![]() |
最新更新日:2025/04/25 |
本日: 昨日:141 総数:973287 |
新2年生・新3年生 進路説明会
3月7日(金)学年末考査最終日。1、2年生は1科目の考査のあと、清掃とLHRを終え、今年度の学びの一区切りをつけました。
そのあとすぐに、来年度の「新2年生」「新3年生」として、各学年の進路説明会に臨みました。 この説明会は両学年とも2部構成で、ベネッセコーポレーションの本校担当の方の部を101教室で、進路指導主事はじめ本校の教職員の部を203教室で行いました。新3年生が101教室→203教室、新2年生はその反対の移動、という形です。2部とも録画し、後日保護者の方々に配信を行います。ご家庭でも学年末のこの機会に、来年度に向けて進路についてのお話をじっくりしていただけたら、と願っています。 ベネッセコーポレーションの方のお話は、両学年とも音楽専門学科で学ぶ本校の生徒たちの進路指導ということをよくご理解いただき、進路を考えることの重要性や生徒の受験可能性のある大学の共通テストについての情報や模試の有効活用などについて、丁寧にご説明をくださいました。 本校の教員からの話は、両学年とも、「音高生のキャリアヴィジョン 人とつながる音楽家を目指して」というのがメインのタイトル。まず進路指導主事が「進路を考える」とは行きたい大学を考えることでは不十分で、将来自分がどのように生きていきたいかを考えることだ、ということを常々念頭においていることが大切、そのうえで、高校卒業後は大学に行くことが音楽の専門家として大事。という導入から話を始めました。 本校のキャリアパスポートでの学年ごとの目標を確認、基礎力の重要性、スマホとの距離感、それぞれの学年の年間スケジュール、学校でしっかり力をつけることについて、3年生はその中での種々の大学入試の位置と準備、など、進級する学年で必要な心構えと情報が熱く語られました。 その後、普通科各教科の教員から、来年度、共通テストに対応できる力をつけることに特化した授業である「演習科目」の選択について、説明がありました。学校の授業時間内に勉強できることは効率的。自分でやる、というのはなかなかたいへん。学校の授業を活用しよう。と呼掛けがありました。 考査直後からの説明会でしたが、生徒たちは熱心に話を聞いていました。特に新3年生に対して複数の教員から、今回の説明会を受け取る前向きなひきしまった姿勢について、お褒めの言葉をいただきました。 今日のお話をひとりひとりが配布されたスライド資料を見ながら思い返し、ここから新年度が始まるまで、よく考えよく行動する時間にしてほしいと思います。 ![]() ![]() ![]() 「心のエンジンを駆動させるプログラム」 助成 2年目へ!
三菱みらい育成財団から、年間100万円(3年間)の助成をいただいて今年度スタートした、本校の教育プログラム「『人とつながる音楽家』を目指して〜音楽科の特色を活かした探究的な学びの実践〜」の1年目が、終わろうとしています。
去る2月27日(木)、来年度の助成継続に向けての面談審査がありました。選考委員・財団担当者のお二人と、本校校長・主幹教諭・プログラム担当教諭とがZOOMで対面し、説明や質疑応答が行われました。 まず本校から、今年度のプログラムにおける成果と課題、自己評価、来年度への展望や経費計画などを説明し、続いて選考委員の方から、様々なご質問をお出しいただき、一つ一つにお答えする形で、なごやかにやりとりが進んでいきました。 京都市図書館と本校とのコラボレーション「0歳からの絵本コンサート」やヨーロッパ研修旅行での現地コンサート・個人レッスン、帰国後の自主企画コンサート等の「総合的な探究の時間」から連なる様々な学習活動、また、「『人とつながる音楽家』シリーズ」と銘打って取り組んだ卒業生講演会や府市立高校合同で初開催された「京都探究エキスポ」への参加等、この1年間に取り組んできた様々な教育活動がもたらした生徒たちの成長をお話しすると、選考委員の方は、高い関心をもって多くのご質問をくださり、そこから新たなご示唆を頂戴することもできました。 来年度も継続して助成をいただけるかどうかの決定は、3月末とのこと。晴れて継続助成となり、堀音独自の探究的な学びがよりいっそう深まり、広がっていきますように。 ![]() ![]() 感謝のセレモニー
3月5日(水)
12年間にわたって本校の「音楽理論」をご担当くださった非常勤講師の先生が、今年度末で退任されることになり、先生ご担当の1年生「音楽理論」の学年末考査が実施された今日、生徒たち有志がセレモニーを開きました。 1、2年生のほとんどが204教室に待ち構えているところに、突然呼び出されて何事かと入っていらっしゃった先生。 大勢が集まっていて、びっくり! そして、先生に感謝をお伝えするセレモニーだと知り、またびっくり!! みんなを代表して、1年生作曲専攻の生徒が感謝の言葉を述べ、みんなで選んだ「花束を君に」を全員で合唱して、記念品と花束を贈呈。先生からはお礼の言葉とともに、堀音での忘れられない失敗談の思い出をご紹介くださって、生徒を爆笑の渦に巻き込んだ後、「飛行機に喩えるなら、あなた方は今、滑走路を助走しているところでしょうか。僕はもうだいぶ飛んできたけれど、いつかいっしょに飛べたら。ともに音楽をしたいですね。」と言って、激励してくださいました。 最後にみんなで記念撮影をしてお見送りする際、先生は「本当にありがとう。でも『音楽理論』の成績は、甘くはならないからね。」とニヤリ。生徒たちは苦笑い…。先生と生徒たちの間の、ほのぼのとした空気感に、“堀音”らしい温かな絆を感じた一コマでした。 ![]() ![]() ![]() 2年生(77期)総探「後期成果発表会」
去る2月28日(金)、卒業式と「3年生を送る会」のあと、2年生は、急いで昼食休憩をとり、13時45分から「総合的な探究の時間」の「後期成果発表会」を本校音楽ホールで行いました。
11月のヨーロッパ研修から帰国したのち、新たにチームを組み替え、 13チームに分かれてアンサンブルを学習してきました。声楽アンサンブルだけは前期から引き続き声楽専攻6人全員で。ほかは、ピアノ2台4手や2台8手、ヴァイオリン・フルート・ピアノ、トランペット・チューバ・ピアノ、オーボエ・クラシックギター、サックス2本(ソプラノ・アルト)とピアノ……など多岐にわたる組合せに。学習期間が短かったため、どのチームも昼休みや放課後も活用しながら“合わせ”を積み重ね、本番に臨みました。どのチームも自分たちの音楽をホールいっぱいに響かせ、客席に届けようとするエネルギーがほとばしっていました【写真1〜5枚目】。 最後に音楽科の先生方お一人ずつからコメントがあり、生徒たちはみな真剣に先生方の言葉に耳を傾けていました【写真6枚目】。どの先生も、ヨーロッパから帰ってきてからの音楽に対する姿勢の変化、チーム内のコミュニケーションの充実、表現力の深化などを称え、生徒たちを労っていました。 77期が、この1年間の学びの成果を存分に披露し、非常に充実したかたちで「総合探究(重唱奏)」を締めくくることができたことを、たいへん頼もしく、嬉しく思います。友らとともに音楽を奏でることの楽しさ・素晴らしさを知った77期のみんな。今後も、いろいろな組合せでアンサンブルに挑み、楽しんでいってほしいものです。 ![]() ![]() ![]() 学年末考査1日目
3月3日(月)ひなまつりの今日から、1、2年生の学年末考査を始めました。この期間は朝の練習も停止、完全下校を15時に設定し、学習に集中できるようにしています。教員も、監督その他、緊張感を持って臨んでいます。
CR教室では、普通教科の考査を実施します。視唱の、コールユーブンゲンと新曲の考査受験の段取りは、1年生も前期試験で経験済みで、スムーズに流れていました。(写真2枚目は新曲の予見をしているところです) 教職員は、考査の作成や採点等を行いながら、研修や会議に時間を使っています。今日は、教職員人権教育研修を行い、崇仁発信実行委員会代表の藤尾まさよ先生を講師にお迎えして、「このまちが好きだから〜被差別の歴史をもつ地域に生まれて〜というタイトルでご講演をいただきました。 「知ること」の大切さ、「知らない」ことで人を傷つけていることに気が付かない自分、ということを、体験談を通してお話しくださいました。「知ること」は自分の道が見えること、未来の道がひらけること、人権学習は、人と人とのつながりをつくる力をつける、あきらめず踏み出す力をつける、というお言葉が、京都市立芸術大学と京都市立美術工芸高校が崇仁地区に移転されて、ともにこれからの歴史を作っていくことに生き生きと尽力されている藤尾先生から発せられると、構えずに聞くことができました。 人権学習は幸せの学習ともお話しくださり、音楽は人を幸せにするためにある、ということとの共通性を感じました。 終了後は、藤尾先生にお話やお持ちくださった資料について、質問をする輪ができていました。今日の研修で学んだことを、生徒たちにどう還元していくか、検討を続けます。 藤尾先生、お忙しいところ、お越しくださり、本当にありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 堂々とお行きなさい。![]() 2月28日の卒業式には、多くのご来賓の方々のご臨席、また、卒業生の保護者の皆さまのご出席を賜り、本当にありがとうございました。在校生全員も見守るなか、堀音76期40名に、無事、卒業証書を授与することができました。 私の式辞では、新しい学習指導要領に拠った堀音の教育課程のパイオニアとなった76期が、音楽を学ぶということは「探究」そのものであることを教えてくれたことへの感謝。時代の変化が急激なスピードで進み、また多様な人々、複雑な要素が絡み合い、予想不可能なこれからの時代に、音楽という視座を持つことのつよみ――「知る」ことの大切さを深く感じ取り、解きほぐすのが容易でない問題に対して、目を背けたり、安易に結論を急いだり、諦めたりすることもなく、今は消化できなくとも、気負ったり、無理に整えたりせず、正直にコトと向き合おうとする柔らかさ――を手にしている確かさ。あなた方が、これからの困難に対して、真心をもって人とつながりながら、喜びに向かって歩みを進めていくことを信じる、と伝えました。 同窓会長からのはなむけのお祝辞は、「音楽しか知らないものは、音楽すら理解できない」という言葉から、「多角的な視点・観点」ということについて、「音楽に関する音楽以外の分野からの観点、自分以外の観点、すぐに役に立つかわからない些細な事」という3つの分類を示され、お話を進められました。お話の中の、3つ目の観点、「すぐに役に立つかわからない些細な事」についてお話しくださった部分を、以下に引用させていただきます。 「効率的・合理的などという言葉が持ち上げられる今日では、特に蔑ろにされがちな3つ目ですが、個人的にはその人とその人の音楽的魅力が一番にじみ出るところだと思います。これまでに経験したこと、感動したことの積み重ねによって、皆さんが形成されています。その中には意味があるのか、役にたつのかわからない経験や時間も多分に含まれますが、これらをスピード感を言い訳に『いる・いらない』で乱暴に仕分けるのではなく『一見役にたちそうもないものを存分に楽しみ、取り入れるセンス』を磨くことができれば、友人の何気ない一言も、皆さんが日々の練習において、成長しているのか、停滞しているのか、あるいは後退しているのかわからないあのモヤモヤした時間も、想像と発見と驚きに溢れたものに変わるのでは、と思います。そして私は、これこそが『効率的』な学びなのではないか?と考えております。時間をたっぷりかけて知識や経験を蓄え、無駄を無駄とせず、余白を楽しんで、音楽の様々な面を皆さんには発見し続けてほしいなと思います。」 続く、在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞は、どちらもこの堀音でのさまざまなつながりを有難く受け止め、目線を上げて未来に向かおうとする、爽やかな言葉でした。 76期の皆さん、あなた方ひとりひとりの人生は、まぎれもなく、世界初演。ひとりひとりの音楽とともに、堂々とお行きなさい。あなた方のこれからの日々が、そしてあなた方の生み出す音楽が、豊かなれ、とひたすらに念じ、76期の門出を心からお祝い申し上げます。 校長 中村 陸子 卒業する76期生へ〜3年生を送る会〜
2月28日(金)
10時より、第15回卒業証書授与式を本校音楽ホールにて挙行いたしました。その模様は、後日、お伝えさせていただきます。 さて、卒業式閉式後、卒業生は一旦クラスルームに戻って、一人ひとり校長から卒業証書を受け取っている間に、音楽ホールでは在校生たちが「3年生を送る会」の準備を整えました。 在校生と教職員が着席し、保護者の方々もたくさんお残りいただいているなか、卒業生が再び入場。生徒自治会主催「3年生を送る会」がスタートしました。 最初は、生徒自治会制作「3年生を送る会 特別映像」の上映です。 まず、76期生が入学した日からこれまでの、さまざまな場面が音楽と共に写し出され、それぞれに懐かしくこの3年間の日々を振り返っていました。続いて、1、2年生から先輩への感謝を込めたメッセージが。学年ごと・専攻ごとに、ユニークな演出やアイディア満載の面白い動画が次々に飛び出し、客席は爆笑の渦でした。さらには、76期と昨年まで堀音で一緒だった卒業生たちが大学ごとに集まって撮ってくれたメッセージ。そして、昨年度までお世話になっていた事務長さんや養護の先生がスクリーンに登場すると、わぁっと歓声があがり、メッセージの終わりには拍手が起こりました。 ホールが明るくなって、次は学年ごとに合唱のプレゼントです。1年生・2年生が1曲ずつ合唱を披露。心を込めて選んだ曲を歌い上げました【写真1・2枚目】。卒業する3年生も、お返しに一曲。あまり練習ができていないにもかかわらず、また、受験のためやむなく卒業式欠席で、全員揃っていないにもかかわらず、温かく伸びやかな歌声が、客席に感動を届けてくれました【写真3枚目】。 互いへの思いがじんわりと伝わってくる、素敵なひとときでした。 ここで、サプライズ! 76期副担任がステージに登場。マイクを握るも涙でなかなか話し出せませんでしたが、なんとか気持ちを強く持って、短いメッセージを語り掛けた後、リストの「愛の夢 第3番」を弾いてくれました【写真4枚目】。担任が聴き入りながらふと横に目を向けると、76期たちはみな涙、涙…。 最後は、生徒自治会より卒業記念品の贈呈。卒業生の代表がお礼の挨拶をし、生徒自治会長の閉会の挨拶で名残惜しくも「3年生を送る会」を終了【写真5枚目】。 大きな拍手で卒業生を見送りました。 ![]() ![]() ![]() 明日は卒業式。
2月27日(木)放課後、教職員でホールの卒業式設営を行いました。今年度は曜日の関係で、明日2月28日(金)に卒業式を行います。
1月は去(い)ぬ、2月は逃(に)げる、3月は去(さ)る、という言葉が古くから言われるように、年明けからの日々は、掌からこぼれるように、あれよあれよという間に行き過ぎる感覚。まして、例年の3月1日より1日早く、卒業式を迎えてしまうことに、何か淋しさを覚えます。 式場準備が整ったあと、代表生徒の送辞の練習や、教職員の当日の動線確認などを丁寧に行いました。 3月を目の前にしたこの時期らしく、ほのかに暖かな日となることを願います。 76期の皆さんの大切な節目の日。生徒の皆さんも、ご出席いただける保護者の皆さまも、どうぞお気をつけてお越しください。 ![]() 第19回ピアノコンサート御礼![]() ![]() ![]() このコンサートは、本校ピアノ専攻の生徒のなかから選抜された8名(1年生3名、2年生5名)がソロ演奏を披露する演奏会です。多くの皆様からお申込みをいただき、本番まで2週間ほどを残して定員が埋まってしまいました。ご来場くださった方にお礼を申し上げますととともに、いらしていただけなかった方々に心よりお詫び申し上げます。 出演した生徒たちは、日頃の成果を発揮して、それぞれに渾身の演奏を聴かせてくれました。また、ピアノ専攻以外の1、2年生5名が、ボランティアスタッフとして受付や会場整理に活躍してくれました。堀音の生徒たちの音楽に対する情熱や凛とした姿、お客様への感謝の思いなどを感じ取っていただけましたら、こんなに嬉しいことはありません。 寒波のなか、たくさんの皆様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。 今後とも、生徒たちへのお励まし、お見守りをいただきますよう、お願い申し上げます。 また、3月22日(土)に京都コンサートホールで行います「第15回卒業演奏会」は、ひきつづきお申込受付中です。ぜひこちらのコンサートにも、お運びいただけましたら幸いです。お申込みのほど、よろしくお願い申し上げます。 以下、当日プログラムの学校長ご挨拶(抜粋)を紹介します。 **************************************************** 専攻ピアノの生徒たちが、公開レッスンなど外部の先生のご指導を受ける場面で、自分のピアノの音の響きをどう確認したら良いか、という質問をしていることがしばしばあります。先生方はご自身の豊かなご経験に照らして、また伸び行く彼らへの期待を込めて、丁寧なアドバイスをくださる――そのやりとりを聞かせていただきながら、ピアノという楽器の奥深さを教わるように思っています。門外漢の私の思いは的を射ていないかもしれませんが、ピアノは他の楽器に比べて自分の身体から遠いところで音が奏でられる。鍵盤を押せば誰でも一応の音は出せるピアノですが、自分の思いを楽器に伝えるには、自分の音楽を表現するには、ある意味、とても“難儀”な楽器なのではないか、と思うようになりました。本日ステージにあがる生徒たちを含め、本校のピアノ専攻の全ての生徒たちは、その“難儀”を引き受け、だからこそ、のピアノの底知れぬ可能性を喜び、愛する、若き音楽家たちです。その気概に、私は心からの敬意を表します。 本日演奏する生徒たちが、そんなピアノへの熱い思いを胸に、多くの方々のご指導と仲間とのつながりの中で培ってきた力を十二分に発揮して、のびやかに演奏してくれることを期待しています。 **************************************************** 合格発表。
2月25日(火)昨日の雪模様の天気とはうってかわって、青空が美しい好天となった本日、14:00より、本校令和7年度入学者選抜の合格発表を行いました。
受検生は、自分の受付番号を確かめたあと、合格者は書類を受け取り、内容を点検。希望者には得点開示も行いました。 合格者のみなさん、おめでとうございます。本日お渡しした書類をしっかりとチェックして、保護者の方の助けを借りながら、入学に向けて、遺漏のないよう準備を行ってください。そして、残り少なくなった中学校生活についても、最後まで全力で取り組んでくれることを期待しています。 次は3月19日(水)の合格者登校日にお会いしましょう。 ![]() ![]() |
|