最新更新日:2024/07/22 | |
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2年次生保健人権学習「車いすバスケットボールを通して」
12月18日(水)午後、本校第二体育館に於いて、2年次生人権学習(車いすバスケットボールを通して)を実施しました。
坂野晴男先生(シドニー・北京パラリンピックコーチ・京都アップスコーチ)に講師としてお越しいただき、バスケットチーム京都アップスなどから4名、元カクテル(アテネパラリンピック女子車いすバスケットボール代表選手)から1名合計5名の選手の皆さんをお招きしました。 介助してくれた生徒たちはそれぞれの講師に付き添い、移動のお手伝いをしたり、競技用の車いすを運んだりしました。終了後も、車いすを分解して運んだり荷物の積みこみを手伝うなどして、最後まで見送りました。体育館では、まず始めに競技の説明を受け、選手VS担任団(校長も参加)の車いすバスケットの試技を見ました。その後代表生徒により、クラス対抗で車いすバスケットの試合をしました。なかなか思うように動けず、走る速さやシュートの難しさなどを実感しながらも真剣に戦い、生き生きした顔をしていました。 試合の後には、講師の方のお話をグループに分かれて聞かせていただきました。人生の中で障がいを持ち車いす生活を送るようになった経緯や、車いすバスケットボールとの出会い、生徒たちへのメッセージ等、お話し下さいました。生徒は熱心に耳を傾け、質問をするなど、双方向の交流となりました。 全体をコーディネイトして下さった坂野晴男先生からは、日本の人口の14人に1人が障がいの登録をしている現状、お互いに配慮しながら生きる大切さ、みんなが真剣に取り組んでいたことへの感謝の言葉をいただきました。 仕事を休んで来て下さった講師の方に感謝するとともに、今回の交流での思いを心に刻み、ひとりひとりが今後の人生の様々な場面で活かし、考えてくれることを願っています。 |
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