京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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学校教育目標 「自ら学び、未来を創造できる生徒の育成」〜楽しくなければ学校ではない〜

雙ヶ岡の東麓から

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あっという間の1学期だったでしょうか。7月に入ると懇談等もあり、すぐに時間が過ぎていきます。運動系の部活動では、夏季大会も始まり、3年生にとっては、何かと「最後の」という言葉が付いてきます。
さて、本校ではお知らせしている通り、校舎の長寿命化工事が開始しました。本校の昔の写真を見てみると、次の校舎が2〜3代目になるのでしょうか。建替えではないため、新二代目・新三代目という方が正しいのかもしれません。まずは3年生の校舎から綺麗になっていきます。夏休み明けには綺麗になった教室で学習することになります。3年生が一番「最初に」新しくなった校舎に入ることになります。本日配布の学校だよりにも記載しましたが、「時代は回る」のでしょうか。多くの卒業生が見てきた校舎とお別れとなり、新しい校舎や教室との出会いがこれから1年半先まで続きます。新しくなった教室とは、これから長く付き合うことになり、多くの生徒が入学・卒業していきます。流行不易、新しい教室はこれからも多くの生徒を受け入れ、その中で新しい時代に即した学習を行っていきます。ICTの発展は留まることを知りません。チャット型AIの普及に見られるように、何か新しいことが起きると、それに伴って何かを失うことになります。仕事もそうですね。昔は、お店にいくとレジ打ちの方がすごい勢いで商品の値段を入力されていました。相当な技術が必要です。今はどうでしょうか。バーコードですべて管理されています。最近のお店だと、無人レジということで、自分でバーコードを読んで、スマホ決済。しかし、どれだけ時代が進んでも消えないものはたくさんあります。教師という仕事もその一つかもしれません。
これからの時代を生きる生徒たちには、過去を知り、予想もできない未来に対して生き抜くための力がなければなりません。よって、何を勉強すればよいかという答えもありません。日々の生活の中で、困難には正面から立ち向かい、粘り強く解決しようとする意欲が必要でしょう。数学の勉強が将来に役立つのかと、よく生徒に質問されました。いつか大人になったら分かると言ってきました。知らない間に数学的な思考を使っているのですが、表に方程式が出てくる訳もなく、関数y=なんとか、というのもありません。しかし、学校で学んだことは、きっと役に立つ、保護者の方々も一番感じているところではないでしょうか。1カ月ほどの夏休み、一つでも多くの学び(勉強だけはありません)が出来るようにご家庭でもご支援ご協力願います。くれぐれも事故や病気のないようにお過ごしください。
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