最新更新日:2024/09/20 | |
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うれしいメールが届きました。
双ケ丘中学校 中尾校長先生へ
オヤジの葬儀が終わり10日ほど経ちます。オヤジは去年の夏から半年ほど双岡病院に入院していました。痴ほう症が進み,家族では手が負えなくなり,入院しました。その病棟に入院されているお年寄りは外へ出ることのない毎日を過ごしています。ほとんどの方が,もう二度と家には戻れない方ばかりです。中には入院してから一度も面会者がいない人もおられます。 毎日病室を出て,ホールにみんなが集まります。テレビはついていますがほとんどの方は見ていません。椅子や車椅子にすわったまま一点を見ているだけか,毎日外の景色を見ているだけの生活です。そんなお年寄りにも楽しみがあるそうです。毎日病院の前を子供たちがランニングをしている時に子供たちが手を振ってきてくれるそうです。多くのお年寄りの方がそれはそれは子供たちが通ることを,手を振ってくれることを楽しみにしているそうです。僕がその話を聞いた日は天気も悪く「いつも双ヶ丘中学の部活の子供たちですが,今日は子供たちは来てくれない日ですね」と看護師さんが言われてました。 子供たちの何気ない行動や笑顔が,どれだけお年寄りたちを元気づけているか。オヤジもそのお年寄りの一人だったそうです。 何部かはわかりません。いやなニュースばかりの世の中ですが,心温まるホットするメールでした。何気なく手を振って通り過ぎるみんなを楽しみにしてもらっているとのことです。これからも続けてください。 |
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