最新更新日:2024/09/26 | |
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ごあいさつ
ごあいさつ
なだらかな東山山麓に若草が萌え立ち、やわらかな春風が頬をくすぐる4月を迎えました。平成30年度、東山総合支援学校の校長を引き続き務めさせていただきます 田邉 滋人でございます。 昨年度は、修道自治連合会、社会福祉協議会をはじめとする地域の皆様をはじめ、行政、産業、福祉関係の多くの皆様にご協力とご支援をいただき、本校教育の軸である地域協働活動がいっそう充実した1年間でございました。様々な方々と校内外で関わる機会が増えて、生徒の学習活動の幅が質的にも量的にも拡がりました。お陰様をもちまして、3月1日には第2回卒業証書授与式を挙行し、35名の卒業生が本校での学びを糧に、志を持って新たに社会に羽ばたいていきました。あらためまして、皆様に心よりお礼を申しあげます。 今年度は開校3年目を迎えて、前身の白河総合支援学校東山分校から継承し、3年間掲げた学校教育目標を土台に、より本校の教育実践の象徴として相応しいものにいたします。副題として添えていた「人とともに 地域とともに 歴史とともに」を、主題として取り上げ、 人と共に 心を磨き 地域と共に 笑顔を育てる 歴史と共に 未来を見つめ 新しい世界で活きる人才を育てる (新しい世界で活きる新しい自分を探す) といたします。 まず根っこに、道徳性の涵養とともに、人を大切にし,人に感謝し,人を慈しみ,人を支えることができるような豊かな人間性の形成をおきます。その上で「地域総合科」という学科名が示すように、専門教科「地域コミュニケーション」を教育課程の軸におき、地域の様々な方々との協働を通して、「ありがとう」「おかげさまで」という絆を通した自己肯定感の醸成、自分の良さを見つけていきます。「笑顔」はその最たる象徴です。その上で、修道学区の伝統と文化はもとより京都の町衆の教育に対する熱い思い,京都市の総合育成支援教育の百年以上の熱い先人の志,常に新しい挑戦を続けてきた京都の産業界の息吹の後押しを受けて,企業等への就労という新しい世界での才能の発揮を通して、かけがえのない未来をかたち作っていくことを目指そうとするものです。 本校に学ぶ生徒の皆さんは、卒業後に企業就労することを目指し、夢を抱いて本校へ通っています。その願いに応えることが私たちの責務であることを、全ての教職員が強く意識していきたいと思います。引き続きまして、地域、企業、関係機関の皆様におかれましては,東山総合支援学校へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年度当初のごあいさつとさせていただきます。 平成30年4月1日 京都市立東山総合支援学校 校長 田邉 滋人 |
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