最新更新日:2024/06/27 | |
本日:1
昨日:53 総数:260422 |
いじめを防止する
京都市の小学校では,いじめの早期発見・早期対応ができるようにと,子どもたちにいじめの実態把握に関するアンケートをしています。本校でも,年に2回アンケートを行い,子どもからの訴えや子どもや保護者からの情報をもとに実態把握をしています。そのアンケートには,「友だちからされたことで,いやな思いをしたことはありますか。」などの質問項目があります。毎回,各クラス数名の子どもが「ある」と答えています。あると答えた子どもには,担任がしっかりと話を聞き,いやな思いをしたままにならないようにしています。
でも,毎回同じ子どもではないにしろ,「いやな思いをした」経験がある子どもがいるという事実を真摯に受け止め,全校で一斉に「いじめ」をテーマにした道徳の学習をしました。また,懇談会も行いました。 道徳の時間には,3組,1年生から5年生までは,いじめをなくすために「友情の大切さ」について考えました。6年生は,いじめが人の命をも脅かすことがあるので「生命の尊さ」について考えました。懇談会では,いじめを未然に防ぐために学校が取り組んでいること,授業や道徳の時間を通して,また人権学習や体験活動を通して子どもたちの心を育てるようにしていることを話しました。いろいろな学習を通して,正しいことを知り,正しく判断ができる子どもになる,そのことがいじめを未然に防ぐことに大きくかかわると考えています。 さて,京都市は,12月を「人権月間」としています。先日の朝会では,「人を大切にするって,どうすることだろう。」と子どもたちに問いかけました。「仲良く遊ぶ」「友だちの気持ちを考える」などの声が出てきました。子どもたちは,自分のことだけではなく友だちに目を向けることが人を大切にする第一歩だと気付いてくれたようです。 今,校長室の前に,「友だちの良い所をみつけよう」というコーナーを作っています。友だちにやさしい目を向けて,どんな友だちの良いところを発見してくれるのか,楽しみにしています。また,皆さんにもご紹介します。 |
|