最新更新日:2024/09/25 | |
本日:49
昨日:55 総数:354352 |
京都大原学院の教育目標及び経営方針
1 教育目標及び子ども像・教職員像・学校像
教育目標 「大原のゆとりある心を自信をもって伝えられる子に!」 目指す子ども像 (1)「思いやりをもち,自ら汗をかける子」 ・礼儀正しく,どんな人にでも丁寧に思いやりをもって接することが できる。 ・清掃,農作業,いろいろな行事などの準備,後片付けなど,労をい とわず自分から仕事を見つけて動ける。 (2)「科学的思考のできる子の育成」 ・自分の頭で物事を考え,データを基に,根拠をもって説明すること ができ,人の考えを取捨選択した上で,きちんと伝えられる。 ・世の中の動きや流れに目を向け,常に先の見通しをもち,現状を科 学的に見据えながら,地域の将来を考えていける。 (3)「コミュニケーション力を発揮できる子の育成」 ・きちんとした日本語を使い,相手に自分の意志を正しく伝えられる。 ・大勢の前で堂々と発表できる。 ・見知らぬ人にも躊躇せず話すことができ,自分の考えをきちんと伝 えられる。 ・日常的に使う日本語を英語で会話することができ,見知らぬ人や外 国人にも大原の良さを伝えられる。 目指す教職員像 (1)9年間(4:前期・3:中期・2:後期)系統性・一貫性をもっ て,子どもたちのいろいろな可能性を伸ばせる教職員 (2)こんなことをやりたい,こんな力をつけたいなど,授業で勝負で きる教職員 (3)既成概念や今までの経験にとらわれず,目の前の子どもたちを見 て,新たな学校づくりを進めていける教職員 (4)地域とのコミュニケーションを大切にし,地域の良さを子どもた ちに気づかせることができる教職員 目指す学校像 (1)自然豊かな温かみのある大原の里で,豊かな人間性をはぐくむ学校 (2)問題解決的な学習を通して,科学的な思考を育てる学校 (3)地域とのコミュニケーションを大切にし,地域に開かれた学校 (4)地域の歴史・産業・文化を大切にし,それらを自ら誇れる学校 2 学校経営方針 (1)「自己学習力」と「人間力・社会力」の獲得 ・「自己学習力」は,「言語概念(読む力・書く力)の習得」と「数 概念(計算する力)の習得」を目標とする。 ・「人間力・社会力」は,社会人として自立できる能力を獲得させ, 目指す子ども像を達成させる。 (2)次のステップとして,今年度の重点的な取り組み ・今までの大原で培った「良さ」や「発表力」を活用する取組を企画 する。 ・学校の特色や地域の実情を踏まえ,たくましい大人になれるよう, キャリア教育〈生き方探究教育〉を推進する。 「過去を振り返る活動」「自分と社会を関係づける活動」「将来を 意識づける活動」 ・「家庭学習」に重きを置き,「宿題」から「自主学習」への移行を スムーズに行えるようにする。 (3)教員の研修と育成 既成概念を超えて新しいことにチャレンジし,地域とのコミュニケ ーションを大切にする先生を養成していくため,以下のことを行う。 ・教職員自己目標の提示と検証 ・内外から講師を招いて校内研修 ・全教員による研究授業 ・研究発表会,学校報告会の実施 ・先進校への学校訪問 (4)奈良教育大学との連携 京都大原学院としての教育活動の進捗状況のチェックと指導助言を いただく。また,大学の先生や学生を派遣していただき,直接子ど もたちや教職員に働きかけていただく機会を設ける。 (5)小規模校小中一貫教育校サミットの実施 広島宮島学園,奈良田原小中学校等,小規模校かつ小中一貫校のネ ットワークを構成し,サミット(交流会)を行う。 3 今年度,徹底する取組 目指す子ども像の「科学的思考のできる子の育成」を徹底して取り組 みたい。そのために, (1)自己学習力」の習得(「話す」「聞く」「書く」「読む」のスキ ルアップ) (2)相手の立場や状況を考え,根拠を示し論理的にわかりやすく伝え るスキルの獲得 (3)それを指導する教職員の「教育力」の向上 (4)家庭学習における学校・家庭・地域の役割を明確にし,充実を図る。 以上を,「小中一貫教育校」「コミュニティスクール」である本校の 特色を生かし,取り組んでいきたい。 |
|