最新更新日:2021/03/25 | |
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「読むことを楽しむ」
『本に教えられた。本に感動した。本に励まされた。時には、キツいことだって言います。泣かせることだってあるかもしれない。だけど読み終えたとき、一回り大きく成長した自分がいるはず。いくつになっても、心は成長できるのだから。本は心を育てる何よりの栄養なのだから。 2010年は「国民読書年」です。』(政府広報・文部科学省ホームページより)
今年が国民読書年だからということではなく、いつでも生徒の皆さんには本を読んでほしいと思います。読書の効用として、「様々な知識が得られる。(物知りになる)」「自分では決して体験することのできない、様々な人生を追体験することができる。」「自分と静かに向き合うことができる。(自分の在り方を見つめ直すきっかけが得られる)」などを挙げることができますが、究極は「純粋に読むことを楽しむことができる。」となるのだと思います。読書は、皆さんの可能性を大きく広げてくれます。若い時の読書はできるだけ多くの本に出会う、つまり「乱読」ぐらいがいいと思います。身近に本を置いて、ちょっとした空き時間に読んでみてください。 台風等に対する非常措置について
台風等により「京都府南部地方」または「京都・亀岡地方」に『暴風警報』が発令された場合、下記のような措置を取りますので、テレビ・ラジオ等の報道に注意していただきますようお願いいたします。
◎午前7時現在、「京都府南部地方」または「京都・亀岡地方」に『暴風警報』発令中の場合、解除されるまで自宅で待機すること。 (午前7時までに解除になった場合は、〈平常授業〉) ◎その後、 (1)午前9時までに解除になった場合は、〈3限目から授業〉 (2)午前11時までに解除になった場合は、〈5限目から授業〉 (3)午前11時現在、『暴風警報』発令中の場合は、〈臨時休業〉 なお、『暴風警報』以外の警報の場合は、臨時休業になりませんので、ご注意ください。(「台風等に対する非常措置についてのお知らせ」はホームページ右下の配布文書の項目に掲載してありますので、ご覧ください。) 「学校評価実施計画」
京都市では、平成21年6月に「京都市学校評価ガイドライン【第3版】」を策定し、開かれた学校づくりのもと、学校評価の充実に努めています。「京都方式」の学校評価は、各家庭において、子どもたちをはじめ保護者や地域の方々一人一人の声を大切にするとともに、学校と家庭・地域が足りないところを批判し合うのではなく、互いに高め合う双方向の信頼関係を構築し、子どもたちの学校生活をよりよいものにすることを目指しています。
今年度の「学校評価実施計画」をホームページ右下の『学校評価』の項目に掲載いたしましたので、ご覧ください。 「古人の名言」
ニーチェや孔子など思想家や学者が残した名言をやさしく解説する本が人気だそうです。原文にはない言葉を補って訳したり、難解と思われていた古人の言葉を現代風にアレンジした「超訳」が、20〜30代の読者の心に響いているようです。
「古人の名言」として思い出す孔子の言葉を一つ紹介してみたいと思います。 今から2500年ほど前の中国(春秋時代)に生きた、思想家であり教育者であった孔子が、弟子の一人から「先生、人が一生を通じて、一番大切にしなければならないことは何でしょうか。」と問われて、「それは『恕』である。」と即座に答えました。『恕』とは、「優しさ・思いやり」です。孔子はさらに「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ。(自分が他人からされたくないことは、人にしてはいけないの意)」と続けました。これを積極的に考えてみると、「(困っている時などに)自分が他人からしてもらってうれしかったことは、進んで他の人にしましょう。」となるのではないでしょうか。 「飛翔☆未来へ向かって」放映のお知らせ
去る4月29日(木・祝)に京都市教育委員会・京都市立中学校長会・京都市中学校体育連盟の主催により、「第52回京都市中学校春季総合体育大会開会式」が開催されました。
この開会式における入場行進や宣誓をする中学生の元気あふれる雄姿や、生徒それぞれの学校で真剣に運動部活動に取り組んでいる姿を、多くの方々に知っていただき感動を分かち合うとともに、スポーツの一層の活性化を目指して、KBS京都において特別番組「飛翔☆未来に向かって〜2010京都市中学校春季総合体育大会〜」を製作いたしました。 つきましては、下記のとおり放映されますので、ぜひご覧ください。 1.放送日 平成22年5月16日(日) 午後9時〜午後9時30分 2.放送局 KBS京都 〔協賛:(財)京都青少年育成スポーツ財団〕 3.内 容 ・開会式での各校選手たちの入場行進や選手宣誓などの風景 ・中学校運動部活動の練習及び試合風景 「かきつばた」
北区上賀茂にある大田神社のカキツバタ(杜若)が見ごろを迎えたというので、行ってみました。大田神社のカキツバタは平安時代の歌人藤原俊成が「神山や大田の沢のかきつばたふかきたのみは色にみゆらむ」と和歌にも詠んでいるように、自生種として約1200年の歴史があり、国の天然記念物に指定されています。この大田の沢のカキツバタの特徴は、「花の色が濃すぎず上品で、背が高くしっかりと伸びた茎」で、切り花にない野生種の美しさだそうです。しかも、1つの株に3回花を咲かせるということで、5月20日ごろまで花が楽しめるそうです。
カキツバタと言えば、以前の教科書にも有名な和歌が載っていたことを思い出し、図書室で確認してみました。歌物語として有名な伊勢物語の第9段に、こんな一節がありました。 主人公たちが旅の途中、三河の国の八橋(今の愛知県東部)という所で、沢のほとりに腰を下ろして休んでいますと、目の前にカキツバタが大変美しく咲いていました。それを見てある人が、「かきつばたという5文字を句の頭に置いて、旅の心を詠みなさい。」と言ったので、その男はこう読んだ。 からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ (大意)新しい着物を段々と着慣れたように、慣れ親しんだ妻を都に残してきたのだから、はるばるこんな遠くまで来てしまったものだなあ。 この歌を聞いて、一緒に旅をしていた人々も皆涙を流したというものです。 たくさんの物語や不思議な世界などに出会える『図書室』を大いに利用したいものです。 |
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