京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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学校教育目標 「自ら学び、未来を創造できる生徒の育成」〜楽しくなければ学校ではない〜

雙ヶ岡の東麓から

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 猛暑続きの夏休みも終わり、その猛暑のまま9月が終わろうとしています。少し朝晩が涼しくなったと思えば、また寝苦しい夜が来たりと、大人の我々も辛いところがあります。太陽が昇ると暑さは夏のようです。湿度が少し低いぐらいでしょうか。しかし身体にはとても負担がかかります。生徒たちは、毎日の登下校や体育・部活動で暑さに慣れているようですが、見ている我々が熱中症になるのではと思うような気候です。
さて、来週から早いもので10月です。今年度は校舎の長寿命化工事のこともあり、体育祭を6月開催といたしました。熱中症のことを考えればその時期でないと今後は難しいのかもしれません。体育科と相談しながら来年度以降の開催日を決定していきたいと思います。
 合唱コンクールと文化祭は例年通り10月に開催いたします。コロナやインフルエンザが流行している中、感染対策をしながらの練習です。全員が元気な姿で参加できることを祈るばかりです。
 話は変わりますが、先日「福田村事件」という映画を観に行きました。史実を基にしてのフィクション映画です。ご存知の方も多いと思いますが、関東大震災時の混乱の中で起こった自警団による朝鮮人虐殺事件です(映画の内容は控えます)。関東大震災時の人権問題については中学校でも学習しますが、時間も限られているため詳しい話まではなかなか出来ません。毎年12月は人権週間ですので、その前後には、これらも含めた学習をどの学校でも行っています。人権に関する学習は終わりがないような気がします。関東大震災から100年が経った今でもあらゆる人権問題が存在します。先日、体操競技の表彰で、黒人の少女だけにメダルが授与されなかったというニュースを見ました。授与していた人や周りの人は人権に関する教育を受けてきたのでしょうか。受けているはずなのですが、結局は身についていないということなのでしょうか。
以前の学校だより等でもこのように書きました。「これからの時代を生きる生徒たちには、過去を知り、予想もできない未来に対して生き抜くための力がなければなりません。」
過去を知ることは、平和で平等な未来を創ることです。広島にもこの言葉が刻まれています。「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」 これからの未来を切り拓く生徒たちは、しっかりと過去の事実に向き合い、同じ過ちを繰り返さないようにこの言葉を胸に刻んで欲しいものです。
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学校行事
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