最新更新日:2024/06/12 | |
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貸し傘雑感
今朝、嬉しくなる出来事がありました。2年生の男子生徒が朝一番に職員室へ来て『借りていた傘を壊したので弁償します!』と壊れた傘と新しい傘を持ってきてくれました。もともと忘れ物として長年校内に放置されていた傘を貸し出しているので、新品で代替してくれるのは申し訳ないと思ったのですが、男子生徒のキラキラした眼差しに押され、礼を述べてありがたく頂戴し写真のようにテプラを貼り、貸し出し用の傘入れに収めました。今後も傘が必要になった際に他の生徒の役に立ってくれると思います。
先日スクリレでもお知らせしたように、貸し出した傘が未だ七割程度しか戻ってこない状態を憂慮している中で、正直に破損したことを申告して弁償までしてくれたことがとても嬉しかったです。男子生徒の背後には保護者の方の姿が伺えます。傘を借りたこと、破損したことを家庭で正直に言った生徒の姿、それに呼応して対策を考え新しい傘をご用意くださった保護者の方の姿が想像されて、何とも言えない心地よい気分となりました。 自らの失敗を顧みて事態を放置せず、叱られるかもとも思いながら正直に申し出るのは勇気のいることですが大切なことです。ましてや、その失敗が他の人に影響を及ぼすならなおさらのことです。自らが借りたたった一本の中古の貸し傘を返さないことが、自分以外にどんな影響を及ぼすのかを想像することが大切ではないかと思います。それだけに今回の出来事をみなさんにお知らせしたかったのです。 貸し出し用の傘を貸す際は『天気予報通りの、午前中は降っていなくても午後から降雨』であることが多いです。どうぞご家庭でも朝一番に当日の天気予報を気にかけて雨具の必要性の声掛けをお願いいたします。様々なご事情でお子様よりも先にお家を出られる場合でも、『事前に天気予報を確認して、自ら雨具が必要かどうか判断する』ことができるように促してあげてくださいますようお願い申し上げます。もちろん、雨具の用意ができなかった場合は貸し出しをいたしますが、いかんせん数に限りがありますので、どうしても借りに来る生徒全員に行き渡らないこともあります。それだけに、未返却の傘が多くなると傘が足りなくて困っている生徒に貸してあげたくても貸せない状態になるので心苦しくなるのです。 弁論大会(京都市中学校総合文化祭)
第39回 京都市総合文化祭 第65回 京都市中学校弁論大会に3年生のMくんが出場し、見事、優秀賞に輝きました。
「〜将来の夢〜家族の思いを乗せて」をテーマに自分の夢と家族の思いについて、熱く語ってくれました。 会場にいる聴衆の方々も心を深く打たれ、たくさんのご好評をいただきました。 Mくん、素晴らしい弁論を本当にありがとうございました! |
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