最新更新日:2024/09/25 | |
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下京中学校2年生代表生徒が夜間部の見学に来られました!
12月14日(水)に、下京中学校の2年生代表生徒が、夜間部の授業を見学に来られました。様々な事情で学齢期に義務教育を修了できなかった方々や形式卒業者の人たちが、「学びたい」との志を大切にし、「学ぶ楽しさ」と「わかる喜び」を感じながら、真摯に授業を受けられている姿を見学していただきました。
1組は英語の授業で、デジタル教科書を使って、英語の挨拶の練習を夜間部のみなさんと中学生が交互に行い交流しました。 2組は日本語の授業で、おせち料理などを題材にした手作り教材を基に学習している姿を参観してもらいました。 3組は国語の授業で、「口の体操」「年賀状ペン習字」「つまる音『っ』」「漢字の練習」という流れでした。「つまる音『っ』」の学習では、中学生と夜間部のみなさんとで、発音の練習を行っていました。 4組は数学の授業で、正方形や長方形、また、平行四辺形やひし形などに対角線を引く練習を、中学生に手伝ってもらいながら行っていました。 60・70歳代の夜間部のみなさんが、熱心にしかも楽しそうに学んでおられる姿を見て、また、一緒に学んでみて、下京中学校2年代表生徒のみなさんは、日頃の「自らの学び」を振り返っていたようです。 本校には「人はなぜ学ぶか」という「学びが原点」があります。それは「自らを高めたい」「より良く生きたい」という願望から、必然として出てくる姿です。人権学習の中で、様々な事情(戦争・貧困・差別など)によって、学齢期に学ぶ権利を奪われていた夜間部の方々が、今、学びを取り戻して、学べる喜びを感じながら真摯に誠実に学んでおられる姿から、「学びとは何か」を考えてもらえれば幸いです。 |
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