最新更新日:2021/03/25 | |
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「心に響く」
「おはようございます。」の挨拶に気持ちの良い返事が返ってきますし、先に声をかけてくれる児童・生徒たちもいてくれます。また下校時に、「さようなら。気を付けて帰りましょう。」と声をかけると、朝以上の元気な声で挨拶して帰ってくれます。日常の挨拶が自然にできることの大切さをいつも感じています。
南校舎の西出入口の上に、『高雄っ子!心に響く挨拶を!!』と呼びかける手作りのポスターが掲示されています。このポスターを製作してくれたのは、現在の高校2年生の学年にあたる卒業生で、長年掲示してあった先代の「高雄っ子〜」のポスターがかなり傷んでいたので、卒業を間近にひかえたころに、後輩たちのためにと作ってくれたものです。こんなところにも「伝統」ということの大切さに気付かされます。改めて「心に響く挨拶」を心掛けていきたいものです。 陸上部春季大会
青空が広がり、汗ばむ暑さとなった大型連休終盤の4日、西京極総合運動公園陸上競技場において、陸上競技の春季大会が行われました。本校からは8名の選手が、100m、200m、800m、3000mと砲丸投げに出場しました。この日の最高気温は、27.9度を記録し今年一番の暑さとなった中、各種目での上位入賞、決勝進出はなりませんでしたが、参加した選手はそれぞれに頑張ってくれました。
地域学習
今日の新聞に、地元の神護寺で国宝を含む仏画や古文書を虫干しを兼ねて一般公開する恒例の「虫払い行事」が始まったという内容が載っていました。本校では昨年度もご住職のご厚意で、地域学習として、この一般公開に参加させていただきました。神護寺までは、学校から山道の旧道を通って約30分の道のりで、最後に345段の石段を登りました。ご住職から寺の由来などの説明を受けて、それぞれに展示物を見せていただきました。一番印象に残ったのは、教科書にも載っている国宝「伝源頼朝像(掛け軸)」の大きさです。等身大で描かれていました。教科書や神護寺のHPでも見ることはできるのですが、「百聞は一見に如かず」というように自分のイメージとは違っていたことを覚えています。
京都にはたくさんの史跡や社寺仏閣があり、毎年多くの方が観光に訪れてくださるのですが、案外、京都に住む私たち自身が身近にある貴重な文化財に触れる機会が少なかったのではないかと思います。様々な機会をとらえて、今後も「体験学習」を大切にしていきたいと思います。 伝統を受け継ぐ
南校舎の階段の壁に、木版の「決議文」が掲げられています。これは、平成6年12月から全市で展開された「いじめ根絶キャンペーン」の取組の中で、今から15年前の生徒会が中心となって、作り上げられたものです。その決議文にはこう刻まれています。
「いじめについての決議」 「いじめ」とは人間が人間の心を傷つける身近な差別です。「いじめ」は身近でおこっています。「いじめ」に対して発言しそれをみんなで聞き考えることに積極的に取り組んでいきましょう。「いじめ」を『しない,させない,許さない,見逃さない』ことをめざし「いじめ」追放を決議します。 1995年 高雄中学校生徒会 5月3日は憲法記念日です。「国民主権」・「基本的人権の尊重」・「平和主義」を基本原則とする日本国憲法が、昭和21年11月3日に公布され、翌年5月3日に施行されたことを記念する日です。京都市ではそれを受けて、5月を憲法月間と定めています。 階段の壁に今も掲げられている「決議文」に込められた高雄中学校の先輩たちの「人を大切にする」心を、生徒の皆さんがしっかりと受け止めてほしいと思います。 |
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