最新更新日:2024/09/20 | |
本日:100
昨日:372 総数:2371399 |
World Youth Summit 2019 3日目
1月30日(水)、大会2日目の今日は昨日よりもいっそう白熱した様子で議論や交渉が進みました。
一方で午後になって決議案がまとまってくると、資料ができあがる待ち時間には、分科会のメンバーでお絵かきクイズなどのゲームに興じる一幕もありました。 会議終了後、夜には晩餐会とダンスパーティーが催されました。生徒たちはドレスに着替え、社交ダンスにも挑戦。日本ではなかなか経験できない雰囲気を味わいました。 会議自体は英語で進行することがルールですが、公式なスピーチ以外の場面では中国語が飛び交うこともしばしばあります。大事な話し合いが中国語で進められてしまう場面も。 ですが、言葉が通じていないことに気がついて英語で説明しなおしてくれたり、昼食に一緒に行こうと誘ってくれたりと、たくさんの優しさに助けられているようです。 二人の生徒は「もしこうした会議が日本で開催されていたら、海外から来た参加者にとっては同じような状況を作り出してしまうかもしれない」ということに思いあたり、そのとき自分たちにはどんな気遣いができるか考え込んでいました。 World Youth Summit 2019は明日で閉幕です。 言葉の壁も乗り越えて、最後まで挑戦的に取り組んでくれることを期待します。 写真 上:それぞれの会場で交渉中の様子 下:ダンスパーティー World youth summit 2019 2日目
1月29日(火)、台北市内の剣潭青年活動センターにて、World Youth Summit 2019が開幕しました。
開会式と基調講演を経て午後からさっそく会議活動が始まりました。 2名の生徒は別の分科会に所属し、それぞれの議題について、台湾の高校生たちと混ざって交渉を進めていきます。 念入りに準備してきたオープニングスピーチも無事終えて会議が本格的に動き出すと、歩き回って交渉相手を探しての議論や意見表明のスピーチに、懸命にチャレンジしていました。 大会初日をふりかえると、心配していたほど取り残されず流れに乗れたという安心と、もっと積極的に行動を起こせたという悔しさと、様々な思いがあるようです。 模擬国連を通して生徒たちが経験しているのは、的確な英語で自らの意見を表現する難しさだけではありません。立場や価値観が異なる相手と、話し合いを通じてなんとか意見を近づけようとするときの難しさでもあります。 会議は明後日まで続きます。二人には、今後のあらゆる場面で糧となるような学びを得てくれることを期待します。 写真 上:オープニングスピーチの様子 中・下:開会前の記念撮影 World Youth Summit 2019 1日目
1月28日(月)、台北市で開催されるWorld Youth Summit 2019に参加するため1年生の生徒2名が台湾へ出発しました。
World Youth Summitとは、台北市立第一女子高級中学が開催する模擬国連の大会です。台湾全土から高校生が集い、各国の大使に扮して、国際的な問題についての議論・交渉を3日間にわたって繰り広げます。日本からの参加は本校の2名のみです。 生徒たちはこれまで、自らが担当する国の情勢や国際社会における立場について調べ、課題にどのように取り組むべきか、考えをまとめてきました。明日からの活動では、それらを英語で伝えなくてはなりません。飛行機の中でも辞書や資料を片手に、熱心に準備を重ねていました。 空港では主催校の生徒さんに出迎えられ、ホテルの近くの駅まで案内していただきました。さっそく英語で会話して仲を深めていましたが、台湾の高校生の英語力の高さに圧倒されたようでした。 明日に向けた意気込みをきいてみると、「押されてしまうのではなく、自分の意見をちゃんと主張できるようにしたい」「相手の話がわからないときがあっても、もう一度説明してもらえるよう交渉する」とのこと。二人とも、ついていけなかったらどうしようと心配しながらも、あきらめず頑張ってみたいと心に決めているようです。 3日間の大会に参加した後、学校訪問や総統府訪問を経て、2月1日(金)に帰国します。 |
|