進めました。最後に3元中継で発表会を行い,白木さんに丁寧に講評していただきました。白木さんは,エデュケーションからラーニングへという問題提起をしながらお仕事をされています。一方通行の伝達ではなく,同じ場でともに学ぶことの重要性を今回の研修で改めて感じました。

 ICT機器をフルに活用し,
・東京の美術館とつないだ学びができたこと
・約90名の生徒が,同じ時間帯に,一人一人の気づきや考察,
 グループでの協働の学び,1学年全体での学年全体での学びを
 多様に組み込めたこと
・コロナ禍で予定通りできなかった研修旅行を違う形態の学びとして
 実現できたこと

 素晴らしい,新しい学びのスタイルを創り出すことができました。

※写真 会場1:マルチホール
    会場2:アクティブラーニングルーム

    キュレーター白木さんの講義
    テーマ「アートとは何か?」の提示

    マルチホールでグループ発表
    アクティブラーニングルームでのグループ発表

    グループワーク,ディスカッション

    各グループと白木さんとのオンラインでの対話
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1年総合的な探究の時間「探究1」 東京富士美術館との連携授業「展覧会をつくる」 研究発表会

 1年生総合的な探究の時間「探究1」では,「展覧会をつくる」という課題研究をしてきました。この課題研究は,東京富士美術館のご協力により,事前の学習から丁寧に講義,ご指導をいただき,進めてきたものです。課題研究をする上で,東京富士美術館より寄贈していただいた素晴らしい所蔵作品の図録を活用させていただきました。

 すでに1年生2クラスが発表会を終えていましたが,3日が最終クラス。各グループが,東京富士美術館所蔵の作品からテーマ設定をして,コンセプトや対象,開催時期をしっかり考えながら企画案を作成し,美術館の模型を製作して展覧会の展示方法をプレゼンしました。

 アクティブラーニングルームを会場に,Zoom で東京富士美術館の学芸員・平谷美華子さんに発表を見ていただきながら,丁寧な講評をいただき,立派な発表会となりました。発表会は一つの到達点ですが,これまで課題研究に取り組む中で学んできたことを大切にしながら,新たな学びに活かしてほしいと思います。
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24日,2年総合的な探究の時間「探究2」 1年生の前で全体発表会

2年総合的な探究の時間「探究2」発表会

 2年生の「探究2」は,SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに探究活動に取り組んできました。

 24日午前,2年生の各クラス8グループ,合計24グループが6会場に分かれて課題発表をしました。1年生は6会場に分かれて発表を聴き,Forms というアプリでタブレットから評価をしました。2年生は発表の様子を動画で撮影し,後日それを視聴して同じくForms 相互評価をします。

 課題研究発表のテーマとして「食品ロス〜コンビニ1日15kg」「つくる責任つかう責任〜ゴミ袋か胃袋か?」「おにぎりアクション〜おにぎりで世界を救えるか?」「差別の刃〜無限ジェンダー編」「少数民族の言語の消失〜アジア少数民族の知られざる言語」「日本教育の改善点〜ジェシカの洗脳救出物語」「0.01%〜これから水の話をしましょう」など,様々な問い,視点からグループで探究した結果を報告しました。 
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しなやかなICT機器活用  普通授業の様子

●しなやかなICT機器活用

 今年度,新型コロナウイルス感染症への対応から,ICT機器活用の重要性,ハード面,環境整備の喫緊性が大きなニュースとなりました。

 本校では,2014年度にWiFi環境の整備,学校貸出用タブレット40台の配備を実現し,2015年度から活用を進めました。2016年度より入学時にタブレットiPadの購入をお願いし,教具として学校に持参すること,2年間かけて教員全員にも貸出用を配備し,効果的活用を研究・実践してきました。

 新型コロナウイルス感染症防止対応として臨時休業となった期間には,その環境を十分活用し,オンラインによる授業配信,課題提供・提出,Zoom による面談やホームルームなどを行い大いに力を発揮しました。また,中学生や保護者向けのオープンスクールを本校で予定通り実施できなくなった代替として,オンラインの学校説明会,WEB個人相談会などを行いました。

 今取り組むべきは,日常的な活用と緊急時の活用を柔軟に行うこと,対面とオンラインの長所・短所を踏まえたハイブリッドな活用が重要であると考えています。教育プラットフォームClassi を継続して活用していますが,現在Teams の活用についても実践・研修を進めています。

 ただ単にICT機器によりかかったり,緊急時の代替手段としての活用ではなく,どういう活用が効果的か,学びの主体である生徒にどんな学びのニーズがあるかなど,生徒とも対話しながら,研究・実践を重ねたいと考えています。

※写真 普通教科でのICT機器活用(数学・英語)

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2年生「コミュニケーション英語2」 総合的な探究の時間と関連付けてSDGsをテーマに英語発表

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 2年生の「コミュニケーション英語2」の授業で,「バングラデシュの船の学校」について学習しています。バングラデシュは雨季には洪水が頻発し,世界の最貧困国のひとつとして数えられており,教育へのアクセスや電気も不足しているため,船を教室として使用し,電力供給も行うというNPO組織の活動が紹介されています。

 そこで,総合的な探究の時間「探究2」の授業でグループ学習しているSDGsと関連させて,この授業では生徒一人一人が,SDGsの17目標のうち1つを選び,現状を調べ,高校生として解決策を提案する,というプレゼンテーションに取り組みました。

 iPadを活用し,数値やグラフを提示しながら問題提起や身近で取り組める活動の呼び掛けなど,それぞれの視点から様々なことを深く考えた素晴らしいプレゼンテーションばかりでした。
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2年「コミュニケーション英語2」で,新年の抱負を英語で発表

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 2年生の「コミュニケーション英語2」の授業では,新年の抱負(This Year's Resolution) について,3つ目標と目標設定の理由を,タブレットiPadの KeyNote を用いて,英語とイラストで発表しました。

 美術科高校の生徒として実技力をどのようにして磨いていくか,また大学受験の年となる自覚など,皆それぞれしっかりと発表することができました。
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7日(木)ICT活用校内教員研修会 Teamsを使って課題配信,課題提出,新型コロナウイルス感染症対応のための授業記録について

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 7日,本校のデジタル教育推進委員会主催で,教員研修会「Teams 準備編」“みんなで触ればこわくない”を行いました。

 本校では,昨年の臨時休校中にオンラインの授業・課題配信やZoom による面談などに取り組みました。それ以後もICT機器の活用が「緊急時用」にならないように,日常的により豊かな活用をしていくために,また対面とオンラインのハイブリッドな教育活動を進めるために,教員研修を重ねています。

 今回は,Microsoft365の活用としてTeams を使って,各授業の生徒グループの作成のしかた,教員からの課題配信,課題提出の受け取り,フィードバックのしかたを学びました。

 あわせて新型コロナウイルス感染症への対応として,もしもの場合に備えて,タブレットを活用しながら,授業の状況を記録しておく方法も研修しました。

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1年専門科目「表現基礎1」 冬休みの課題説明 ICT機器たっぷり活用 Zoom ・ iTunesU ・Keynote

 今回の「表現基礎1」授業では,冬休み中の課題の説明がありました。

 3クラス一斉に説明するために,Zoom を活用し,表現基礎担当のチーフの教員が,校内の別の部屋からZoom で説明するのを,生徒は各講座の教室で,リアルタイムで説明を聞きます。各教室に入っている各講座担当の教員は,Zoom による全体説明の後,3つの課題制作に必要なモチーフ(レモン)・ストロー・タオル・画用紙などを配布して,必要な指示をしました。

 3つの課題制作に必要なデータは,生徒のタブレットiPad に教員から配信されており,iTunesU に添付されている Keynote でその内容を確認しました。データは自分のタブレットにダウンロードしているので,自宅で課題に取り組む際も何度も確認しながら進めることができます。

 美術専門科目の授業は,生徒が自らの手で制作することが基本ですが,ICT機器を活用することで,学ぶ側も指導する側も円滑に進めることができます。指導をするにあたっては,チーフの教員と各講座担当教員のチームによる指導体制を作っており,授業計画,指導計画もチームで検討してより良いものにしています。

 本校では,保護者のご理解をいただきながら,入学時に生徒全員がタブレットを購入し,「BYOD(Bring Your Own Device)」各個人が自分のデバイス(PC・タブレット・スマートフォンなど)を学校に持込んで活用するしくみができていること,校内にWiFi環境が整備され,教員全員に指導用のタブレットを貸与できていること,このような学習環境が構築できているおかげで,工夫した多様な学習が展開できます。
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電子黒板 導入! 活用を進めます。

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 本校では,2014年前よりWiFi環境,タブレット導入を進めてきました。ICT機器活用の環境整備については,京都市教育委員会に学校の将来ビジョンを示し,予算を認めていただき,段階的に整ってきました。2016年度から,保護者のご理解をいただきながらタブレットiPad を入学時に購入していただき,様々な活用を進めてきています。

 今年度は,電子黒板の導入を認めていただき,22日に搬入が終わりました。これから設定を行い,年明けに校内で研修会をする予定です。

1年 総合的な探究の時間「探究1」 東京富士美術館との連携学習「展覧会をつくる」

 1年生総合的な探究の時間「探究1」では,「展覧会をつくる」という課題研究をしています。

 この課題研究は,東京富士美術館と連携させていただき進めています。過日,東京富士美術館の学芸員の方にオンラインで講義していただいた後,東京富士美術館から寄贈していただいたの貴重な作品図版を使って,各グループがテーマ設定をして展覧会の企画案を作成しています。

 今回の授業では,グループ内で,図版を見ながら企画案を検討しながら,美術館の模型を作成し始めました。
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行事予定
3/10 1年探求1ワークショップ
2年学年末考査1日目
3/11 1年探求1ワークショップ
2年学年末考査2日目
3/12 授業回復措置期間(〜15日 1年のみ)
2年学年末考査3日目
3/15 2年学年末考査4日目
3/16 1,2年学年行事日

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