最新更新日:2024/09/19 | |
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人権研修
先日,毎日新聞客員編集委員 野澤 和弘氏【(社)スローコミュニケーション代表】をお迎えして,「子ども・障害者を守るために」というテーマで,今年度第2回目の人権研修を行いました。野澤氏のお話は,過去に起こった実際の事件を取り上げられ,どんなに悲惨で胸がしめつけられるような実態であったかという内容から始まりました。
「どこでも虐待の芽は生まれる」ということを,常に意識し,感性と謙虚さを持つこと。これは,「いじめ」についても同じです。私たちは,間違った同調性や同僚性に流されることを最も恐れなくてはいけません。お話の中に「連続性の錯覚」「グレーゾーン」をどう考えるかということがありました。グレーゾーンを作らないために,自分に「中心」をつくる,支援者としての「規範」「モラル」「美意識」を自分の中に持つことが必要,そして自分から声をあげることが大事だと野澤先生はおっしゃっていました。 最後に,子どもの数は減っているけれど,虐待を受けている子どもの数は増えていることを強く言われました。「子どもの人権といのちを守る」言葉で言うのは簡単ですが,毎日意識して取り組まなければ,いつか取り返しのつかないことにつながります。 今年度,そして次年度も,肝に銘じ言い続けながらしっかり取り組んでまいります。 公開授業風景
小学部ライフスタディより
◆「わくわく見つけ隊」 ◆「五感で感じよう」〜冬の世界から〜 公開授業風景
小学部ライフスタディより
◆「伝えよう!やってみよう!」〜ハンバーガー屋さんをしよう〜 ◆「おはなしわくわくA」〜物語の世界〜 ◆「調べようみんなのまち」 研究発表会公開授業風景
小学部ライフスタディより
◆「しあわせ宅急便」〜手作り写真スポットに招待しよう〜 ◆「にっこり大作戦」〜からだで感じよう〜 ◆「わくわくウォーキング」〜友達とゲームでかかわろう〜 令和元年度研究発表会
2月7日(金)の研究発表会には,全国各地より約150名の方にご参加いただきました。今年度の取組をすべてご覧いただきたいと思いから,少々欲張って,公開授業,ポスター展示,全体報告,分科会における実践報告,講演という盛り沢山の内容で計画し,結果的には大変内容の濃い充実した研究発表会を実施することができました。全教職員の努力の賜物です。
神戸親和女子大学の武富博文先生には,新学習指導要領を踏まえたカリキュラム・マネジメント,単元構想開発,学習評価について,基本的な視点や考え方から最新の取組まで,とてもわかりやすくご説明いただきました。折に触れ,京都市そして本校の取組の強み等,外部からの評価もお話しくださり,先進的でもあり,また心温まるご講演でした。ありがとうございました。 第1回学校運営協議会
先日,令和元年度第1回目の学校運営協議会を開催しました。今年度も,朝比奈委員長,辻副委員長をはじめ,成逸地域の山元会長,川田副会長,盲学校より中江校長,白川学園の脇田理事長,成逸ディサービスの寺坂所長,上京区社会福祉協議会西澤主任,井上PTA会長,佐々木PTA副会長,以上10名の方々に委員をお願いしました。
1回目は,本校の経営方針や重点的取組についてご承認いただき,前期の学校評価について趣旨,項目等の説明を行いました。学校評価について,それぞれの立場からのご意見や,取組の状況を聞かせていただくことができ大変参考になりました。また,地域から防災についての質問や意見があり,それについては今後の課題となりました。 限られた時間でしたが,委員の皆様に学校の状況を知っていただくことができよかったです。最後に朝比奈委員長から,働き方改革を踏まえ,今私たちがやっているすべてのことが,子どもたちのために,何につながっているのかを真に考えるべきではないかというお話がありました。 第1回学校運営協議会 ご挨拶
この度,北総合支援学校長に着任致しました伊丹由紀でございます。どうぞよろしくお願い致します。
本校は,平成16年に成逸小学校の跡地に開設されました。今年度,開校16年目を迎えます。3月27日に第1回目の職員会議を行うとともに,新たに着任された教職員に,成逸女性会の穴瀬様より,地域と学校との双方向の関係についてお話をいただきました。番組小学校の設立から150年の歴史と地域の学校への熱い思いをお聞きし,改めて気の引きしまる思いでした。 本校の学校教育目標は,「自分で,自分から,自分らしく,みんなとともに学び合う子どもの育成」です。私は,この学校目標が好きです。今年度は,新学習指導要領を踏まえ,学校教育の12年間,6年間,そして3年間に,一人一人の子どもに必要な資質・能力を確実に培うことを目標として,「学び合う」としました。同時に,一人一人の子どものいのちと人権を徹底的に守ることを職員会議の場で周知しました。 今,社会は,加速度的に変化し,10年先の社会がどのようになっているのか想像することが難しいです。子どもたちは,そのような社会を様々な支援を利用して身近な人やこれから出会う他者とともに,生き生きと自分らしく暮らしていかなければなりません。学校で,一人一人の子どもが何をどんなふうに学ぶのか,どんな力を身に付け,その力を自分らしく地域社会で発揮するために何が必要か,保護者,地域,学校が一体となって考えていきたいと思います。 校長としての1年目,子どもから,保護者から,教職員から学ぶ姿勢を忘れずに,日々精進してまいります。一人一人が輝く北総合支援学校であるよう,頑張ります。どうぞ,ご指導ご支援をいただきますようお願い申し上げます。 平成31年4月 京都市立北総合支援学校長 伊丹 由紀 学校経営方針 |
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