京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/23
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今はまだ夢が 見えなくても 一歩ずつでいいから 歩こう 途中で止まっても そのとき感じ 見た経験は 大きな力になるよ

雪・雪…1年のしめくくり冬山スタディング

22日に、後期前半のしめくくりを行いました。秋パーティーでのテーマでもあった「絆」、人権学習で考えた「かけがえのない・一期一会」、今年1年の行事や出逢った人たちのことなどを思い返しながら、「ハチドリのひとしずく」という南米の民話をもとに、新年に向けて「自分ができる、踏み出せる一歩」について生徒たちに話をしました。
また、23日・24日には、3年生の希望者による、花背山の家での一泊二日の学習合宿「冬山スタディング」がありました。23日の朝方からの雪で、花脊一帯は素晴らしい白一色の雪景色が見られました。
子どもたちのがんばりと先生方の熱意、そして、この取組に力を与えてくれるのは、「雪や山々の景色」「凜と張りつめた空気」など自然の力であることを改めて感じました。
3年生は、毎年この取組に参加するかどうか悩みます。その葛藤も自分の進路と向き合う大切なことです。参加した生徒も、しなかった生徒も自分で決めたことが大事です。ありのままの自分と向き合える勇気が、自分の進路を切り開いていく力になります。
がんばれ3年生!! みんな応援しているよ!!
冬山スタディングが終わり、洛風もようやく冬休みです。
今年1年、ありがとうございました。
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世界人権デー・ハチドリのひとしずく

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昨日のヒューマン・タイムで人権月間にちなんで、人権学習1回目を行いました。まず「一期一会」を一枚の「私だけの葉っぱ」に出会うことで体験しました。また、一人一人に思いを込めて付けられている「名前」を手がかりに「かけがえのない存在」について考えました。一枚の葉っぱとの出会いと別れ、その葉っぱに思いこめて付けた名前、そして、親の気持ち、子どもの気持ちなどお母さんのへの思いこめた歌を聞いたりして、一人一人の人間はだれもが「かけがえのない存在として、尊厳を持って生きているんだ」ということを感じ合いました。
その後、世界人権宣言を一緒に読み、アフリカのシエラレオネ共和国のことを紹介しながら、世界の現実に目を向け、世界人権宣言の意味を考えました。
そこには、生徒たちの真剣な眼差がありました。小さなことでも一歩ずつなにかできないか、そんなことを考える時間がなったことを嬉しく思います。
あわせて、先日の総合的な学習の時間に若くして八百屋を営まれている青年に来ていただき、生徒たちに話をしていただことを紹介します。
そのなかで、店の名前の「ONE DROP」は、「ハチドリのひとしずく」から来ていることが印象に残りました。なにか、世の中の役に立ちたいとの思いから、日本の農業をよくしよう、みんなにおいしい、心のこもった野菜や果物を届けようと、八百屋を始められたそうです。小さなひとしずく、一歩でも世界の役に立つ、そういう志、信念が素敵な青年でした。人権デーにふと彼の強い目を思い出しました。「ニッポンの嵐」という本にも載っているのでぜひご覧ください。


9月はいろいろな体験をしましたね

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夏の暑さから、ようやく秋の涼しく爽やかな風を実感できるようになりました。残暑が厳しかった9月ですが、生徒たちにはいろいろなことを体験する機会がありました。3年生は修学旅行、1・2年生はマンガミュージアム、そして文化博物館学習もありました。授業では、選択教科の理科の時間に、ペットボトルロケットを飛ばしたり、創造工房では、調理実習でフルーツヨーグルトパフェと蜂の巣シガー作りをしました。
3年生は、修学旅行の思い出のフォトフレームづくりや進路学習では上級学校調べをしています。また、秋パーティに向けて、係に分かれての活動や、合唱の練習も始まっています。
1・2年生も10月の校外学習にむけてスローガンも決まり、活動を始めています。また、ファイナンスパークにも出向いて、将来の生活設計に必要な基本的なことを体験しました。
日々の授業や仲間との活動、様々な体験を通して、少しずつチカラをつけていっている生徒たちです。そのチカラを持って、後期転入生徒との出会いや進路選択など、これからの学校生活に向かっていってほしいです。
保護者の方々には、先日も授業参観や進路説明会、思春期・子育て・学び合い〜カウンセラーを囲んで〜に多数参加いただきありがとうございました。お子様の様子では、日々心配なこともあるかと思いますが、生徒たちは一歩一歩成長しながら、思春期の道を歩んでいます。後期に向けても、共にしっかりと子どもたちを見守っていきたいと思っています。

残暑厳しい中、一週間がたちました。

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残暑お見舞い申し上げます。22日・月曜日に授業が再開し、一週間がたちました。生徒達は毎朝、暑い中、電車やバスを乗り継ぎがんばって登校しています。今週は、前半に、後期転入学・体験入学希望者のための個別面談があり、23日には3年生・修学旅行保護者説明会も実施され、あわただしく夏休み明けを迎えました。
修学旅行保護者説明会には、多数の保護者の方々に来ていただき、ありがとうございました。修学旅行の栞も完成し、3年生はそれぞれの係活動を再開しています。

まだまだ、蒸し暑い日が続きますが、登校している生徒達はこの夏休みでまた少し成長したような、体が一回り大きくなっていたり、笑顔が多くなっていたり、授業へ向かう動きがスムースになっていたり、先生や友だちとの会話がひと味違ったりとハッとする瞬間が見られることがあります。

3年生は修学旅行に向けて、1・2年生は、新たな転入学生を迎える準備やマンガミュージアム・博物館学習にと、忙しくなっていきます。そんな、日々の中にも、ホッとできる瞬間を見つけてほしいなと思っています。生徒達の成長を見ていると、ホッとしたり、ハッとしたり、わくわくドキドキですね。
私たち教職員スタッフも、手間暇かけて、心を込めて、「までい」な気持ちで生徒達の成長を見守りたいと思います。よろしくお願いします。

ウイングのつながり、学年のつながり

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蒸し暑い日が続いていますが、生徒たちは暑さにも負けずがんばっています。もう6月もわずかとなりました。新しく転入学生徒を迎え、2ヶ月が過ぎようとしています。その間、5月末には、「ゴミ0運動」に取り組んだり、6月の中旬には「花背山の家・わくわくドキドキオリエンテーション合宿」に行ったりとウイングや学年を中心に縦横の交流を通じて、つながりができてきています。ウイングでの昼食も、和やかな雰囲気の中、楽しそうな会話が聞こえてきます。
洛風のウイングとは、縦割りのクラス集団です。3学年男女合同で、例年10人前後のグループをつくっています。上級生と下級生が、兄弟姉妹のようにつながって、学年集団とは違った「居場所」になっています。各ウイングで取り組んだ、ゴミ0の日や花背の思い出の壁新聞を見ていると、ウイングごとの楽しい様子が伝わってきます。
また、学習のほうは、学年ごとにがんばっています。国語科で取り組んでいる書写や創造工房の作品を見てみても、生徒たちが授業を大切にしている様子がわかります。
生徒たちは、ウイングや学年のつながりの中で支え合って、少しずつ成長していきます。休み時間や放課後に遊んだり、語り合ったりしている姿を見ても、人は人の中で、育つんだ、育てられるのだということがよくわかります。仲間とともに、「よく遊べ、よく学べ」ですね。

憲法月間

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今月は憲法月間です。今月10日の4限、ヒューマン・タイムの時間に生徒たちと一緒に「日本国憲法」について考える時間がありました。

日本国憲法前文には、
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。そして、いずれの国も自分の国のことだけを考えて他の国を無視するようなことがあってはならないと思う。日本国民は、世界の恒久の平和を念願して、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。日本国民は国の名誉にかけ、全力をあげて、この崇高な理想と目的を達成することを誓います。」
と述べられています。

 この前文を生徒達と一緒に声に出して読みました。だれもが、安心、安全に暮らしたという当たり前の、しかし一番大切なこと、「平和」への決意が熱いメッセージとして、宣言されていることを確かめました。今回の憲法学習でも、一人一人の笑顔のために、自分たちができること、大切にしたいことは何か、誓いのメッセージを考えました。
 また、この度の東日本大震災においても、日々の暮らしの中で、誰もが安心・安全に生活していくことの意味をあらためて考えさせられることになりました。そして、学校が地域社会で果たしている役割、子どもたちにとっていかに大切な場所であるか、そこに子どもたちの笑顔があり、声があることの尊さを痛感しました。
 子どもたちは「未来への希望」です。学校が子どもたちにとって安心、安全な居場所になるように、子どもたちの希望が未来へつながっていくように、私たち大人自身がしなければならないことは何か、考える月間でもありますね。

 本校にも、「だれもが心地よい風を感じて、安心、安全に暮らせるように」という思いからできた「洛風の誓い」があります。平成16年の開校当時、落ち着かない状況で不安や混乱の時を経て、平成17年度に生徒の代表による「洛風をよりよくする会」がつくられました。自分たちの学校生活を少しでも「よりよくしたい」という思いで「よりよくする会」が中心になって、マナーやルールを確かめていきました。
そして、平成18年度の卒業生が「洛風の誓い」を残してくれました。そこには、本校に転入学してきて、安心に安全に学校生活を送りたい、お互いを尊重して、一人一人の可能性を最大限に伸ばしていきたい。未来に向かっての希望の言葉が詰まっています。
いわば、「洛風の誓い」は本校の憲法にあたるといえます。
生徒たちが自分たちでつくりあげた「洛風の誓い」は校歌、校章とならんで本校の誇りです。

『洛風の誓い』
1. 目 的
 洛風中学校が開校してから,わたしたちは洛風中学校のあるべき姿を探り,よりよくするための工夫と努力を積み重ねてきました。
 そして,今確実にその成果を感じることができます。今も安心と安全を感じながら,学校生活を送っています。
 でも,1つ1つの大切な出来事のなかで,わたしたちが気づき,みんなとともに納得して確かめてきたこと,忘れてはいけないことがありました。
そんな1つ1つのことを,これからの後輩たちのために,まとめ上げて,伝えていくことが,私たち3年生が卒業までにやり遂げておきたいことでした。
 学校行事や取組,授業や休憩時間,そして学校生活に関わるすべてにおいて,わたしたちが大切にしてきたことやがんばってきたこと・・・。
 その1つ1つの大切なかけらを,今,私たちは,「ともに洛風に集いしもの」の「誓いのことば」として,これまでの工夫と知恵をまとめました。

2. 誓 い
それは,ともに洛風に集いしものの誓いのことばです。

☆1 わたしたちは,1日1日を大切に楽しくおだやかに学校生活を過ごします。
この洛風中学校には,いろんな学校から仲間が集まってきています。だれもが学校生活を不安やよけいな心配なく,楽しく平和に過ごせることを大事にし ます。そのときそのときを「一期一会」という意味をこめて,出会えたことに特別な意味を感じながら,学校生活を送ります。

☆2 わたしたちは,人を傷つける言動はしません。 
人を悲しませたり,傷つけたりするのは,それを見ている他の人も悲しむと思います。「悲しむより喜びたい」からです。

☆3 わたしたちは,人とお話をして,いいところをたくさん見つけます。
あいさつやお話をして,コミュニケーションをとって,親睦を深めます。

☆4 わたしたちは,自分の行動に責任を持ちます。 
何気ない一つの行動でも,人は悲しみを感じることがあります。だから,わたしたちは自分たちの行動に責任をもちます。 

☆5 わたしたちは,優しさや思いやりをもって,助け合います。
相手の気持ちを考えて,一緒にいて楽しい仲間,苦しみも悲しみも分かち合える仲間 になります。   

風鈴・万華鏡…今年度の重点目標

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校長室では、少しでも省エネをと、風鈴を復活させてみました。窓を開けること、風薫る皐月にふさわしい、さわやかな風が風鈴を響かせてくれています。また、本校校舎1階にある「万華鏡ミュージアム」よりお借りした、木を使った万華鏡を校長室に置かせていただいております。来校された方々も興味深くご覧になっています。
さて、前期転入学生徒を迎えて、まもなく3週間になろうとしています。ようやく、学校らしい活気が出てきたように思います。今年度も、下記の重点目標のもと、子どもたちが、この洛風で五月のようなさわやかな風を感じながら、安心して通える学校を目指して、教育活動に取り組んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

                    平成23年度 洛風中学校 校長 須崎 貫



平成23年度の重点目標
1.不登校を経験した生徒のためのよりよい学校づくりに向け、より高い人権意識に基づき、互いに支え合える体制づくりを推進する。
◇教職員スタッフ一人ひとりは、よりよい仲間づくりのために、「互いに育ち、学び合う環境」をよりよく保てるよう、同和問題をはじめとする人権教育にかかわる基本的な問題や課題に対する認識を新たにし、深められるようにする。
◇教職員スタッフ一人ひとりは、常に「今、目の前の生徒にとって求められる態度の温さや厳しさ」について心と頭と体を使って考え、行動し、互いに「思いを伝え、尋ね、確かめ合う」ことを実践し、生徒へのきめの細かい指導に役立てる。
◇教職員スタッフ一人ひとりは、学校評価や日頃の保護者との連絡・交流の機会を有効に活用し互いに連携を深めるとともに、保護者のよき理解者としての支えになる。
2.「豊かな心」と「健やかな体」を養う取組を推進する。
◇ヒューマン・タイムを中心に各教科及び領域の中で、確かな人権意識を育てる指導の創意・工夫を徹底するとともに、生徒の言語活動の充実を図る。
◇洛風をよりよくする会の取組を中心に、日々の生活の中で生徒自らが主体的に行動する場の充実を図る。
◇安心できる学校生活の充実を図るため、心と体の健康の維持、増進に取り組み、正しい食事や運動・睡眠など調和のとれた生活習慣の確立、正しい情報モラルを身につける学習を推進する。
3.基礎学力の充実を図り、進路展望を確かなものにする取組を推進する。
◇「学力向上チーム」の取組(学力向上プランの作成など)を進め、身につけさせたい力、学習の「めあて」を明確に伝え合い、学ぶ手だての工夫を共有できる協心的な「学び」を推進する。
◇日々の学習指導及び評価や「学習確認プログラム」等を活かして、生徒の学力の実態を把握し、身につけさせるべき基礎学力の定着を図る。
◇家庭学習の習慣化を図る。

*学習指導要領の改訂に伴う、移行措置などに対応するために本校の教育課程の見直しを行う。






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