最新更新日:2024/09/20 | |
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『今月の言葉 〜11月〜』「 Knowledge is power. 」 〜知は力なり〜 朝夕の寒さが身にしみる季節となりました。今年も早いもので11月,2020年も残り2ヶ月となりました。 3年生は,3日間晴天にも恵まれ,修学旅行を無事に終えることができました。コロナ禍の中,その目的を改めて考えなおすことができ,様々な工夫を凝らしながらも,貴重な体験・経験を,仲間とともに積むことができました。そして,今後はいよいよ進路希望決定に向けて,気持ちを切り替えて進んでいく時期となります。 そして第2回定期テストを経て,1,2年生は教育相談,3年生は三者懇談会において,今年度初めての成績が示されます。日頃の学校生活や学習に対する姿勢をしっかりと振り返って,今年度の後半に繋げていってほしいと思います。 さて,「知は力なり」とは,16世紀から17世紀にかけて活躍したイギリスの哲学者フランシス・ベーコンによる言葉です。「人間の知識というのは経験から構成される」という考え方で,理科の実験のように「仮説を立てて実験すれば、もっと早く真理に近づけるのでは?」という「帰納法」という手法でもあります。 「知は力なり」という言葉は、単に、「知識には力がある」という意味を表すだけではありません。この言葉には、「蓄えた知識を力に変えなくてはならない」という意味があります。どんなに知識を蓄えたとしても、アウトプットをしなければ、何もなしうることはできません。これは、ただ百科事典を持っていても何もできないというのと同じだということです。 中学生向けの本でもある,滝本哲史氏著の「ミライの授業」にも,いろいろな「知は力なり」に関する記述があります。興味がある人は是非,読んでみてください。なるほど,と考えさせることが多くあると思います。 秋深まるこの時期,広く好奇心をもち、好奇心をもったことを探求し、経験によって力となる確かな知を得ようとしてみてください。ただ,じっとして,情報を得るだけではなく,それを自分自身で力と変えていく経験をしてみてほしいと思います。 |
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