最新更新日:2024/09/18 | |
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タイカービングを体験しました(多文化共生学習)
今日の交流の時間は異文化に触れることにより、国籍や文化の違いを認め合い、ともに学び、尊重し合う姿勢を培うことを目的に、日本タイカービング協会より、榮田しのぶ先生・両角美幸先生・松山晴美先生にお越しいただいて、タイの伝統工芸である「タイカービング」の体験学習をしました。タイカービングとは小さなナイフ1本で、果物や石けんに花などの模様を彫るタイの伝統文化で、その起源は約700年前にさかのぼるといわれています。
今日は石けんに3種類の彫刻刀を使って、花を彫っていきました。榮田先生の説明と模範を見ながら、事前に選んだ色の石けんを根気よく彫っていきました。細かな作業で、難しそうに思っていましたが、とてもわかりやすく、ていねいに教えていただいたこともあり、彫り始めていくうちに、それぞれが思うような、とても美しい花ができあがっていきました。作業をしている一人一人の表情もとっても楽しそうでした。できあがりは文化祭で展示の予定です。楽しみです。 最後に榮田先生より、スイカを使って、タイカービングの実演をしていただきました。わずか15分ほどの時間でしたが、説明をしながらも、みるみるうちに、美しいバラの花ができあがっていきました。榮田先生は実際にタイで3年間学ばれたそうです。さすがです。 どの国にも、その国の人々が創りあげ、守ってきた文化というものがあります。そして、それぞれが素晴らしいものであり、互いに認め合い、尊重し合うことの大切さを今日の体験学習で感じることができたのではないでしょうか。 榮田先生・両角先生・松山先生、今日は貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。 |
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