京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「参加しませんか」

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 今日の新聞に「京都市の7、8月の最高気温と平均値」が掲載されていましたが、8月23日の37.5度を今期最高として盆明け後も猛暑日が続き、この厳しい残暑が9月半ばまで続く可能性があると伝えています。これからも今しばらくは、日中の屋外での活動はもちろんですが、屋内にいても水分補給など体調管理には十分気を付けてください。
 さて、今年度から定期テスト前の休日に、生徒の皆さんが「確かな学力」を身につけるための一つの機会として、「土曜学習」を実施しています。この土曜学習では自校の先生方が主体的に関わる中で、皆さんに「学びの場」を提供することにより、学ぶ意欲を高めるとともに、基本的な学習習慣の確立を図ることを目的としています。
 6月に第1回目の「土曜学習」を実施しましたが、中体連の陸上競技の部の夏季選手権総合体育大会と重なり、参加することが出来なかった生徒の皆さんもいました。そこで、前期の締めくくりである期末テストに向けて、今回(9/4実施予定)の土曜学習にはたくさん参加してほしいと思います。

「教職員アンケート集計結果報告」

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 7月下旬に行いました本校教職員の学校評価アンケートの集計ができましたので、学校だより「もみじ太鼓」(8月25日号)でお知らせするとともに、学校ホームページ右下の「学校評価」の項目に掲載いたしましたので、ご覧ください。
 教職員アンケートは概ね良好な評価でしたが、気になる項目として「家庭学習が習慣化している」が挙げられます。昨年度実施いたしました学校評価に関する調査結果でも「家庭学習の習慣化」の項目については、評価が低かったということもあり、各教科でもその都度、意識して「宿題」を課題として出したりしていますが、基本的には「その日の授業の復習をする」ことは、中学生にとって毎日取り組まなければならない「課題」の一つであると考えています。日々の取組への指導も含めて、今後もさらに指導の工夫や改善を行い、現状に満足することなく努力を続けていきたいと思います。

「行く夏」

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 行く夏を惜しみつつ授業再開。33日間の長い夏休みが終わりました。夏休みといっても毎日のように多くの生徒の皆さんは登校して、学習教室、部活動、生徒会活動や学級活動など自主的な活動を続けていました。この夏休み中も、皆さんの中で事故や大きな怪我をした人はいなかったと聞いています。皆さんの元気な顔が見られて大変うれしく思います。
 今日の全校集会でお願いしたことをもう一度確認してほしいと思います。
 1つ目は、歩道設置のための道路拡幅工事(第1期)の最初の部分が完成し、工事中に仮設してあった「ガードレール」が山側に移され、ガードマンの方々もおられなくなったことです。それに伴って小学生の集団登校は元の山側を通り、中学生は以前のように川側(学校側)を登校してきます。路側帯のない部分もあり、車が皆さんのすぐ傍をたくさん通って行きますので、以前にも増して、登下校には十分気を付けてください。
 2つ目は、夏休みの課題をやり遂げるということも出ていましたが、学校や家庭での様々な場面で、毎日取組を続けることの大切さを強く意識してほしいということです。自分自身に課して取組を続けることは大変苦しいことではありますが、振り返って見た時に力を付けて変わってきた自分がそこにいるだろうと思います。中国古代のたとえ話「愚公移山(愚公山を移す)」の話を思い出して、「たゆまぬ努力を続ければ、いつかは大きな事業を成し遂げ得る」(広辞苑第5版)と、自分を信じて日々の取組を大切にしてください。
 前期のまとめである期末テストや学校祭を中心とした様々な行事を控えたこれからの時期です。いろいろな場面で皆さんの一人一人がもっともっと輝いてくれることを期待しています。

「挨拶」

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 「あいさつは しってる人とも しらない人とも なかよくなれる まほうのことば。さあ みんな こえにだして いってごらん。」
 これは新聞に掲載されていた「挨拶の大切さ」を呼びかける言葉ですが、小さな子どもたちにも親しんでもらえるように、おもしろいキャラクターたちが続いて登場していました。「おやすみなサイ」いつもパジャマ姿でおとなしく目を閉じている。お仕事は占い師。「さよなライオン」人を笑わせることが得意。お別れが寂しい時でも、面白くバイバイできる。「こんばんワニ」お仕事は天体観測。流星群が来ることがわかると、みんなに教えてくれる。以下、「こんにちワン」「ありがとウサギ」「ただいマンボウ」「おはよウサギ」…と続きます。
 小さなころから、日常の「挨拶」がしっかり出来るように、周りの大人たちが適切に対応することが大切ではないでしょうか。長年にわたって「安全登校指導」にご協力いただいている地域の方々は、朝一番から「おはようございます。」「大きな声でご挨拶しましょうね。」「止まっていただいた車の方にもご挨拶してね。」と登校班が来るたびに、声をかけていただいています。以前の全校集会で、「皆さん、家でも何かしてもらったら『ありがとう』ということが言えていますか。」と尋ねたことがありましたが、「何をしてもらっても家族だから『当たり前』ではなく、『有り難い』ことなのですから。」と。家庭、学校や地域の大人たちの積極的な働きかけによって「挨拶のできる」子どもたちは育っていくと思います。

「知足」

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 先日、外国からのお客様と一緒に、世界文化遺産に登録されている鹿苑寺(金閣寺)、龍安寺、二条城などを訪ねる機会がありました。日本三大祭である祇園祭から五山の送り火へと続く、夏の観光シーズンとあって大変暑い日でしたが、大勢の外国からのお客様を含む京都観光を楽しまれている方々で賑わっていました。
 龍安寺を訪ねた時に、有名な方丈の前庭では、「虎の子渡し」と呼ばれる石庭をたくさんの方々が腰を下ろして眺めておられました。解説に拠りますと「石の象、石群、その集合、離散、遠近、起伏、禅的、哲学的に見る人の思想、信条によって多岐に解釈される」枯山水は、やはり何かを感じさせてくれるものでした。しかし、一番心を惹かれたのは、方丈の北東に据えてある銭形の「つくばい」(茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石)に刻まれている文字でした。写真にあるように中心の口を共有して上から時計回りに読んでみると「吾唯足知」(吾、ただ足ることを知る。)となります。これは、釈迦が説いた「知足のものは、貧しといえども富めり、不知足のものは、富めりといえども貧し」という「知足」の心を図案化した仏教の真髄であり、茶道の精神にも通じるものだそうです。また、この「つくばい」は徳川光圀の寄進とされています。
 夏休みの一日、外国からのお客様が来られたお陰で、世界文化遺産に登録されている所をいくつか拝見することができ、改めて京都の歴史の奥深さを肌で感じることができました。

「残暑」

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 「残暑お見舞い申し上げます。」
 学校閉鎖期間が終了し、早いもので33日間の夏休みも残すところ8日となりました。京都では、今夜行われる五山の送り火に続き、各地域での地蔵盆などが過ぎると夏休みも終わりを迎え、厳しい残暑の中、前期後半が始まります。
 今年の夏は気温が35度をこえる「猛暑日」が全国各地で続く大変厳しい夏となりましたが、生徒の皆さんは元気にこの夏休みを過ごしてくれているでしょうか。また、休み前の全校集会でお願いしました、長い休みにしかできないこと、楽しいことや毎日続ける取組など、やるべき課題にも積極的に取り組めているでしょうか。充実した夏休みにするためにも、今後もしっかりと自分自身を見つめて、日々の取組を進めてください。
 まだまだ本格的な暑さが続きますので、体調管理には十分気を付けてください。皆さんの元気な顔が見られる24日を今から楽しみにしています。

「夾竹桃の花」

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 「夾竹桃」は原子爆弾で被災した広島市で、原子爆弾により70年間(あるいは75年間)草木も生えないと言われた焦土に、いち早く咲いた花で、広島市民に復興の希望と光を与えてくれました。原爆犠牲者への慰霊の意も込めて昭和48年(1973年)11月3日(文化の日)、広島市の花に選定されました。
 キョウチクトウは6月から残暑のころまで赤や白の花を咲かせ、異国情緒のある忘れがたい夏の花の一つです。高温乾燥に強く、また大気汚染にも強いことから、都市の街路樹として緑化にもよく利用されました。中国で名付けられた「夾竹桃」という名前の通り、葉が竹のように狭く、花は桃に似ており、そのまま和名にもなりました。
 広島は今日、被爆から65年の「原爆の日」を迎え、中区の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれました。

「今日の一冊」

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 今日、皆さんに紹介するのは、アーネスト・ヘミングウェイの「老人と海」です。海という舞台で、海そのものを体現し、象徴するような巨大魚とこれに挑みかける老漁師の物語です。
 
 サンチャゴはメキシコ湾流に小舟を浮かべ、一人で漁をする老漁師です。顔には長年の日焼けによる褐色のしみが広がり、両手の所々には深い傷痕が見えます。この男に関する限り何もかもが古かったが、眼だけが海と同じ色をたたえ、不屈な生気がみなぎっていました。彼は貧しく、一匹も釣れない日がもう84日も続いていました。以前は一緒に舟に乗って手伝ってくれる少年もいましたが、今では両親の言いつけに従い、別の舟に乗っています。しかし、5歳の時からサンチャゴと漁に出ていた少年は、今も変わらず、彼を尊敬し、一人になった彼のことを気にかけていました。85日目の早朝、「今日こそは」という思いでサンチャゴは、少年がくれた餌魚を携えて、朝日の昇らないうちに沖に漕ぎ出しました。昼ごろ、餌のついた鉤素を仕掛けておいた綱を引っ張ると、すると信じられないほどの重い手応えを感じました。掛かっていたのは想像を絶する巨大なカジキマグロ、3日にわたる死闘の末、老漁師は巨大魚との勝負に勝ったが、港へ帰る途中に次々とサメに襲われて、舟にくくりつけた獲物は見る見る食いちぎられていく…。
 感傷的な抒情を排除したハードボイルド・リアリズム(非情の現実主義)と呼ばれる簡潔な文体で、絶望的な戦いの中でうちのめされても敗れない人間の孤高の精神を、肯定的に描いた名作です。1954年、アーネスト・ヘミングウェイはこの「老人と海」でノーベル文学賞を受賞しました。

「ちょっと先を想像する」

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 「8月は人権強調月間です。〜個人の人権を尊重し、かけがえのない『いのち』を社会全体で守りましょう。〜」をスローガンとして、京都府及び京都人権啓発推進会議は、8月を人権強調月間と定め、基本的人権の尊重を訴え、様々な差別や人権問題をなくすためいろいろな取組を行っています。

 そこで、人権強調月間にあたって、「できる限り最大限すべての人に利用可能であるように、製品、建物、空間をデザインする」という考え方に立った「ユニバーサルデザイン」を取り上げてみます。この考え方は、あるアメリカの建築家・工業デザイナーの提唱によりはじまりました。彼は車いすを利用していましたが、車いす専用の共同住宅を例に、一部の人のための特別なものを用意するのではなく、だれもが利用しやすく使ってみたくなるものをつくった方がいいということを、「ユニバーサルデザイン」(すべての人のためのデザイン)という言葉で表現しました。後に、彼は大学にユニバーサルデザインセンターを創設し、ユニバーサルデザインの7原則も発表しました。
(1)だれもが公平に利用できる。
(2)使ううえで自由度が高い。
(3)使い方が簡単ですぐにわかる。
(4)必要な情報がすぐにわかる。
(5)うっかりミスや危険につながらないデザイン。
(6)無理な姿勢をとることもなく、少ない力でも楽に利用できる。
(7)アクセスしやすい(近づきやすい)スペースと大きさを確保する。

 このような考え方を具体化したものが、私たちの身近にもたくさんあります。屋外では、点字ブロック、信号機の音声案内、段差が少ない歩道など、屋内では、館内案内版、感知式の水道の蛇口、2種類の階段の手すりなど様々なものがあります。しかし、忘れてはならない一番大切なことは、いつも自分の身の回りのことや周りにいる人たちのちょっと先を想像するということです。困っている人を見かけたら勇気を出して声をかけてあげる、高齢の方などに席を譲る、歩道に自転車などを放置しない等々、そうすれば、「もの」がなくてもできることが見えてくるはずです。(参考文献・京都市保健福祉局発行「見つけたよ!京都のユニバーサルデザイン」)
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学校行事
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