最新更新日:2019/03/22 | |
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☆大豆 Soybean☆おばんざいの一つ「ひじき豆」でした。 ひじき豆の豆は「大豆」です。 「畑の肉」といわれるほどたんぱく質の多い (35%)大豆ですが,その質も高く,卵や 牛乳と並ぶ100点満点のスコアです。 大豆には脂肪も多く(約20%),その 多くは不飽和脂肪酸です。 カルシウムやビタミンB1,食物繊維, ファイトケミカル(サポニン・イソフラボン) も豊富で,小さな粒に栄養素がぎっしり 詰まったパワフルカプセルです。 毎日100gを目標に食べたいですね。 目安としては, お豆腐なら1/2〜2/3丁。 納豆1パック + 油揚げのみそ汁1杯。 子どもたちにも大豆を食べてもらえるよう, 給食ではさまざまな料理で使っています。 ☆かぼちゃ南瓜pumpkin☆でした。いつもより具だくさんのみそ汁となり, かぼちゃを美味しくいただきました。 昨日も家で「南瓜」を食べましたと伝えてくれた 子どももいました。 『南瓜』は緑黄色野菜の代表的な野菜の一つです。 カロテンが多く含まれています。緑黄色野菜は, 厚生省の分類では,「可食部分100g当りの βーカロチンを600μg以上含有する野菜」 とされています。1日100〜150gとると 良いとあります。 今日の給食の緑黄色野菜は, 人参とほうれん草と南瓜でした。 中学年の可食量で『95』gでした。 給食だけでは足りていませんので,お家でも 積極的に緑黄色野菜を料理に使ってみて下さい。 ☆冬瓜と鰰ハタハタ☆とうがんのあんかけごはんの具でした。 子どもたちはどろっとした冬瓜のあんを ごはんにかけて食べていました。 ごはんが進む一品です。 今日の給食の魚は「鰰ハタハタ」でした。 鳥取県で獲れた鰰が給食室に届きました。 ハタハタは,秋田音頭で歌われるほど 秋田県民に親しまれており,日本海側の 海域でたくさん獲れる魚です。 現代では,1960年代の「大量貧乏」と いわれるほどの豊漁が続いたあと,開発による 海洋環境の変化と乱獲から1890年代には 不漁となり,ハタハタはたちまち高級魚と なりました。その後,少しずつ漁獲量が 増えてきています。 ☆秋刀魚さんま☆登場しました。骨を上手にとって食べている子ども, 骨ごと食べてる子ども,少し苦戦している子どもも いました。 ご家庭でも是非骨つきの魚を食べる機会を 持ってくださると有難いです。そして,子どもが 骨つきの魚を食べて帰って来たら, どんな食べ方が良いのか聞いてみてください。 上手に食べられると,捨てる部分が少なく, 無駄がありません。 秋刀魚の漁獲量を見てみると, 年々少なくなってきています。 地球全体の気候変動のため,日本の沿岸の海水温が高くなり, 比較的冷たい海を好む秋刀魚が近寄らなくなってきたこと, 台湾やロシアなどの外国でもおいしい秋刀魚を食べられるよう になり,以前よりもたくさん秋刀魚を獲るようになったこと などが理由だと考えられています。 内臓にアニサキスが寄生する場合があります。 新鮮なものを買って,内臓は生で食べないよう 気をつけて食べてみてください。 ☆ きゅうり 胡瓜・黄瓜☆きゅうりの緑がとても鮮やかで,食欲が進みました。 きゅうりの95%は水,100%果汁の水分は 87〜89%ぐらいと果汁よりも多く, しかもカリウムやカロテンも含むきゅうりは, 水分補給源としてきわめて優秀です。 ラップで包めば容器もいらないので, こぼれる心配もないといって水代わりに食べている ゴルファーもいるそうです。 子どもたちにも,野菜で水分補給できることも 伝えていきたいです。 ☆伏見とうがらし・冬瓜☆・ごはん ・牛肉とひじきのいため煮 ・伏見とうがらしとじゃこのたいたん ・とうがんのくずひき 『伏見とうがらしとじゃこのたいたん』 伏見とうがらしは,古くは,伏見を中心に栽培されてきた京野菜です。 火を通すと,やわらかくなり,甘みと香りがよくなります。 「伏見甘長とうがらし」または「ひもとう」と呼ばれ, 夏の京都の伝統的なおかずによく使われ,親しまれてきました。 今回はカルシウム豊富なじゃこ,うまみのあるちくわとコリコリした 食感のあるこんにゃくと煮含めました。 京都では,煮たものを「たいたん」と表現します。 『とうがんのくずひき』 外観はフットボールのような長円形で「冬瓜」と書きますが, 夏が旬の野菜です。冬まで保存ができるため『冬瓜』という名前に なったといわれています。水分を多く含んでいることもあり, むくみをとったり,体温を下げる効果があります。 また,体の免疫力を高める効果のあるビタミンCも含まれ, 夏バテになりがちな体にうれしい食材です。 伏見とうがらしと冬瓜のおススメ給食レシピをのせてみました。 是非,お家でもお子様と作ってみてください。 ☆オープンキッチン第3回☆・黒糖コッペパン ・牛乳 ・鯵のからあげ ・ラタトゥユ ・スープ 第3回は鯵を揚げているところと ズッキーニやなすを切るところや 野菜を釜に入れて炒めるところを 見てもらいました。 今回は「ラタトゥユ」の生まれた国のクイズや 「ズッキーニ」の仲間クイズをしました。 「ラタトゥユ」はプロバンス地方の料理です。 トマト・なす・ズッキーニなど,太陽の光をいっぱい浴びた, 色の濃い夏野菜を豊富に使って,オリーブオイルで風味豊かに仕上げます。 だしを使わなくても野菜のうま味だけで味わい深くいただけ, 広用範囲が広い料理です。 給食でも,そのまま食べてもよく, 「あじのからあげ」につけて食べてもよく, 子どもたちがそれぞれの食べ方を楽しめるようにしています。 ☆オープンキッチン第2回☆・麦ごはん ・牛乳 ・カレー ・ソテー ルウ作りの後半を子どもたちが見学しました。 サービスホールにはカレーのルウに使う材料を 展示しました。今日のルウはサラダ油・小麦粉・ カレー粉・脱脂粉乳で作っています。 また,チーズ・ヨーグルト・トマトピューレ・ フルーツチャツネ・バーベキューソース・ ウスターソース・塩・こしょう・ガーリックパウダー・ オールスパイス・濃口しょうゆ・ローリエを 入れて調味し仕上げています。 お家でのカレーにはどんな隠し味を 入れておられますか? 子どもたちはお家のカレーとはまた違う味を体験しています。 副菜のソテーには4つの豆が入った 「ミックスビーンズ」を使っていました。 「大豆」「えだ豆」「金時豆」「手亡豆」です。 「枝豆入ってなかった」など子どもたちは お豆を探していました。今回はひじきがなくなり、 お豆は探しやすく少し見新しいソテーとなりました。 〜レシピ トマトと卵のスープ〜・玄米ごはん ・牛乳 ・青椒肉絲(チンジャオロースー) ・トマトと卵のスープ 夏が旬の「トマト」を使ったスープが 登場しました。今では一年中,トマトはお店で売られる ようになりましたが,夏の太陽をたくさんあびた露地栽培 のトマトが一番美味しいです。 トマトは水分たっぷりなので夏バテ予防にもなります。 トマトを使った給食レシピをのせてみました。 ☆6月の和献立 にしんなす☆・ごはん ・にしんなす ・もずくのみそ汁 京都で昔から食べられてきたおかず 「おばんざい」の1つ、「にしんなす」が 登場しました。海から遠く離れた京都では, 昔から干物の魚を利用してきました。 「にしんなす」はにしんを煮た汁で茄子を煮ます。 脂肪の多いにしんと油との相性がよい茄子と 炊き合わせることで,お互いのおいしさを 引き立てることができます。おいしい煮汁を無駄にすることなく, 有効に利用する昔の京都の人々の工夫が活かされた料理です。 1年生は初めて食べた子どもが多いようでした。 年に1度登場します。 少しずつ食べられるよう,見守っていきたいと考えています。 骨の多い「にしん」に苦戦していましたが, がんばって食べていました。 お家でもお声かけ,どうぞよろしくお願いします。 |
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