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最新更新日:2025/02/10 |
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やわらかサッカーボール
1月30日(木)5時間目
グラウンドから、にぎやかな歓声が聞こえてきました。 職員室の窓からのぞいてみると、1年生が、体育でサッカーの試合をしています。 よく見ると、男子同士のゲームと女子同士のゲームでは、使っているサッカーボールの色が違っています。男子は五角形の部分が白と黒。女子が使っているのは、白と青でした。 応援している生徒たちに尋ねたところ、女子が使っているボールは、普通のよりも、柔らかいとのこと。 音楽科である本校の体育では、楽器を演奏する生徒たちが大切な指を傷めないように、ソフトボールやバレーボールの時にも、通常より柔らかいボールを使うなど、工夫や配慮がなされているのです。 今日は一段と寒い日でしたが、体育祭かと思うような元気いっぱいの声援がグラウンドに響き渡って、思いっきり「体育」を楽しんでいる生徒たちの笑顔が輝いていました。 ![]() ![]() ![]() 立春間近のHORIONの庭
1月29日(木)
東門を入ったところにある大きなソメイヨシノの傍らに、一本の紅梅が植わっています。 いつのまにか、青々とした新しい枝が何本か、ぐっと伸びており、たくさんのつぼみがだいぶ膨らんで、濃い桃色が目立ってきています。 校舎の昇降口の前のサトザクラの根元のプランターには、秋に鮮やかに誇らしげに咲いていたサルビアが、1月の末になっても、元気に咲き残ってくれています。 風の冷たい毎日ですが、HORIONの庭に彩りを添えてくれる花たちに、癒されています。 ![]() ![]() 二条城外周 RUN!
1月28日(火)
年明けから2月上旬までの火曜日の「体育」の授業では、1,2年生ともに、持久走に取り組んでいます。 本日5時間目は1年生の「体育」。学校のグラウントでウォーミングアップと準備運動【写真上】を行ったあと、全員で二条城へ。二条城の外周は信号がなく、ランニングやウォーキングをする人々に親しまれている約1.9キロのコースです。世界遺産を横に見ながら走れるとは、なんて贅沢なことでしょう。東南角をスタートし、元気に走っていきました。【写真中】 生徒たちが一周りしてくると、担当教員が1周目のタイムをコールし、見学生徒が記録用紙に素早く書き入れていました。速い生徒たちは競い合いながら2周目へと向かっていきます。今日はよいお天気でしたが、とても風が強く、上着を着たままスタートしたものの、途中で脱いで上着を手に戻ってきた生徒もいました。【写真下】 青空の下で走ると、呼吸とともに身体の芯まで新しい空気が入って細胞が入れ替わったような気持ちがします。 心地よい疲れとともに笑顔を交わし合い、5時間目「体育」終了。 さあ、次は「合唱・合奏」の授業です! ![]() ![]() ![]() 京都市少年合唱団のみなさん、ありがとうございました。
去る1月13日(月・祝)、京都市少年合唱団の定期演奏会が、京都コンサートホール大ホールにて、開催されました。中学3年生が卒団したあと、中学2年生がリーダーとなって、熱い演奏を聴かせてくれました。
そして1月25日(土)も、いつものように午後からこの堀音“音楽の館”で元気いっぱい練習をしていました。この日は、たっぷり練習を済ませたその後に、疲れも見せず、堀音のコンサート&学校説明会のために、本校ホールに集ってくれました。ご参加くださった保護者の方々、小学生・中学生のみなさん、本当にありがとうございました。 卒団生である堀音1年生の受付・誘導のもと、団員のみなさんがホールに着席。司会・進行も、卒団生が行いました。まずはじめに、卒団生4人を含む本校2年生声楽専攻の生徒による歓迎演奏を聴いていただきました。 その後、校長と卒団生である生徒3名による学校紹介。生徒たちは、音楽にあふれる堀音の生活が充実していることを、自分らしく語ってくれました。 そして、卒団生で堀音卒業生、現在は堀音非常勤講師としてお勤めの、山原さくらさんのソプラノ独唱を聴かせていただきました。堀音の同期生でいらっしゃる池内堯さんの、素敵なピアノ伴奏で、本校のホールの響きの良さを十二分に堪能できる、のびやかで繊細な歌声を聴かせてくださいました。 校長の話にもあったように、音楽にとって「歌う」ことはすべてのベース。団員のみなさんは、仲間とともに歌う愉しさを知り尽くしている人たち。そんなみなさんが、堀音で一層音楽の悦びを追究してくださったら、こんなに嬉しいことはありません。 ![]() ![]() ![]() 2年生「重唱奏」
1月24日(金)
4時間目。2年生は「重唱奏」の時間でした。40人が13のアンサンブルグループに分かれて、それぞれ後期の楽曲に取り組んでいます。 楽曲を分析し、試行錯誤を重ねながら自分たちの表現を追究し、演奏のクオリティを高めていく授業。表情は真剣そのものです。 担当教員から指導を受けているレッスン室を覗いてみると、「ここ、楽譜はどうなってる?」「複縦線。」「なぜここに複縦線があるの?」「曲の変わり目だから。」「そうだよね。じゃあここは、どんなふうに変えたい?」などと教員とやりとりしながら、さまざまな発見や示唆を得て、演奏に磨きをかける姿がありました。 こうして2年生たちは、さらにアンサンブルの探究を続けていきます。 ![]() ![]() ![]() 前へ。
1月23日(木)今日で卒業実技試験が終了しました。76期40名全員が、専攻と副専攻の試験を無事終えることができました。大学入学共通テスト直後の実施という、ハードなスケジュールにしっかりと対応した3年生。ご家庭でのお支えあってこそ、と感謝申し上げます。本当にありがとうございます。このあとの国公立大学の個別試験に向かう生徒たちを、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
過日20日(月)朝、隣のCR教室では3年生が共通テストの自己採点を始めようとしている状況のなか、77期2年生のSHRには校長の姿がありました。大学入学共通テストまであと1年、という節目に、個人としても、クラスとしても、一層の伸びを期待することを伝えるためでした。 校長は、12月の、ヨーロッパ研修の成果発表 自主企画演奏会のお礼から話を始めました。77期がヨーロッパ研修を経て、演奏もクラス集団としても、ぐんと“大人っぽく”なったことを嬉しく思っていること。3年生は共通テストを終え、それぞれの進路実現に向かって実技に取り組む期間に入ること。合唱やオーケストラの授業、学校全体のムード作り、すべてにわたって、いよいよ2年生が中心になって堀音を前進させる役割を担う時が来ていること。79期となる中学生たちが、あなた方に憧れて堀音を目指してやってくる日も目前であること。「2月からは3年生」という言葉もあるように、次に向かって、日々の授業もそれぞれの専攻などの練習も、意識してレベルを上げて取り組んでほしいということ…などなど、77期への期待を伝えました。 現在、研修旅行委員が中心となって、全員で研修旅行報告書の作成に取り組んでいます。また、76期の先輩たちの卒業式後の送る会や卒業演奏会の準備に気持ちを注いでいます。78期を巻き込みながら、充実した毎日を過ごしてほしいと願っています。 ![]() 76期 卒業実技試験
昨日1月21日から明日23日までの3日間、今年度の卒業実技試験を実施しています。昨日はピアノと副専攻ピアノ、本日は午前管打楽、午後はギターと弦楽、明日は声楽と副専攻声楽の試験を本校ホールにて行います。
3年生のクラスメイトと審査の非常勤講師を含む教員の前で、3年間の積上げの成果を携え、卒業後の次のステージに向かう気概を込めての熱演が続いています。昨日のピアノの試験では、舞台スタッフは不要でしたが、本日はピアノ専攻伴奏者、譜めくりの生徒以外にも、椅子の出し入れやピアノの開閉などのスタッフが必要。演奏委員を中心に、生徒たちが相談しあって、演奏者への思いやりのある、スマートな運営を行っていました。 入学以来、年に2回の実技試験やオーケストラ・合唱の練習、アンサンブルコンサートやオーディション、自主企画コンサートなど、そのときどきの自分の精一杯の音楽を奏でた本校のホールで、堀音生として多くの仲間や先生方の前でソロを演奏することも、最後の機会となりました。体調管理にも気を配り、今のところ欠席者もなく、無事に試験は進んでいます。 本日と明日は、本校の前期選抜の出願受付の期間でもあり、中学校の先生がご来校くださっています。そちらの対応のために3年生の生徒たちの演奏が聴けない本校教職員がいるのは残念ですが、本校を巣立つ者と本校を目指す者が交差する、年度末らしい日となっています。 本校の3年生も、本校を目指す受検予定のみなさんも、来るべき「その時」に、コンディションの良い状態で、ここまでの頑張りをすべて出し切ってくれることを心から願っています。 写真:卒業実技試験の本番の撮影はできないため、過日のホール練習の写真を掲載。 ![]() ![]() 「薬物乱用防止教室」![]() ![]() ![]() 1年生を対象に、本校の学校薬剤師でいらっしゃる田中秀明先生を講師にお招きして「薬物乱用防止教室」を実施しました。 まず、外国のとある街角で、ある人が別の人に道を尋ねている様子を撮影したビデオを見せ、「なにかに気づきませんでしたか?」と質問されました。ちんぷんかんぷんな生徒たちも、同様の様子をいくつか繰り返して見るうちに、道を尋ねている人が途中、障害物に遮られたあと、別人に入れ替わっていることに気づきます!ビデオの中の尋ねられている人は、それに気づいていない様子……。 このことから田中先生は「知らないことはわからないし、気にしていないことにはなかなか気づきにくい。私たちは、知っているからこそ気づくことができます。今日は、薬物乱用防止について、しっかり知ってください。」と生徒たちを引き付けてくださいました。 前半は、薬の飲み方・取り扱い方について、具体的な誤った例を挙げ、どこが間違っているかを探すクイズから「薬の7つの約束」を確認。また、水と緑茶のペットボトルにそれぞれ鉄剤のシロップを入れると緑茶の方だけが真っ黒に変色し、沈殿物ができる様子を見せて、「水かぬるま湯で飲む」という用法を守ることの重要性を説明してくださいました。 後半は、違法薬物の乱用、特に大麻に注目して解説くださいました。一昨年12月に大麻取締法の改正で医療用大麻解禁のニュースが報じられましたが、それは医療用のものであって大麻の合法化ではなく、むしろ、より厳しく取り締まるための改正。「合法化=安全」ではないことを力説され、「このようなニュースに便乗したデマやウソに騙されないように!」と強調されました。 さらに、ヘロインの50倍も強い精神安定剤「フェンタニル」が蔓延し、全身が脱力して朦朧とさまよう中毒患者でいっぱいの“ゾンビタウン”と化した、ペンシルベニア州フィラデルフィアの様子を、ニュース映像で見せてくださいました。ぞっとするほど衝撃的でした。 そのあと、薬物乱用防止の啓発CMを視聴。「高校生の登場人物が“痩せる薬”だと友達から見せられたのは、飴のような包み紙にくるまれたもの――パッケージもなければ、用法・用量などの説明書もない。こんなものは薬ではありませんね。」と田中先生。 最後に、田中先生は孫子の『兵法』から「彼を知り己を知れば、百戦殆(あや)うからず。……」を紹介し、「皆さんはすでに自分をしっかりと見つめ、音楽という方向性を見定めている。相手がどういう行動をとるのかを知っていれば、戦うことになったとしても負けない(=薬物への悪い誘いを受けても正しい判断ができ、断ることができる)。」といったメッセージで締めくくられました。 質疑応答のあと、先生に大きな拍手でお礼を伝えし、各自、レポート記入に熱心に取り組み、終了しました。田中先生、とても大切なお話をありがとうございました! 3年生「政治的教養特別講座」
1月20日(月)
本日3年生は、卒業実技試験前の特別時間割で、午前中授業でした。 1時間目には、18日(土)・19日(日)に受験した「大学入学共通テスト」の自己採点に取り組み、インターネット入力と報告用紙への記入の両方を丁寧に行いました。 2時間目は、毎年恒例となっている「政治的教養特別講座」です。NPO法人Mielka(ミエルカ)から、大学生2名の講師の方にお越しいただき、101教室で、グループワークを中心に学びを進めました。 はじめのテーマは、「自分たちのまちについて考えよう」というものですが、京都府外の生徒も多いことから、京都のまちを対象に、好きなところと気になるところをまず各自で2色のふせんにどんどん書き出していきました。そして、それらをグループ内で共有し、ホワイトボードにカテゴリー分けしながら貼り付けていきます。 次に、「『気になるところ』で挙がった点について、改善する方法を考えてみてください。」と、観光客で大混雑の京都市バスで始まった「観光特急バス」の例をヒントに、各グループで討議。2つの班から発表してもらいました。 続いては、「行政と身の回りとの関わりを知ろう」というテーマで、まず、講師の方から、自分たちの意見を行政に発信する方法として、「選挙」と「意見フォームの活用」が紹介されました。すでに18歳の誕生日を迎えている生徒たちに、「10月の衆議院議員選挙では投票に行きましたか?」と尋ねると、多くの生徒が挙手。そして、「意見フォームの活用」では、京都市で今行われているパブリック・コメントや「市長への手紙」などをご紹介いただきました。「市長への手紙」では、実際に届いた意見によってすぐに改善された実例が京都市のホームページに掲載されており、現実味をもって生徒たちに伝わったようでした。ほかにも、「Arts Aid KYOTO(京都市 連携・協働型文化芸術支援制度)」の紹介があり、将来の自分たちの音楽活動にも行政の支援を受けられることを知ることができました。 まとめとして、講師の方から「今日の授業を通じて伝えたかったことは、『このような身の回りのことについて自ら考える人になってほしい』ということ、『この授業が、政治を自分事として考えるきかっけになってほしい』ということです。」と伝えてくださると、生徒たちからは、「まちに対するみんなの意見を知ることができてよかった。」「身近な課題が可視化され、自分事として考えさせられた。」「自分が行政と関係があるということをこれまで意識してこなかった。今日は、その始まりの日となりました。」など、多くのコメントが出され、拍手が続きました。最後に、代表者がお礼の言葉を述べて、終了となりました。 これから「成人」として音楽と向き合い、社会とつながっていくことになる3年生たちにとって、学びの多い授業となりました。Mielkaの堀江様、石川様、お世話になりました。ありがとうございました! ![]() ![]() ![]() 「思い」よ、届け!
1月17日(金)、今朝の堀音は、「1月17日 阪神淡路大震災から30年の今日の教職員連絡会を始めます。」という言葉でスタートしました。あの日のこと、そして、それから後にも発生している国内外の災害によって傷ついた人々や、復興に尽力されている多くの人々に思いを致す1日となりました。
76期3年生は、4時間目終了後、LHRを実施しました。明日実施の大学入学共通テストに向けての激励、ということはもちろんのこと、多くの教職員が3年生のこれまでのがんばりを労い、一人一人の未来を励ます時間となりました。 司会の進路指導主事の促しで、まず、校長がメッセージを伝えました。決して楽ではなかったであろう堀音での時間を積み重ねて、よく今日の日まで来た。また、仲間とともに、音楽を芯に持って、たくさんの学びを得たみなさんは、きっと大丈夫な人に成長している。そんな皆さんに敬意を持っているし、同時にとても羨ましく思っている、ということが語られました。 そして、堀音の先輩がご講演のなかで生徒たちに下さった、「堂々と演奏してください」という言葉どおり、明日もこれからも「堂々と」進んでいってほしい、とエールを贈りました。 また、日ごろ何かと生徒たちがお世話になっている教頭が、1,2年生が3年生に届けた“花束”を教卓に置いて、熱い言葉を伝えました。そして、3年間一番近いところで76期を支えてきた担任と副担任からの、温かな言葉が続きました。担任は、「すでに自分の進路が確定していて、共通テストは受験しない生徒も、共通テストの準備も含むここまでの授業に真摯に取り組んでくれた。今日この時間も、一緒に過ごしてくれることに感謝する。そういうふるまいで、言葉にしなくとも頑張る仲間を応援する思いを感じてきた。」と、「受験は団体戦」の強さを伝えました。 その後、進路指導主事から明日に備えての丁寧な注意点の確認があり、最後は応援にかけつけた教職員全員から、一言ずつの激励が伝えられ、心のこもった拍手の音が何度も教室を満たしました。 堀音の生徒たちは、本番の試練を何度も乗り越えてきています。緊張感を味方につけることも、応援の思いを自分の力に変えることも、たくさん経験してきました。新たなステージへの熱い思いを胸に、これまで積み重ねた力を、思い切って発揮してきてください。 大丈夫! 写真 上:1月はじめのLHR時に、生徒自治会から1,2年生全員のメッセージカードで作成された”花束”の贈呈。 写真 中:生徒の心の拠り所、担任より! 写真 下:教職員からの、個性あふれるメッセージが続きました。 ![]() ![]() ![]() |
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