最新更新日:2024/09/25 | |
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『人権学習 〜1年生〜』題材は「ちがいのちがい」です。 『絵を描くことが好きなAさんはマルチカルチャー部に入ったが、運動が好きなBさんはソフトテニス部に入った。』 『コンサート会場でAさんが座っている席は隣の人と肩が触れるくらいの幅だが、車いすに乗っているBさんには少し広いスペースが用意されている。』 『会社員の女性のAさんが、育児休暇を取る時は、周囲の人は温かく見送ってくれたが、男性のBさんが育児のためにしばらく仕事を休むというと、周囲の人にびっくりされた。』 『Aさんは自分が所属するラグビー部の顧問の先生の言うことは聞くが、担任の先生の言うことは聞かない。』 などについて、「あってはならないちがい」なのかどうか、個人で、さらにグループで意見を交わしながら考えました。「ちがい」には、様々な種類がありますが、「あってはならないちがい」は、知らず知らずのうちにできた我々の固定概念や、偏見また優越感などがもとになっていることがあります。おかしいことをおかしいと思える・言える感覚を身につけたいものです。そして、1年生にとっては中学校に入学して新しい仲間づくりを行っているところだと思います。他者との「ちがい」を受け入れる力もまた身につけたい大切なことです。 今回の人権学習を、私たちの学校生活の「自分ごと」としてとらえて、考えを深めることができたのではと思います。「互いのちがいを知り合い受け止めそして高めあう仲間づくり」ができることを期待しています。 ご家庭でも、是非、人権学習で学んだことを話題にしていただき、一緒に考えていただければ幸いです |
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