京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「有終の美」

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 3月4日(金)に公立高校の入学者選抜学力検査が終了し、受検した3年生もほっと一息ついているところでしょうか。
 昔から使われる「有終の美」という言葉がありますが、「最後までやり通し立派な成果をあげること。また、素晴らしい結果を出して終わり、終わり方がきれいである。」という意味で使われることが多いのですが、「物事を始めたら途中で投げ出したりせず、最後まで成し遂げることが大切だ。」というところに本来の意味があるそうです。
 今年は卒業式まで少し余裕があり、残すところあと7日間となりました。この1週間をどのように取り組むかが大切になってくると思います。学級活動を中心に、球技大会、校内美化活動、校外学習、送る会、そして、卒業式となります。
 卒業式は学校行事の中で、入学式とともに大切な儀式です。この日のためにこれまでの取組の日々があり、義務教育を終了し、それぞれの道を歩み出すはじまりの日でもあります。また、巣立っていく3年生の姿を見て、1・2年生たちは自分たちの置かれた立場を知り、次の学年に向けた思いを新たにすることでしょう。3年生が卒業すれば、2年生が最上級生となり、1年生は後輩を迎える立場となるのです。そう考えると、残されたこれからの期間は、生徒の皆さんにとって大きな意味をもってくるのです。

「待たれる春」

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 明日は公立高校の学力検査が行われます。受検する皆さんは全力を出し切ってください。前日に頑張って勉強をと思う気持ちはわかりますが、前日の一日の勉強で試験の結果が変わることはありません。それよりも、明日の学力検査に必要なもの(受検票、筆記用具、上靴、下靴を入れる袋など)をきちんと確認して、今日はぐっすりと眠りましょう。
 明日はいつもより早めに起きて(起床後2〜3時間後に頭はフル回転します)、しっかり朝食をとってから、家を出る前にもう一度持ち物(昼食・お茶なども含めて)を確認して、試験会場には余裕をもって到着しましょう。会場に着いたら、掲示物や高校の先生の指示に従って行動してください。また、学力検査中は、解答欄を間違えていないか、答えの見直しも含めてしっかりと、検査終了時間まで頑張り、検査1(国語)から始まりますが1つの教科が終わったら気持ちを切り替えて、次の教科に全力投球してください。
 皆さんの健闘を祈ります。

「桃の節句」

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 明日、3月3日は五節句の一つ「上巳(じょうし)の節句」です。桃の花が咲くころで、後に「桃の節句」とも呼ばれるようになり、「雛人形」を飾り女の子の幸せを祈るものとなります。
 以前にも紹介しましたが、この雛人形は災厄を移して流す人形(ひとがた)が起源とされ、平安時代に始まるとされています。当時の雛人形は、紙・土・草木などで作られた立ち雛で、安定の良い座り雛は室町時代から登場し、桃の節句に雛人形を飾るようになったのは江戸時代からと言われています。雛人形の飾り方も、京都を中心とする関西では、「お内裏様」を向って右側に飾り、関東では逆になります。
 雛まつりによく耳にする「灯りをつけましょ雪洞(ぼんぼり)に お花をあげましょ桃の花 五人囃子(ごにんばやし)の笛太鼓 今日は楽しいひなまつり」という歌。この歌の題名は「うれしいひなまつり」で、「ちいさい秋みつけた」などで知られる詩人サトウ・ハチローの作詞によるものです。この歌は、平成19年に文化庁と日本PTA協議会が選定した、親子で長く歌い継いでほしい歌として「日本の歌百選」にも選ばれました。

「志願状況」

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 新聞に拠りますと、28日に京都府教委と京都市教委が平成23年度の公立高校一般入試の志願者状況を発表しました。
 全日制の平均志願倍率は1.03倍(前年度1.10倍)で、類・類型別募集を導入した昭和60年(1985年)以降で最低となったそうです。府教委高校教育課は「国と府、大阪府などの私学無償化により、私学にチャレンジしやすくなっているのでは」としています。
 全日制には合計10,620人が出願し、普通科の志願者倍率は1.03倍(前年度1.09倍)、第2類では志願者倍率が2.0倍を超える学校もあるという状況です。
 なお、京都大学などの入試問題がインターネットの質問サイトに投稿された問題を受けて、試験会場への携帯電話の持ち込み禁止が徹底されるということです。

「入試を控えた3年生の皆さんに」

 いよいよ明日から私立高校の入学試験が、また、来週からは公立高校の適性検査・推薦入試が始まります。皆さんの一人一人が持てる力を存分に発揮してほしいと思います。今日までコツコツと積み上げてきた努力を支えに、自信を持って明日以降の試験・検査を迎えてださい。

・前日の一晩だけの勉強で試験結果が変わることはありません。それよりも有効な試験対策として、明日の試験に必要な物(受験票・筆記用具・上靴など)を全部準備して、今日はぐっすりと眠りましょう。
・当日の朝はいつもより早めに起きて(起床後2〜3時間ほどで頭はフル回転します)、しっかり朝食をとってから、家を出る前にもう一度持ち物を確認して、試験会場には余裕をもって到着しましょう。(慣れない交通手段で混雑することもあります)
・試験会場に到着したら、掲示案内を確認して(受験番号ごとに会場が指定される)、高校の先生の指示をよく聞いてその指示に従う。
・試験会場(教室)に入ったら、気持をゆったりとして(緊張しているのはあなただけではありません)、受験票・筆記用具など必要な物を用意しましょう。
・問題用紙・解答用紙が配られ試験が始まったら、受験番号・名前など必要なことを落ち着いて書いてから、時間配分などを考えて取り組んでください。解答欄を間違えていないか、答えの見直しも含めてしっかりと、テスト終了時間まで頑張ってください。
・1つの教科が終わったら気持ちを切り替えて、次の教科に全力投球してください。
・面接がある人は、志望理由(なぜこの学校を選んだのか)や高校で頑張りたいことなどを明確に、自分の良い所が見てもらえるように、精一杯の受け答えをしてください。

「入学試験」ですから緊張しないようにと言ってもそれは難しいでしょう。良い緊張感を持って、全力を出し切るように、皆さんの健闘を祈ります。

「教職員アンケート集計結果報告(後期)」

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 1月下旬に行いました本校教職員の学校評価アンケートの集計が出来ましたので、学校だより「もみじ太鼓」(2月7日号)でお知らせするとともに、学校ホームページ右下の「学校評価」の項目に掲載いたしましたのでご覧ください。
 概ね良好な評価となっていますが、気になる点として「家庭学習の習慣化」「読書習慣の定着」「将来の夢や希望」などが挙げられます。特に、「家庭学習の習慣化」については、前回も課題として挙げられました。そこで、その対策として「国語・数学・英語」を中心に、生徒に課題を与え、仕上げた課題を提出させて点検するという取組を進めています。今後もこのような取組を継続していきますので、ご家庭でも声をかけていただくなど、ご協力をお願いいたします。現在お願いしております保護者の皆様方へのアンケート、生徒アンケートの集計結果も合わせて、今後も指導の工夫や改善を行い、現状に満足せずに努力を続けていきたいと考えています。

「節分」

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 暦の上で季節が移り変わる「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日がそれぞれ「節分」にあたるのですが、近年では「立春」の前日のことを「節分」としています。
 この日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て、鬼打ち豆と称して炒った大豆を「鬼は外、福は内」(地方によっていろいろな唱え方があります)と唱えて豆をまく習慣があります。これは、平安朝よりの宮中の年中行事の一つで、大晦日の夜に悪鬼を払い疫病を除く儀式である「追儺(ついな・なやらい)」を継承し、近世に民間の節分行事となったもので「鬼やらい」とも呼ばれます。
 身の回りでも「鬼」ならぬ風邪やインフルエンザが蔓延してきました。一人一人が意識してその予防に努めることが大切です。不要不急の外出は控え、手洗い・うがいの励行と栄養・休養・睡眠を充分にとり、規則正しい生活を心掛けてください。

「2つの作品展」

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 1月27日(木)〜30日(日)、京都市美術館別館(京都会館隣接)にて「小さな巨匠展」が開催されました。この作品展は、京都市立小・中学校育成学級、総合支援学校の児童・生徒の作品を一堂に集め、学習成果の発表の一環として、展示していました。作品づくりを通して、子どもたちの豊かな心を育てるとともに、多くの市民の方に作品鑑賞を通して障害のある子どもの教育について理解を深めていただき、すべての人が「互いのよさを認め合い、共に支え合って生きる社会」づくりの一助になることを願って開催され、今年で第33回目となります。
 また、1月29日(土)・30日(日)には京都市美術館本館において、第42回京都府学校文化・芸術祭教育美術展覧会が開催されました。この作品展では、京都府内の幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校の園児・児童・生徒の作品が多数展示されていました。
 この2つの作品展では、子どもたちの豊かな感性が伸び伸びと、そして、巧みに表現されたすばらしい作品が一堂に展示されていました。休日ということもあり、どちらの会場も大勢の鑑賞する人で賑わい、自分の作品の前で記念撮影をする風景もあちこちで見られました。

「立春の日には…」

 時の流れは早いもので、1月も残すところ4日となりました。来週の木曜日の2月3日が「節分」で、翌日が二十四節気の一つ「立春」となります。その立春の日にまつわるこんな話があります。
 中国の古い書物に「立春の日には卵が立つ」と書いてあるのを発見し、中国、アメリカ、日本など様々な所で実験してみたところ、たまごは見事に立った。テーブルの上に立てたたまごは、次の朝まで倒れずに立っていたし、タイプライターの上にも立てることができた。次の日の新聞には「歴史的な実験に成功」という大見出しで書き立てた。(昭和22年2月)この記事を目にされた理学博士であり、随筆家であった中谷宇吉郎氏は記事に関心をもち、科学者としての考察、見解を随筆「立春の卵」に書かれました。
 「たまごの表面はざらざらしている。すなわち小さなでこぼこがあることは、だれでも知っているとおりである。問題は、あのでこぼこにありそうである。たまごの底の部分の少なくとも三つの凸点は非常に小さなゴトク(五徳)の三本足のような役目をするはずである。そして重心からおろした垂直線が、そのゴトクの三本の足がしめる面積の中に落ちればたまごは立つことになる。それでたまごの底の部分のからを学校へもっていって、たてにうまく切って、その切り口を顕微鏡で調べてみたら、三つの小さな凸点の距離はだいたい0.8ミリくらいあることがわかった。これで問題は一応解けたわけである。たまごの重心からおろした垂直線が、およそ半ミリ四方くらいの底面積の中を通るようにうまくもって調節すればたまごはいつでも立つのである。それには、十分の一ミリくらいの精密さでたまごの頭を少しずつ動かしては、そっと手を離してみればよい。三分から五分やってみれば、たいていうまく立てられるはずである。こうわかってみると、何でもない話ではないかと思われるかもしれない。しかし、問題は、そういう何でもないことに、世界中の人間がコロンブス以前の時代から今日まで、どうして気が付かなかったという点にある。それは、五分くらい費やしてたまごを立ててみようとした人が、今までだれもいなかったからである。実際のところ、たまごを立てる実験は、かなり気を落ち着けて、必ず立つものと確信して、何度も繰り返してやっているうちに、うまく立つものである。立つかなと思ってちょっとやってみるくらいではなかなか立たない。そういう意味では、中国の昔の本にあった立春の日にたまごが立つという話は、かなりおもしろい話である。たまごのような手近なものに、こういう例があるのだから、私たちのまわりには、まだ誰も気の付かないことがたくさんあるであろう。学校で習った物象で全部わかってしまったと思うことが一番いけないことである。」と結んでおられます。
 本当に立つかどうか試してみました。その結果…、見事立ちました。
 
 
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「道路拡幅工事」

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 24日(月)、国道162号線の歩道設置のための道路拡幅工事(早期に改良する区間・300Mの第2期工事)が始まりました。工事開始に伴い、本日より小学生の通学路を変更し、道路については終日の片側通行や安全誘導のためのガードマンの配置など、安全確保のための手立てが講じられます。
 工事完了予定は来年の3月末だそうですが、平成18年度に取り上げられた「改良を検討する区間(御経坂〜清水町・700M)」の歩道整備を一日も早くお願いしたいと思います。
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学校行事
3/14 式予行、3年生を送る会
3/15 卒業式
3/16 公立合格発表、2年修学旅行説明会
3/18 終業式
京都市立高雄中学校
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