最新更新日:2024/05/31 | |
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「夜間中学」について
文部科学省が夜間中学について初めての実態調査を行い、その結果を公表した内容が、2015(平成27)年5月9日(土)の京都新聞に掲載されました。『夜間中学は、戦後、昼間の就労などで義務教育を受けられなかった人のために整備が進み、ピーク時の1950年代には全国で80校を超え、約5,000人が学んでいた。しかし、生活の安定化で全体の生徒数が減る(現在、全国で1,800人が在籍)一方、新たに来日した外国人やその家族が通うようになる(全国で約8割が外国籍)など、生徒の多様化が見られる。(記事の一部抜粋)』
この記事が掲載された10日後の、2015(平成27)年5月19日(火)に、京都新聞の社説に「夜間中学」が取り上げられました。 『・・・戦後、貧困などで昼間に学校に通えない子のために設置された夜間中学は、少しずつ役割を変えながら「学びたい」という願いにこたえる場として変わらぬ輝きを放つ。・・・中略・・・「学ぶとは何か」を自然体で伝える彼らの姿は昼間部の生徒にも刺激を与えているという。学ぶことと、教えること。教育の原点を夜間中学にみる。・・・(社説の一部抜粋)』 2007(平成19)年度に、夜間部と昼間部からなる全国初の中学として開校した洛友中学校のことが、上記のように記載されていました。今後も「多様な学び」を応援していく役割を誠実に果たしていきたいと思います。 |
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