京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/13
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6月3日(月)MBS放送 よんちゃんTV「ミルクボーイのおかんの代わりに学校行ってみました」(17:30頃)で本校が紹介されました! 「探究道場」第1回申込受付中。令和6年6月14日(金)17:00までです!

Gプロジェクト チーム‘GAP’ 明日へ Vol5

たったの5日間。されど、とびっきり濃厚な5日間。
台湾で過ごしたこの5日間の中で、出来たことや出来なかったこと、また今後へ向けた抱負などを、4人それぞれが語ってくれました。

桂さん
出来たことや出来なかったこと
「1度目の反省の時に言ったことに関して、翌日のunmoderated caucus の際にドイツのところへ行って、自分の修正したいところを積極的に提案できました。あと、いつスピーチに出たらいいのかわからなくて不安だったのもありましたが、3回以上前に出るということを目標にしたので、それもちゃんと達成できたので、よかったと思います。ただ、どうしてもまだ、このときどうしたらいいのかとか、自信がないときもあったので次にやるときにはもっと活躍できるように、自分が他の人を引っ張って、もっと交渉の練習や、スピーチの仕方を研究していきたいと思いました。」

今後の抱負
「GAPとしては3年生になるので引退ですが、今回の反省や学びを後輩に伝えられるようにしたいです。あと、MUN(模擬国連)に参加する前はあまり国際会議の楽しさとか意味をわかっておらず、今回、国際会議は英語が使えるかどうかということ以上に社会のことについて論理的に、グローバルな視点で考え、人に伝えるなど、日ごろあまりできない事を出来るのが魅力だとおもったので、その魅力を伝えられるように、みんなが他の人を引っ張っていけるように私が出来ることは伝えたいとおもいます。」


木多さん
出来たことや出来なかったこと
「今回の反省は模擬国連という会議の流れやシステムを、もっと、どういうタイミングでどういう意見をいえばいいのか、最終的にどのように自分の意見を言えばいいのか、相手の意見をとりいれつつ両者が納得できるような代替案はどのように出せるのか、ということを、他の会議を見たり知ったりして、事前に調べておけばよかったなぁ、と思いました。」

今後の抱負
「積極的にGeneral speakingに行けなかったとことが残念なので、英語力と、社会的な視野をもとに考える力をもっとつけたいです。将来はそういう力が必要になると思うので、ただ英語が出来る、日常的な会話ができるというだけではない英語で交渉が出来るといういことや、ただ自分の意見を話すだけではなく、相手の意見も尊重できるような人になれるように、ゼミでやってることや他の教科でやっていることもしっかり身につけたいです。」


木村さん
出来たことや出来なかったこと
「今回、このような会議に参加できて、同い年ぐらいで能力のある台湾の生徒さん達と一緒に会議が出来て、自分自身にとって本当に素晴らしい経験になったと思っています。最初の方から、意識してGeneral Speakingにも出ていけましたが、パソコンがなくWorking Paperが作れないなど、不十分な点もあったので、次回は、他国に影響力があるような発言をしていきたいです。」

今後の抱負
「今回たくさんの反省点や自分の成長した点がたくさんあるので、それらを今後の学校生活で活かしていきたいと思っています。特に、会議の運営面に関して、どうすれば今後京都で国際会議を開くことができるのか、を考えていきたいと思います。」


櫻井さん
出来たことや出来なかったこと
「前回の反省でGeneral speakingを必ずするという反省をしましたが、それは有言実行出来たので良かったです。他国との共同であったとしても、amendment(修正案)も何度も出せたしそのためのspeechも積極的にできたと思います。」

今後の抱負
「G-proの取り組みとしては、今回の模擬国連会議への参加で出た反省点や学んだことを、3年生になるので、後輩に繋げていくことです。個人としては、大学に入ったり大人になったりした時に、模擬ではなく、本物の国際社会の場で、今回の経験を生かして、発言していけるような大人になりたいです。」



今回の経験は、あくまでも種でしかありません。この先、彼女たちの前に様々な問題が現れるでしょう。その時に向けて、この5日間で培った種に、4人はどのように花を咲かせていくのでしょうか。
賽は投げられています。
それぞれの未来へ向かって、これからも、GAPのメンバーは突き進んでいきます。


Gプロジェクト チーム‘GAP’ 世界へ Vol.4

いよいよ、模擬国連最終日を迎えました。
 朝、会場へ向かう道中、疲労困憊の表情をしているかと思いきや、少しの緊張感はあるものの、リラックスした雰囲気で車内を過ごしました。昨夜の振り返りで、自分たちのやるべき事が見えていたからかも知れません。 あとは、「実行」あるのみ。
 会場に着き、堀川高校でALTをしているステファンからのメッセージを伝えました。
"Talk as much as possible. If you don't do so, you would regret"

3日目になる模擬国連が始まりました。
 彼女たちが所属している委員会は今回2種類あります。1つは、桂さんがAustriaとして、木村さんがIndiaとして参加しているECOSOC/UNHCR(国連経済社会理事会/国連難民高等弁務官事務所)で、地中海付近の難民問題に関して、どの様に難民問題を解決するかを模索します。
 もう1つが、Venezueraとして木多さんと櫻井さんが参加している、UNSC(国連安全保障理事会)です。ここでは、現在アフリカ内で起こっているテロを止めるための処方を話しあっています。すでにそれぞれの委員会で、幾つかの国から、resolusionが出されているので、それを元に、改善すべき点、削除すべき点を模擬国連の手順に沿って話しあっています。

 会議の時間は午前中まで。午後には、いよいよ全体投票が始まります。resolusionを出していない国にとって、resolusionに自分たちの考えを組み込むチャンスは、午前中しかありません。残り少ない時間の中で、堀川高校の生徒たちは、積極的にプラカードを掲げ、なんとか発表の機会を掴んでいました(※発言の際には、プラカードを掲げ、議長に許可をもらえた場合のみ、前へ出て発表ができます)。

 午後になり、それぞれの委員会でresolusionを出した国が、参加者全体の前でプレゼンを行い、その案に対し全体投票を行いました。2時間近くで全体投票が終わり、最後には議長からの振り返りの言葉がありました。その中で、議長による、優秀代表国の発表(※今回の模擬国連で影響力のあった国の選出)がありました。残念ながら、堀川高校の生徒たちは選ばれませんでした。

 午後、16時。閉会の言葉が発されました。この瞬間、模擬国連の全てが終わりました。寂しさで泣いている生徒や、長い会議が終わって笑顔を浮かべる生徒など、台湾全国から集まった生徒の様子は様々でした。そんな中、堀川高校の生徒たちの表情は、疲れ、悔しさ、安堵、達成感、様々な気持ちが混ざったような、複雑な表情であったと見受けられました。

会議が終わり、
「もう一回やりたいです」
力強くそう言った彼女たちは、前を向いていました。


いよいよ、日本へ発ちます。
この5日間で「何か」が変わったに違いない彼女たち。
最後の1日は、出発前の僅かな時間で台北市内を拝観し、その文化に触れるとともに、その「何か」を、それぞれが具現化できるよう、台湾での最後のふりかえりを行います。

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Gプロジェクト チーム‘GAP’ 世界へ Vol.3

北一女高級中学校にて模擬国連2日目。
朝、会場に向かう際にガイドさんがひと言。
「今日みんな元気が少ないですね」

 慣れない環境で、持ちうる全ての知識や英語力を活用しながら交渉を行うことは容易ではありません。疲労が蓄積していく中で、孤軍奮闘する堀川高校の生徒たち。成功も失敗も入り乱れる中で、今ではすっかりfighterの顔になっています。

 丸一日の会議を終え、夜には台湾で一番歴史の古い圓山大飯店という名のホテルで晩餐会に参加しました。台湾全国から集まった生徒たちと共に、楽しい夜を過ごしました。一生の宝となるであろう、ここでの新しい友人との繋がりも深まったようです。



 いよいよ明日が、模擬国連最終日です。これまでの2日間を終え、最後の闘いに臨む生徒たち。昨夜、その意気込みを、彼女たちが1人ずつ語ってくれました。

桂さん
「ある国が出したresolusion(※問題に対する解決策)に賛成していたんですが、前夜のうちに同盟国がホテルで話し合いを行っていたこともあり(※台湾全国から集まった生徒たちは1つのホテルに宿泊していて、夜にも話し合いを行うようです)、詳しい内容がわからないというデメリットがある中で、自分の意見も言えなかったので、明日は、出た案の改善点を見つけて、しっかり自分の意見を主張していきたいと思います」

木多さん
「個人的な反省になりますが、2人ペアということもあって、ペアの櫻井さんに任せっきりでGeneral speaking(※会議の最中にある、自国の意見を表明する機会)が出来ていないので、明日こそは、最後なので、General speakingに出て、ベネズエラの代表として意見を発信していきたいです」

木村さん
「いくら会議の前に準備をしても、会議が進むにつれて、どんどん他の国の意見も変わっていくので(※模擬国連では、交渉や意見表明が繰り返される中で話の内容がどんどん具体的になっていったり、突然変わったりします)、会議の中で柔軟に自分の意見を言えるように、明日の会議では取り組みたいです」

櫻井さん
「これまで過ごしてきた2日間の会議では、あまりベネズエラの存在感を発揮出来なかったので(※ベネズエラ組は他国との同盟を組んでいますが、桂さんと同じように「夜にホテルで行われる話し合いに参加出来ない」というデメリットを感じているようです)、最終日となる明日の会議では、General speakingで、会議全体に影響を与えるような発言をしたいです」

もどかしい・悔しい思いは最後までつきまとうでしょう。しかし、恩田校長から頂いた激励にあったような、最も大切な「倒れても起き上がること」を、彼女たちは身をもって実践しています。

 日本に帰るとき、「悔い」だけはここ台湾に残さぬよう、全てをぶつけてきたいと思います!


写真上は、General speakingを行うAustria の桂さん
写真中は、General speakingを行うVenezueraの櫻井さん
写真下は、晩餐会会場である圓山大飯店という名のホテル内にておもてなし係のwongちゃんと

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Gプロジェクト チーム‘GAP’ 世界へ Vol.2

2月1日(月)台北市立第一女子高級中学校にて
 模擬国連初日、少し緊張感を持って、会場へ到着。台湾全国60校から集まった200名近い生徒たちと共に、開会を迎えました。

 午前中は、台湾大学の教員であり、台北市立第一女子高級中学校でドイツ語の選択科目の便をとるMr. Michael Raabのよるレクチャーがありました。現在大きな問題となっている、ドイツへの移民の問題について、90分英語での講義を受けました。


 昼からは、ついに、待ちに待った模擬国連が開始されました。今回の模擬国連では、3つの委員会が設けられています。各人が、各国の代表者となり、模擬国連の手順やルールに従って意見を交わし、まだ見ぬ委員会の直面している問題に関する解決策を模索します。今回の会議は3日間続きます。全体討議や、その最中のメモによるやりとり、そして、公式(もしくは非公式)な会談が行われる中で、最終的な自国の立場を表明しなければなりません。何が起こるのかと考えるとワクワクします。

 初日の会議を終えた生徒たちの顔は、疲れ切っていました。普段では聞くことのない台湾語訛りの英語、台湾全国から集まった博識な生徒たちの発言内容に対して、自らの知識を最大限活用しながら英語を発話する事に苦労を覚えていたように見受けられました。一方で、他国との交渉の機会や、自国の意見表明をする機会も持てたようです。会議後は、台北市立第一女子高級中学校の生徒で堀川高等学校を担当してくれている生徒が、士林夜市(ナイトマーケット)を案内してくれました。


 ホテルへ到着後は、2日目の準備。自分たちの力の足りない部分や、自信を持てる部分を見極めながら、さらに一歩前へ進むために、試行錯誤の夜を過ごしました。
頑張れチーム‘GAP’のみなさん!あしたへ


写真上、中は、unmoderated caucusで会談を行う生徒たち
写真下は、士林夜市での様子

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Gプロジェクト チーム‘GAP’ 世界へ Vol.1

 台北市立第一女子高級中学校で行われる模擬国連会議World Youth Summit 2016に、日本から堀川高校が参加することになりました。台湾国内の幾つかの学校に交じって、チーム‘GAP’から選ばれた代表4名の堀高生が勇ましく挑戦します。2月1日からはじまる3日間の模擬国連会議。チーム‘GAP’の4名は31日(日)の朝に、芹澤先生とともに京都を出発しました。

 夕方、台北に到着しました。ホテルに到着したあと、今日の晩ご飯どうしよう、とホテル付近を探索。といっても、地図もない状態なため、コンビニの店員さんや通りすがりの人から情報を得ながら、探索しました。
 明日に備えて、身体の事を考えながら、晩ご飯に何を食べようかと試行錯誤しながら歩く生徒たちに、力強い成長の兆しを垣間見ました。


いよいよ、模擬国連が始まります。
生徒たちの自立的な行動を促しつつ、安全第一で見守っていきたいと思います。


写真上 京都駅からさあ出発。お見送りの校長先生、米光先生と。
写真下 関西国際空港へ向かう特急「はるか」の中で準備に勤しむ生徒達です。


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行事予定
2/9 木曜振替授業 (適応マラソン予備日) スクールカウンセラー来校日
2/11 建国記念の日
2/13 PST(9:30〜16:00)
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp