京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/03
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〜 朱雀大路の 名に負いし 我等今こそ 人の世の 恵みに応え 健やかに 若き命を 鍛えつつ 理想に燃えて 共に励まん ああ朱雀 ああ朱雀 ああ朱雀中学 学ぶわれらに 栄えあれ 〜

7月の言葉

 ある日、ふと気になり調べてみました。七夕って何?七夕と書いてどうして「たなばた」と読むの?いろいろな説がありましたが、一番理解したものを紹介します。
もともと日本には「棚機津女」(たなばたつめ)という行事がありました。水辺につくった機織り機で衣を織り、7月7日の夜に神様をお迎えして禊の儀式を行うものでした。その行事を行っていたのが「棚機津女」と呼ばれる女性であったために、「7日の夕方=七夕」を「たなばた」とあてはめて書くようになったということです。なるほど!
七夕伝説は日本だけで語られているものではありません。 アジアだけでなくヨーロッパなど世界各地で、この星座や天の川にまつわる話が多く存在しています。 そして日本にも数多くの説があるように、一つの国の中でもその地域によっていくつもの七夕伝説が語り継がれています。願い事をするという習慣も世界各地であるようで、願い事で多いのは「健康」「世界平和」だそうです。
 話は変わりますが、先日、教職員研修として、HANAモデル実地訓練を行いました。他校の先生方や教育委員会の方など多くの方が来校してくれました。「HANAモデル」とは、学校で起こり得る緊急事態に対して、「迅速な初動対応」「組織的な対応」「正確な情報収集」という3つの重要な対応を円滑に進められるよう、教職員が果たす役割を7つに分類したうえで、この7つの役割を「短冊」という形式で可視化し、有機的に機能するように整理したシステムです。HANAモデルができた背景は、平成24年7月、京都市立小学校での夏季休業中の水泳指導において、当時1年生児童の尊い命を失うという大変痛ましい事故が起きました。子どもたちにとって安心・安全な場であるべき学校で、決して起きてはならない事故です。防ぐことができなかったこの事故を常に想い起こしながら、今後二度とこのような事故が起きないこと。それが、「子どもの命を守り切る」ことにつながると考え、事故が発生した小学校において、子どもの命を守りきるため、「事故の未然防止」と「緊急時の対応」に適切に取り組めるよう、学校の組織力と教職員の対応力を高める取組を推進し、緊急時を想定した「実地訓練」を継続してきました。これらの取組の成果が全市小学校の取組へと広がることとなりました。令和3年度からは、事故で亡くなられた児童のご両親との確認のもとで、児童のお名前を冠した「HANAモデル」と命名し、本市学校園共通の取組として位置付け、実地訓練等の取組を全校園で推進しています。本校での教職員研修は、実地訓練、グループ協議の後、研修のまとめとして教育委員会の先生と、亡くなられた児童の保護者の方からお話をいただき終了しました。保護者の方の苦悩を実感し、当事者として「子どもの命を守り切る」ことへの想いを新たにすることができました。

 生徒会では、生徒会活動であるVGC(ベリーグッドキャンペーン)で全校一斉のレクレーションを行ないました。全校生徒を1年生から3年生までの混合で36班に編成し、各教室4班ずつ入り、生徒会本部の素晴らしい進行の中、楽しい時間を過ごしました。昼食、自己紹介、ワードウルフ、ジェスチャー伝言ゲーム、朱雀クイズと進み、最後は班員のみんなにメッセージを書いて終了しました。想像しただけでも楽しさが伝わりますが、私はすべての教室を回り、楽しみました。このような楽しみ方を企画した生徒会本部のみなさんにお礼が言いたいですね。ありがとうございました。

 7月も、合同球技大会(1組)外部講師による道徳授業(2年)和装体験(1年生)外部講師による進路学習(3年生)防煙教室(2年生)個別懇談会(全学年)通学服リサイクル(PTA取組)といろいろと取り組みがあります。部活動では、夏季大会が始まりました。3年生にとってはいよいよ最後の大会です。最後まで全力で頑張ってください。応援しています。「フレー!フレー!Suzaku!」

 本格的な夏と同時に、1学期のまとめの時期になります。ここ数日ゆっくりと学校を見て回りました。校門においてある鉢植えの花や栽培している野菜などに毎日水やりする生徒や先生方、楽しく授業を受ける生徒たち、楽しそうに授業する先生たち、プール後の更衣場所付近や廊下に水しぶきを落とさないように気を遣う生徒、落ちた水で滑ったら大変と拭いてくれる校務支援員さんや用務員さん、地域や業者対応を一手に引き受けたり、職員室で黙々とパソコンに向かう教頭先生など、いろんな立場のいろんな人がいて、学校が動いているのだと改めて実感しました。

「少し足を止めて 周りを見わたす ゆっくりとした時間の中で」

 生徒のみなさん、教職員のみなさん、4月から突っ走てきたのではないでしょうか。少しゆっくりしませんか。まだまだやることがあり大変だとは思いますが、だからこそ周りを見わたせるゆとりを持ちましょう。気持ちを穏やかにして、じっくりと、必要なこと、大切なことなど、自分を振り返りましょう。そして、夏の暑い日差しの中でも成長するヒマワリのごとく「自分らしさ」を追求していきましょう。


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