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最新更新日:2021/03/25 |
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「4月に向けて」![]() 生徒の皆さんも定期テスト前には頑張って勉強するのですが、もし定期テスト前しか勉強しないのであれば、1年間に4回しかないテスト前の勉強時間を合わせても取組時間はたかが知れています。やはり、大切なのは日々の取組なのです。勉強する目安として「1教科20分間の復習」を毎日「4教科分」やった人は、1年間(205日)で約273時間の取組となり、休日にも同じように勉強すれば、年間で480時間を超える取組となります。1日8時間の勉強を60日間やったのと同じ時間です。ちりも積もれば…でしょうか。 勉強する、勉強を続けるということは、確かにつらいものです。「自分を育てている」というような発想はなかなかできずに、誰かに無理やりやらされていると感じているのでしょう。確かに勉強することによって様々な知識や能力が向上するということは大きな利点だと思います。しかし、「しんどいこと」に立ち向かったり、気持ちが入らないときに取り組まなければならない「つらさ」を乗り越えることは、正に「自分自身を鍛える」ことであり、「知識や技能が向上する」ことよりも、もっと大切な意味をもつと思います。 誰しも自分にはひどく寛大です。言い換えれば「甘い」のです。ですから、毎日、自分に「課題」を与えることによって、自分を鍛えていく。これが学習面だけではなく、精神面でも自分を育てるということにつながっているのです。「少年老い易く学成り難し」はやはり名言です。「明日出来る、今度やろう」では、自分を鍛えられないということです。 「巣立ち」![]() この卒業式は6年間の小学校での生活を終える大きな節目となる式ですが、多くの卒業生が高雄中学校に進学してくれるのですから、中学校の立場からすれば新しい高雄中学校の生徒を迎えに行く、そんな気持ちで一人一人をしっかりと見ていました。 現在の中学1年生・2年生に、この卒業生の多くが加わって新年度を迎えると考えると大変楽しみです。中学校の卒業式の時とは違って、時折小雪が舞う天候でしたが、すぐそこまでやって来ている春に向けての準備がこれから始まります。 「学校教育の重点から」![]() ○「学習確認プログラム」、「全国学力・学習状況調査」の結果検証や生徒による授業評価等を生かした授業改善を徹底することにより学習意欲を高める。 ○学習規律の確立に向けた学校・学年・学期ごとの目標・方法を明確にした学級づくり、学年づくりを徹底する。 ○研究主任を中心に、学力向上委員会はもとより学力向上に向けた教科会や学年会、研修会を工夫し組織的な取組体制を確立する。 ○1年生から将来の進路を意識させた指導を展開し、生徒の適性を生かし、能力の伸長につながる進路指導を全学年通して行う。 以上の4点が挙げられていました。 4月になりましたら、保護者の皆様方にも配布させていただく予定です。子どもたちの豊かな学びと育ちを実現するために、ご協力をお願いいたします。 「学校評価(学校関係者評価)」
3月3日(木)に第3回目の学校運営協議会理事会(評価部会)を行い、今年度の高雄中学校の教育活動全般について評価していただきました。評価結果と改善についての支援策について、以下のようなご意見をいただきました。(前・後期分を掲載)
《前期》 ・卒業生の進路状況、全国学力・学習状況調査、学習確認プログラムなど各種の調査結果や生徒たちの様子から、高雄中学校における学習面・生活面での指導が適切に行われていると判断できる。学校で取り組んでいる子どもたちの力を伸ばすための様々な取組を継続し、発展させてほしい。特に、中学校においては施設・設備面での充実をお願いする。 ・学校やPTAなどの活動に対して、地域として協力できることは、積極的に応援させてもらう。施設・設備についても、改善を目指して粘り強く取り組んでいきたい。 《後期》 ・アンケートの集計結果から課題として挙げられた「家庭学習・自主的な学習」などについても、対策として年間を通して、基礎学力の充実を目指した取組を行い、様々な体験活動を経験させることによって子どもたちの世界を広げようと取り組んでいる。今後も学習規律を大切にし、自ら学ぶ生徒の育成を目指してほしい。 ・学習活動・体験活動などの学校支援について、地域の人材の活用をさらに進めていきたい。施設・設備の改善について、今後も粘り強く働きかけていきたい。 (学校だより「もみじ太鼓」3月14日号所収) 「有終の美」![]() 昔から使われる「有終の美」という言葉がありますが、「最後までやり通し立派な成果をあげること。また、素晴らしい結果を出して終わり、終わり方がきれいである。」という意味で使われることが多いのですが、「物事を始めたら途中で投げ出したりせず、最後まで成し遂げることが大切だ。」というところに本来の意味があるそうです。 今年は卒業式まで少し余裕があり、残すところあと7日間となりました。この1週間をどのように取り組むかが大切になってくると思います。学級活動を中心に、球技大会、校内美化活動、校外学習、送る会、そして、卒業式となります。 卒業式は学校行事の中で、入学式とともに大切な儀式です。この日のためにこれまでの取組の日々があり、義務教育を終了し、それぞれの道を歩み出すはじまりの日でもあります。また、巣立っていく3年生の姿を見て、1・2年生たちは自分たちの置かれた立場を知り、次の学年に向けた思いを新たにすることでしょう。3年生が卒業すれば、2年生が最上級生となり、1年生は後輩を迎える立場となるのです。そう考えると、残されたこれからの期間は、生徒の皆さんにとって大きな意味をもってくるのです。 「待たれる春」![]() 明日はいつもより早めに起きて(起床後2〜3時間後に頭はフル回転します)、しっかり朝食をとってから、家を出る前にもう一度持ち物(昼食・お茶なども含めて)を確認して、試験会場には余裕をもって到着しましょう。会場に着いたら、掲示物や高校の先生の指示に従って行動してください。また、学力検査中は、解答欄を間違えていないか、答えの見直しも含めてしっかりと、検査終了時間まで頑張り、検査1(国語)から始まりますが1つの教科が終わったら気持ちを切り替えて、次の教科に全力投球してください。 皆さんの健闘を祈ります。 「桃の節句」![]() 以前にも紹介しましたが、この雛人形は災厄を移して流す人形(ひとがた)が起源とされ、平安時代に始まるとされています。当時の雛人形は、紙・土・草木などで作られた立ち雛で、安定の良い座り雛は室町時代から登場し、桃の節句に雛人形を飾るようになったのは江戸時代からと言われています。雛人形の飾り方も、京都を中心とする関西では、「お内裏様」を向って右側に飾り、関東では逆になります。 雛まつりによく耳にする「灯りをつけましょ雪洞(ぼんぼり)に お花をあげましょ桃の花 五人囃子(ごにんばやし)の笛太鼓 今日は楽しいひなまつり」という歌。この歌の題名は「うれしいひなまつり」で、「ちいさい秋みつけた」などで知られる詩人サトウ・ハチローの作詞によるものです。この歌は、平成19年に文化庁と日本PTA協議会が選定した、親子で長く歌い継いでほしい歌として「日本の歌百選」にも選ばれました。 「志願状況」![]() 全日制の平均志願倍率は1.03倍(前年度1.10倍)で、類・類型別募集を導入した昭和60年(1985年)以降で最低となったそうです。府教委高校教育課は「国と府、大阪府などの私学無償化により、私学にチャレンジしやすくなっているのでは」としています。 全日制には合計10,620人が出願し、普通科の志願者倍率は1.03倍(前年度1.09倍)、第2類では志願者倍率が2.0倍を超える学校もあるという状況です。 なお、京都大学などの入試問題がインターネットの質問サイトに投稿された問題を受けて、試験会場への携帯電話の持ち込み禁止が徹底されるということです。 |
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