最新更新日:2024/09/24 | |
本日:235
昨日:196 総数:1311411 |
【サイエンスクラブ】太陽電池色素の分析測定実験 京都バイオ計測センター10/9実施
10月9日(火),サイエンスクラブは京都バイオ計測センター(京都市産業技術研究所)において,色素増感太陽電池に用いる色素の探究課題で質量分析測定を行いました。現在,同部の色素増感太陽電池班は,ハイビスカスから抽出したアントシアニン色素を化学処理し,高効率な太陽電池の開発を行う課題探究を実施しています。
今回,改良した色素分子を計測するために,MALDI-TOF/MS(マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計) の講習会に参加し,色素試料の分析を行いました。これは2002年にノーベル化学賞を受賞された田中耕一先生の原理を用いた分析機器です。初めて高度な分析機器を使用して実験ができることで,生徒たちも大変興奮して参加し,実のある実験結果が得られました。 サイエンスクラブでは,高校生レベルを超えた高度な実験テーマにもいくつか挑戦しています。校外の研究機関の講習会への参加や分析実験を行っています。今後は学会発表も予定しています。探究活動の好きな人は,ぜひ,サイエンスクラブを一度訪れてみてください。 |
|