最新更新日:2024/09/19 | |
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みんなちがって みんないい
わたしと小鳥とすずと 金子 みすゞ
わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面をはやくは走れない。 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんなうたは知らないよ。 すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。 朝会で子どもたちにこの詩を見せました。 これは,3年生の国語の教科書に載っている詩なので,たくさんの子どもが知っていました。私は,この詩の最後の「みんなちがって,みんないい。」という部分が大好きです。 私たちは,みんな違うんだと,違いがあることをまずは知る。それは,走るのが早い人もいれば計算が得意な人もいること,ドッヂボールが得意な人もいれば苦手な人もいるということを知ること。どうしても,私たちは,できていないことに目が向いてしまいがちですが,それをも個性として認めること,受け止めることが大切なのだと思っています。 そして,その違いを理解すること。そこから,人を大切にするという気持ちがでてくると思います。 「みんなちがってみんないい」とても温かい言葉だと,私は思います。 12月を人権月間として,本校でも取り組みを進めています。 本日の参観・懇談会では,どのクラスも人権にかかわる学習をしました。 お忙しい中お越しいただいた皆様,誠にありがとうございました。 |
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