京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/04/25
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5月17日(土)に、春のスクールガイダンスが開催されます。申し込みは4月30日(水)までです。ぜひご参加ください!               

感謝のセレモニー

3月5日(水)
12年間にわたって本校の「音楽理論」をご担当くださった非常勤講師の先生が、今年度末で退任されることになり、先生ご担当の1年生「音楽理論」の学年末考査が実施された今日、生徒たち有志がセレモニーを開きました。

1、2年生のほとんどが204教室に待ち構えているところに、突然呼び出されて何事かと入っていらっしゃった先生。
大勢が集まっていて、びっくり!
そして、先生に感謝をお伝えするセレモニーだと知り、またびっくり!!

みんなを代表して、1年生作曲専攻の生徒が感謝の言葉を述べ、みんなで選んだ「花束を君に」を全員で合唱して、記念品と花束を贈呈。先生からはお礼の言葉とともに、堀音での忘れられない失敗談の思い出をご紹介くださって、生徒を爆笑の渦に巻き込んだ後、「飛行機に喩えるなら、あなた方は今、滑走路を助走しているところでしょうか。僕はもうだいぶ飛んできたけれど、いつかいっしょに飛べたら。ともに音楽をしたいですね。」と言って、激励してくださいました。

最後にみんなで記念撮影をしてお見送りする際、先生は「本当にありがとう。でも『音楽理論』の成績は、甘くはならないからね。」とニヤリ。生徒たちは苦笑い…。先生と生徒たちの間の、ほのぼのとした空気感に、“堀音”らしい温かな絆を感じた一コマでした。
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2年生(77期)総探「後期成果発表会」

去る2月28日(金)、卒業式と「3年生を送る会」のあと、2年生は、急いで昼食休憩をとり、13時45分から「総合的な探究の時間」の「後期成果発表会」を本校音楽ホールで行いました。

11月のヨーロッパ研修から帰国したのち、新たにチームを組み替え、 13チームに分かれてアンサンブルを学習してきました。声楽アンサンブルだけは前期から引き続き声楽専攻6人全員で。ほかは、ピアノ2台4手や2台8手、ヴァイオリン・フルート・ピアノ、トランペット・チューバ・ピアノ、オーボエ・クラシックギター、サックス2本(ソプラノ・アルト)とピアノ……など多岐にわたる組合せに。学習期間が短かったため、どのチームも昼休みや放課後も活用しながら“合わせ”を積み重ね、本番に臨みました。どのチームも自分たちの音楽をホールいっぱいに響かせ、客席に届けようとするエネルギーがほとばしっていました【写真1〜5枚目】。

最後に音楽科の先生方お一人ずつからコメントがあり、生徒たちはみな真剣に先生方の言葉に耳を傾けていました【写真6枚目】。どの先生も、ヨーロッパから帰ってきてからの音楽に対する姿勢の変化、チーム内のコミュニケーションの充実、表現力の深化などを称え、生徒たちを労っていました。

77期が、この1年間の学びの成果を存分に披露し、非常に充実したかたちで「総合探究(重唱奏)」を締めくくることができたことを、たいへん頼もしく、嬉しく思います。友らとともに音楽を奏でることの楽しさ・素晴らしさを知った77期のみんな。今後も、いろいろな組合せでアンサンブルに挑み、楽しんでいってほしいものです。
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学年末考査1日目

3月3日(月)ひなまつりの今日から、1、2年生の学年末考査を始めました。この期間は朝の練習も停止、完全下校を15時に設定し、学習に集中できるようにしています。教員も、監督その他、緊張感を持って臨んでいます。

CR教室では、普通教科の考査を実施します。視唱の、コールユーブンゲンと新曲の考査受験の段取りは、1年生も前期試験で経験済みで、スムーズに流れていました。(写真2枚目は新曲の予見をしているところです)

教職員は、考査の作成や採点等を行いながら、研修や会議に時間を使っています。今日は、教職員人権教育研修を行い、崇仁発信実行委員会代表の藤尾まさよ先生を講師にお迎えして、「このまちが好きだから〜被差別の歴史をもつ地域に生まれて〜というタイトルでご講演をいただきました。
「知ること」の大切さ、「知らない」ことで人を傷つけていることに気が付かない自分、ということを、体験談を通してお話しくださいました。「知ること」は自分の道が見えること、未来の道がひらけること、人権学習は、人と人とのつながりをつくる力をつける、あきらめず踏み出す力をつける、というお言葉が、京都市立芸術大学と京都市立美術工芸高校が崇仁地区に移転されて、ともにこれからの歴史を作っていくことに生き生きと尽力されている藤尾先生から発せられると、構えずに聞くことができました。
人権学習は幸せの学習ともお話しくださり、音楽は人を幸せにするためにある、ということとの共通性を感じました。
終了後は、藤尾先生にお話やお持ちくださった資料について、質問をする輪ができていました。今日の研修で学んだことを、生徒たちにどう還元していくか、検討を続けます。

藤尾先生、お忙しいところ、お越しくださり、本当にありがとうございました。
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堂々とお行きなさい。

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 立春を過ぎてからの寒波到来は、卒業式を前にした数日の春の空気を、より暖かく心地よく感じさせてくれるものとなりました。

 2月28日の卒業式には、多くのご来賓の方々のご臨席、また、卒業生の保護者の皆さまのご出席を賜り、本当にありがとうございました。在校生全員も見守るなか、堀音76期40名に、無事、卒業証書を授与することができました。

 私の式辞では、新しい学習指導要領に拠った堀音の教育課程のパイオニアとなった76期が、音楽を学ぶということは「探究」そのものであることを教えてくれたことへの感謝。時代の変化が急激なスピードで進み、また多様な人々、複雑な要素が絡み合い、予想不可能なこれからの時代に、音楽という視座を持つことのつよみ――「知る」ことの大切さを深く感じ取り、解きほぐすのが容易でない問題に対して、目を背けたり、安易に結論を急いだり、諦めたりすることもなく、今は消化できなくとも、気負ったり、無理に整えたりせず、正直にコトと向き合おうとする柔らかさ――を手にしている確かさ。あなた方が、これからの困難に対して、真心をもって人とつながりながら、喜びに向かって歩みを進めていくことを信じる、と伝えました。
 
 同窓会長からのはなむけのお祝辞は、「音楽しか知らないものは、音楽すら理解できない」という言葉から、「多角的な視点・観点」ということについて、「音楽に関する音楽以外の分野からの観点、自分以外の観点、すぐに役に立つかわからない些細な事」という3つの分類を示され、お話を進められました。お話の中の、3つ目の観点、「すぐに役に立つかわからない些細な事」についてお話しくださった部分を、以下に引用させていただきます。

「効率的・合理的などという言葉が持ち上げられる今日では、特に蔑ろにされがちな3つ目ですが、個人的にはその人とその人の音楽的魅力が一番にじみ出るところだと思います。これまでに経験したこと、感動したことの積み重ねによって、皆さんが形成されています。その中には意味があるのか、役にたつのかわからない経験や時間も多分に含まれますが、これらをスピード感を言い訳に『いる・いらない』で乱暴に仕分けるのではなく『一見役にたちそうもないものを存分に楽しみ、取り入れるセンス』を磨くことができれば、友人の何気ない一言も、皆さんが日々の練習において、成長しているのか、停滞しているのか、あるいは後退しているのかわからないあのモヤモヤした時間も、想像と発見と驚きに溢れたものに変わるのでは、と思います。そして私は、これこそが『効率的』な学びなのではないか?と考えております。時間をたっぷりかけて知識や経験を蓄え、無駄を無駄とせず、余白を楽しんで、音楽の様々な面を皆さんには発見し続けてほしいなと思います。」
 
 続く、在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞は、どちらもこの堀音でのさまざまなつながりを有難く受け止め、目線を上げて未来に向かおうとする、爽やかな言葉でした。

 76期の皆さん、あなた方ひとりひとりの人生は、まぎれもなく、世界初演。ひとりひとりの音楽とともに、堂々とお行きなさい。あなた方のこれからの日々が、そしてあなた方の生み出す音楽が、豊かなれ、とひたすらに念じ、76期の門出を心からお祝い申し上げます。

校長 中村 陸子

卒業する76期生へ〜3年生を送る会〜

2月28日(金)
10時より、第15回卒業証書授与式を本校音楽ホールにて挙行いたしました。その模様は、後日、お伝えさせていただきます。

さて、卒業式閉式後、卒業生は一旦クラスルームに戻って、一人ひとり校長から卒業証書を受け取っている間に、音楽ホールでは在校生たちが「3年生を送る会」の準備を整えました。
在校生と教職員が着席し、保護者の方々もたくさんお残りいただいているなか、卒業生が再び入場。生徒自治会主催「3年生を送る会」がスタートしました。

最初は、生徒自治会制作「3年生を送る会 特別映像」の上映です。
まず、76期生が入学した日からこれまでの、さまざまな場面が音楽と共に写し出され、それぞれに懐かしくこの3年間の日々を振り返っていました。続いて、1、2年生から先輩への感謝を込めたメッセージが。学年ごと・専攻ごとに、ユニークな演出やアイディア満載の面白い動画が次々に飛び出し、客席は爆笑の渦でした。さらには、76期と昨年まで堀音で一緒だった卒業生たちが大学ごとに集まって撮ってくれたメッセージ。そして、昨年度までお世話になっていた事務長さんや養護の先生がスクリーンに登場すると、わぁっと歓声があがり、メッセージの終わりには拍手が起こりました。

ホールが明るくなって、次は学年ごとに合唱のプレゼントです。1年生・2年生が1曲ずつ合唱を披露。心を込めて選んだ曲を歌い上げました【写真1・2枚目】。卒業する3年生も、お返しに一曲。あまり練習ができていないにもかかわらず、また、受験のためやむなく卒業式欠席で、全員揃っていないにもかかわらず、温かく伸びやかな歌声が、客席に感動を届けてくれました【写真3枚目】。
互いへの思いがじんわりと伝わってくる、素敵なひとときでした。

ここで、サプライズ!
76期副担任がステージに登場。マイクを握るも涙でなかなか話し出せませんでしたが、なんとか気持ちを強く持って、短いメッセージを語り掛けた後、リストの「愛の夢 第3番」を弾いてくれました【写真4枚目】。担任が聴き入りながらふと横に目を向けると、76期たちはみな涙、涙…。
最後は、生徒自治会より卒業記念品の贈呈。卒業生の代表がお礼の挨拶をし、生徒自治会長の閉会の挨拶で名残惜しくも「3年生を送る会」を終了【写真5枚目】。
大きな拍手で卒業生を見送りました。
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明日は卒業式。

2月27日(木)放課後、教職員でホールの卒業式設営を行いました。今年度は曜日の関係で、明日2月28日(金)に卒業式を行います。

1月は去(い)ぬ、2月は逃(に)げる、3月は去(さ)る、という言葉が古くから言われるように、年明けからの日々は、掌からこぼれるように、あれよあれよという間に行き過ぎる感覚。まして、例年の3月1日より1日早く、卒業式を迎えてしまうことに、何か淋しさを覚えます。

式場準備が整ったあと、代表生徒の送辞の練習や、教職員の当日の動線確認などを丁寧に行いました。

3月を目の前にしたこの時期らしく、ほのかに暖かな日となることを願います。

76期の皆さんの大切な節目の日。生徒の皆さんも、ご出席いただける保護者の皆さまも、どうぞお気をつけてお越しください。

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第19回ピアノコンサート御礼

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三連休を前にした2月21日(金)19時より、本校音楽ホールにて「第19回ピアノコンサート」を開催しました。

このコンサートは、本校ピアノ専攻の生徒のなかから選抜された8名(1年生3名、2年生5名)がソロ演奏を披露する演奏会です。多くの皆様からお申込みをいただき、本番まで2週間ほどを残して定員が埋まってしまいました。ご来場くださった方にお礼を申し上げますととともに、いらしていただけなかった方々に心よりお詫び申し上げます。

出演した生徒たちは、日頃の成果を発揮して、それぞれに渾身の演奏を聴かせてくれました。また、ピアノ専攻以外の1、2年生5名が、ボランティアスタッフとして受付や会場整理に活躍してくれました。堀音の生徒たちの音楽に対する情熱や凛とした姿、お客様への感謝の思いなどを感じ取っていただけましたら、こんなに嬉しいことはありません。

寒波のなか、たくさんの皆様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。
今後とも、生徒たちへのお励まし、お見守りをいただきますよう、お願い申し上げます。

また、3月22日(土)に京都コンサートホールで行います「第15回卒業演奏会」は、ひきつづきお申込受付中です。ぜひこちらのコンサートにも、お運びいただけましたら幸いです。お申込みのほど、よろしくお願い申し上げます。


以下、当日プログラムの学校長ご挨拶(抜粋)を紹介します。
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専攻ピアノの生徒たちが、公開レッスンなど外部の先生のご指導を受ける場面で、自分のピアノの音の響きをどう確認したら良いか、という質問をしていることがしばしばあります。先生方はご自身の豊かなご経験に照らして、また伸び行く彼らへの期待を込めて、丁寧なアドバイスをくださる――そのやりとりを聞かせていただきながら、ピアノという楽器の奥深さを教わるように思っています。門外漢の私の思いは的を射ていないかもしれませんが、ピアノは他の楽器に比べて自分の身体から遠いところで音が奏でられる。鍵盤を押せば誰でも一応の音は出せるピアノですが、自分の思いを楽器に伝えるには、自分の音楽を表現するには、ある意味、とても“難儀”な楽器なのではないか、と思うようになりました。本日ステージにあがる生徒たちを含め、本校のピアノ専攻の全ての生徒たちは、その“難儀”を引き受け、だからこそ、のピアノの底知れぬ可能性を喜び、愛する、若き音楽家たちです。その気概に、私は心からの敬意を表します。
本日演奏する生徒たちが、そんなピアノへの熱い思いを胸に、多くの方々のご指導と仲間とのつながりの中で培ってきた力を十二分に発揮して、のびやかに演奏してくれることを期待しています。
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合格発表。

2月25日(火)昨日の雪模様の天気とはうってかわって、青空が美しい好天となった本日、14:00より、本校令和7年度入学者選抜の合格発表を行いました。

受検生は、自分の受付番号を確かめたあと、合格者は書類を受け取り、内容を点検。希望者には得点開示も行いました。

合格者のみなさん、おめでとうございます。本日お渡しした書類をしっかりとチェックして、保護者の方の助けを借りながら、入学に向けて、遺漏のないよう準備を行ってください。そして、残り少なくなった中学校生活についても、最後まで全力で取り組んでくれることを期待しています。

次は3月19日(水)の合格者登校日にお会いしましょう。

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仮称「整理の日」

2月21日(金)7限目
各学年のロングホームルームの冒頭、今回初の取組となる仮称“整理の日”を敢行しました。

いよいよ学年末考査に向かう生徒たちに、教科書やノートはもちろん、ついつい整理を怠ってしまうプリントや楽譜などを、一度しっかり整理して、自分の身の回りと教室の環境を整えようという試みです。生徒部と担任団の話の中で、一度試行してみようということになりました。
公共の空間を使用していることへの自覚も促し、また、学習環境を整えることは、学習の効率アップのためにも大事なことだということの確認も必要だと考えました。

担任・副担任からの趣旨説明の後、1年生では、身の回りの整理の前に、まず、「情報の“整理”をしよう!」という副担任の掛け声で、提出物や課題の項目と各提出期限を皆で確認し、スケジュールの“整理”が行われていました【写真1枚目】。

その後、各学年とも一斉に動きが活発に。各自、机や鞄のなかを整理して【写真2枚目】、不要なものをロッカー室にしまいに行く生徒もたくさんいました【写真3枚目】。
10分ぐらい経ったところでだいたいの生徒が整理を終え、2年生では、「すっきり整理できました!」と生徒が挙手でアピールしていました【写真4枚目】。

生徒たちが相互に注意し合って、自主的に動いてくれることが一番ですが、意識づけの意味で少しの間教員が音頭をとる、仮称“整理の日”の設定が必要かと感じています。
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小さな春の訪れ

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2月20日(木)
18日から二十四節気の「雨水(うすい)」に入っています。――空から降るものが雪から雨に変わり、草木が芽生える頃。本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ることもあり、三寒四温を繰り返しながら春に向かっていく時期――まさしくその通りではあるものの、強烈な寒波の到来で、冷たい風に思わず身を縮めながら歩く、今日この頃です。

そんな日々ですが、本校東門の紅梅は、まだ遠い春を感じ取って、月曜日に1輪、火曜日には3輪と、花を咲かせ始めてくれています。かわいらしい梅を眺めていると、少し心が暖かに。

明日19時からは、「第19回ピアノコンサ―ト」です。
多くのお申込みをいただき、誠にありがとうございました。(お申込受付はすでに終了となっております。悪しからずご了承ください。)

8名のピアノ専攻生徒たちが、早春のさわやかさにも似たフレッシュな演奏を届けてくれることでしょう。
どうぞお気をつけていらしてくださいませ。本校音楽ホールにてお待ちしております。

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学校評価

教育内容

卒業生の皆さんへ

保健室より

校長室より

「学校いじめの防止等基本方針」

「学校生活の基本的なルール」について

京都市立京都堀川音楽高等学校
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