最新更新日:2021/03/25 | |
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12月は人権月間です
人権週間について(学校だより 11月25日号より)
昭和23年(1948年)12月10日,フランスのパリで行われました国際連合第3回総会において,「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として,「世界人権宣言」が採択され,本年で61年を迎えます。この宣言は基本的人権の尊重の原則を定めたものであり,それ自体が法的拘束力を持つものではありませんが,初めて人権の保障をうたった画期的なもので,この宣言により,世界の人権を守る動きは大きく進んでいます。 国際連合は,毎年この12月10日を「人権デー」として,加盟国などにこれを記念する行事を実施するように呼びかけています。日本では,世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年から毎年12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定め,全国的な啓発活動を展開しています。奇しくも,国連が「人権デー」と定めたこの12月10日は爆薬のニトログリセリンを実用化した新型爆弾ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベルの命日でもあります。彼が工事現場での作業の効率を上げるために作った爆薬が戦争で人を殺す爆弾として使用され,多くの命が失われました。後に,彼の遺言によってダイナマイトの発明や油田開発で得た莫大な財産を運用して,科学などに貢献した人に賞金を与える「ノーベル賞」ができました。「ノーベル賞」の授賞式は,毎年,彼の命日である12月10日にスウェーデンのストックホルムなどで行われています。 京都市PTA連絡協議会も「『子どもを共に育む京都市民憲章』を行動規範とし,人権が尊重され,一人一人が夢と希望をもてるまちをつくりましょう!」をメッセージ文に掲げ,人権尊重街頭啓発活動を12月5日(土)に京都市全域で行います。高雄校PTAも嵐山周辺でこの取組に参加します。 |
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