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最新更新日:2023/06/07 |
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平安人の感性。![]() ![]() ![]() CR3で行われた古文の授業は「枕草子」より「うれしきもの」が教材。辞書をひく前に、全体像をつかむことや、複数の意味のある重要な語の確認、また、皆が苦手意識を持ちやすい古文の敬語のおさえなど、丁寧な授業が行われていました。3年生ともなるとペアワークもお手の物で、音読の確認も積極的な意見交換もスムーズでした。電子黒板を使っての整理された板書が生徒の理解を深めていました。教員が全体になげかける問など対して、必ず誰かが自然に応答する雰囲気ができていました。 筆者清少納言がなにを「うれし」と感じていたか、を読み取りながら、いかに中宮定子を敬愛していたか(前時の授業では、生徒から“推し”という言葉が出ていたそう。)、定子の素晴らしさをどこに見取っていたか、などに話は展開していました。 「枕草子」はじめ、平安文学の多くはここ京都が舞台。文章を読み込んでいくことで1000年以上も前の人々が、どのような眼で彼らの世界を見ていたのか、感じていたのか、に触れられるおもしろさをたっぷりと感じ取ってほしいと願います。 |
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