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最新更新日:2021/03/25 |
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「小中合同研修会」![]() 五山の送り火も終わり、いよいよ過ぎゆく夏の時期となった本日、高雄中学校において「授業及び行事の多面的な交流を通した取組を話し合う中で、小中の共通理解を図り、今後の具体的な取組につなげていく。」ことをねらいとして、夏季小中合同研修会を行いました。 高雄小学校と高雄中学校は「一小一中(小野郷地域を含む)」で、校舎も近接し、中学校では理科、音楽、保健体育、技術・家庭の各教科が小学校の特別教室・体育館・運動場を共同利用しています。小中一貫教育については、特別教室等の共同利用に伴う連絡調整や合同行事の実施など、従前より一定の取組が行われています。今日の研修会では今後の課題である「義務教育9年間の『学び』と『育ち』の充実に向けて」の取組の一つとして、夏季休業期間を利用して小中合同の研修会をもち、小中教職員の共通理解を図ることと意見交流を行いました。全体会に続いて、学習指導・学校行事・地域行事の3つの部会に分かれて、これまでの取組状況や課題について、膝を交えて話し合い、限られた時間の中ではありましたが、小中の違いを認め合いながら違いで止まらない学習指導や合同の取組などについて熱心な意見交流が行われました。 「邂逅」![]() ![]() 生徒の皆さんに薦める「今日の一冊」を探して図書室に行ってみました。いつも感心することですが、よく整頓された本棚を見て、「もっと本を読んでほしい。」という気持ちが伝わってくるように思いました。夏休み前に行われた貸出しや新しく購入された本のために少し模様替えされており、前からあった「新刊図書コーナー」は拡張され、「夏休みすいせん図書コーナー」が新たに設けられ、そこには図書館教育部会発行の「すいせん図書一覧表」のプリントまで並んでいました。二つのコーナーに並べられた本は、様々なジャンルから選ばれた「ちょっと読んでみようかな。」と興味をそそられるものばかりでした。以前にも紹介しましたが、図書委員会は「図書だより」の発行や「おすすめ図書紹介の手作りポスター」を掲示するなど、地道で熱意ある取組を続けてくれています。この二つのコーナーばかりではありませんが、並べられた本の中には、皆さんの琴線に触れる「一冊」がきっとあるのではないでしょうか。 「邂逅(思いがけなく出会うこと。巡り合うこと。広辞苑第5版)」という言葉がありますが、いろいろな人がその人生を振り返った時に、あの時あの人に出会ったことが大きな転機でしたというようなことがよく語られますが、人との出会いと同様に、「一冊の本」との出会いがその人の感性や人生に大きな変化をもたらすこともあるだろうと思います。次回の開館日には、たくさんの新刊図書たちが皆さんの手にとってもらえることを願っています。 「育てる」![]() 短期間でその姿を変えていく植物の成長には本当に驚かされます。四書の一つである「孟子」(孟子が孔子の道を祖述して仁義を説き、あるいは遊歴の際、諸侯および弟子と問答したことを記した書。)に出てくる「助長」という言葉を思い出しました。 例え話として用いられたものですが、「昔、宋の国の農夫が植えた苗が大きくならないので、悩んでいました。ある日、その男が疲れ切った様子で家に帰って、家族に向かってこう言いました。『今日は本当に疲れたよ。苗がのびるのを助けてやろうと一つ一つ引っ張ってやったんだ。』それを聞いて驚いた息子が急いで畑に行ってみると、根が浮き上がり苗はすっかり枯れてしまっていました。」というものです。 「助長」という言葉の意味として、(1)物事の成長・発展のために外から力を添えること。(2)急速に成長させようとして、無理に力を添えてかえってこれを害すること。(広辞苑第5版)が挙げられます。 この例え話では力を添えたことによって、これを害してしまったということになります。子どもを育てる、人を育てるということについても、大人として、「よい意味での助長」を心掛けなければならないということではないでしょうか。 「いつものように」![]() ![]() この夏休みにしかできないこと、新しいこと、楽しいこと、そして、苦しいことにも取り組んでくださいと昨日の全校集会でお願いしましたが、夏休み初日からたくさんの人が登校し、部活動で汗を流し、さらに学習教室で課題などに取り組んでくれていました。 そこで、日々の積み上げの大切さを語る時に、よく引き合いに出される新井白石の逸話「一粒の米」を紹介したいと思います。新井白石は江戸時代中期の学者で、「正徳の治」と呼ばれる政治改革を行いました。その新井白石が幼少のころ、白石の父が戒めのために示したお話です。 米びつ(お米を入れておく箱)から、1日一粒ずつのお米を抜き取っても減ったともわからないし、また、一粒入れたとしても増えたかどうかわからない。しかし、1年、2年と続けていくとその変化がわかってくる。学問もこれと同じで、一日勉強したからといって、利口になるものでもないし、一日怠けたからといって愚かになるものでもない。しかし、1年、2年と続けていけば、必ず変わってくるというお話です。つまり、日々の勉学の大切さを説いた教えなのです。全校集会で生徒指導の先生から「努力は決して裏切らない」という励ましの言葉がありましたが、これからも日々の取組を大切にしてください。 「サマースクール事前学習会」![]() ![]() ![]() 「千里の道も」![]() 《各ステージの流れ》 (1)出題計画表…3回のステージで出題される5教科の内容が一覧になっています。まずは「学習計画」を立てましょう。何よりも日々の取組が大切です。 (2)出題範囲・予習シート…各ステージの出題範囲・学習内容と、その教科書ページが示してあります。予習シート(要点整理、重点シート)が付いていますので、計画的に学習しましょう。 (3)確認テストの実施…力一杯取り組み、日ごろの学習の成果を確認しましょう。 (4)フォローアップシート(解答と解説、復習問題、チャレンジ問題)…自己採点し、自己診断シートで自分の達成状況や弱点を把握します。間違った問題は解説を読んで解き直します。弱点は復習問題で補強し、よくできた人はチャレンジ問題に挑戦しましょう。 (5)成績表…確認テストの約1ヶ月後に、採点結果(解答用紙)が届きます。成績表のアドバイスに従って、弱点の補強に取り組み、学習の仕方の見直しをする機会にしましょう。 前にも書きましたが、高い山の登るためには、山道を登り続けなければなりません。足元を見つめ、一歩一歩と積み重ねていくほかないのです。たとえ時間がかかろうとも、歩みを止めない限り、必ず目指す頂上にたどり着けるのです。 「梅雨の晴れ間に」![]() 「校外学習」
7月12日(月)、3年2組が校外学習で祇園祭の始まった四条烏丸付近へ出かけました。朝からの雨でしたが、四条烏丸に着いてからは傘を使うこともなく、「月鉾」が組み立てられていく様子をじっくりと見学したり、「函谷鉾」の曳き初めに参加したりしました。各鉾の周りでは大勢の観光客や地域の子どもたちが「祇園祭」の雰囲気を楽しんでいました。生徒がデジタルカメラで撮ってくれた鉾の写真を2点紹介しておきます。
![]() ![]() 「サマースクールに向けて」![]() ![]() ![]() 「サマースクール」とは学校祭に向けて生徒会が主催する「学習会」で、夏休み明けに学校祭文化・体育の部で発表する「和太鼓演奏」や「よさこいソーラン踊り」などを練習するものです。昨日の説明会では、サマースクールで取り組む「和太鼓演奏」「よさこいソーラン踊り」を生徒会のメンバーが事前に考案し、練習したものを全校生徒の前で披露してくれました。また、今後の日程や取組方法についても説明がされました。生徒会による演奏・演技を「お手本」として、7月14日〜16日の午後、各色ごとに「事前学習」を行い、夏休み明けの「サマースクール(生徒会学習会)」に備えます。「サマースクール」では、時間をかけてそれぞれの演技を磨き、さらに取組期間に「学校祭」本番に向けて完成度を高め、工夫を凝らしていきます。各色ごとに3年生を中心に、一致団結して学校祭当日のすばらしい演奏・演技を目指してください。生徒の皆さんの頑張りに期待します。 「前期前半を振り返って」![]() 4月からこれまでの学校の授業風景や取組の様子をダイジェスト版ではありますが、南校舎1階水槽横の掲示板に「写真」(一部学校ホームページに掲載)を貼り出してありますので、懇談会等ご来校の折に、ぜひご覧ください。 |
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