最新更新日:2024/06/10 | |
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【学校寄贈】陶芸作品『織部印刻童文双耳扁壺』
このほど,伏見区深草在住の陶芸家(日展参与)西川 實 様より母校の京都市立第二工業学校を前身とする本校開校にあたって『織部印刻童文双耳扁壺』を寄贈いただきました。
西川 實 様は,昭和21年に京都市立第二工業学校窯業科を卒業後,陶芸家に師事され,日展のほか多くの入選を果たされています。 (求龍堂「西川實の陶芸」より引用) 技法においても作調においても実に幅広いものを示してきた。白釉,焼締,塩釉,また深草の地土を用いた白釉流飛文さらに釣窯釉などと釉薬,焼成は変化に富み,また成形も手びねりによる凹面と凸面の構成や板造りの平面と曲面の組み合わせ,さらにロクロ成形の器体を画面として,石膏型による印華を施したり,竹べらで人物や花鳥などを表したり,彫文や線文で表すなど作域は多岐にわたっている。 |
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