京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/02/10
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「第19回ピアノコンサート」入場お申込は、1/20(月)からGoogleフォームにて、            「第15回卒業演奏会」入場券お申込は、2/3(月)から郵送にて、それぞれ受付開始です。             詳しくは、左側のカテゴリ「コンサート」からブログ記事をご覧ください。

生徒自治会主催「ホワイトコンサート」

本日12月27日(金)は、年内最後の登校可能日で、午前中、レッスン室の開放があり、正午まで、生徒たちが練習に来ていましたが、午後はしーんと静まり返っています。正午以降、1月3日(金)までは年末年始の学校閉鎖期間で、4日(土)・5日(日)をはさんで、次に登校できるのは1月6日(月)となります。
この冬休みの間に、この1年の成果と課題を振り返り、新たな目標に向かって新しい年をスタートさせてほしいと願っています。

さて、このブログも年内は本日で終わりです。
今日は、冬休みに入った12月23日(月)に行われた、「ホワイトコンサート」の様子をお伝えします。

冬の生徒自治会行事として例年行われている「ホワイトコンサート」。
城巽アリーナを会場に、クラシックにとどまらず、さまざまなジャンルの音楽を17組のグループが演奏し、生徒同士で楽しみました。クリスマスにちなんだ選曲や、ダンス、副専攻ピアノ同士2人による2台8手があったり、2年生は、音高祭(文化祭)でやったクラスミュージカルの一場面をふたたび披露してくれたりと、バラエティに富んだステージが続きました。

途中の休憩には、自治会がお菓子や飲み物を用意してくれていて、みな談笑しながら美味しそうに味わっていました。

堀音生の皆さん、1月からは、3年生は大学入試に向けて、1、2年生は進級実技試験に向けて、集中して取り組んでいかなければなりません。リフレッシュして体調を整え、元気な姿で1月8日のアセンブリーで会えるのを楽しみにしています。

本校のブログをご覧くださっている皆様、今年もお世話になりました。ありがとうございました。
新年もこのブログを通じて、堀音の日々の様子をお伝えしてまいりますので、ぜひご覧くださいますよう、お願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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同志社女子大学と本校が、教育連携協定を締結しました。

12月26日(木)、10:00より、音楽学科を持つ、同志社女子大学と京都堀川音楽高校との教育連携協定調印式を、本校ホールにて行い行いました。
この協定は「相互の人的・知的資源の交流・活用を通じて新たな学びの場を創造するとともに、相互の教育の充実・発展に資することを目的」としたもので、今後、この協定をもとに、教育に対する相互支援、生徒・学生、また教員の相互交流を具体的な事業として行っていくこととなります。

調印式の壇上には、大学側(写真中:中央から上手)からは、小崎 眞 (こざき まこと)学長、谷 直之(たに なおゆき)広報部長、椎名 亮輔(しいな りょうすけ)学芸学部長、古原 勝生(こはら かつお)広報室長 兼 入学課長、 三角 典生(みすみ のりお)高大連携課長がおあがりくださいました。本校側(写真中:中央から下手)は、校長、主幹教諭、進路指導主事とともに、京都市教育委員会より、菅野 明宏(すがの あきひろ)指導部 担当部長、同じく学校指導課 小枝 大祐担当課長がご列席くださいました。

本校教頭の司会で開会、司会からの出席者紹介に続き、双方それぞれからの代表として、小崎学長と本校校長がご挨拶申し上げました。
その後、谷広報部長より、教育連携協定に関する説明と、菅野指導部長からのお礼のご挨拶がありました。
そして調印式。学長 校長が協定書2部にサインをしました。

同志社女子大学も本校も、明治、昭和と時代は異なっていますが、歴史の大きな変わり目に、先見性を持って新しい一歩を踏み出す形で産声をあげた、京都の教育機関です。先人のエネルギーを受け継ぎながら、この連携協定を機に、互いに刺激を受け取りながら、新しい時代に向かって更なる高みを目指していきたいと考えています。

堀音の生徒たちには、20日(金)の全校アセンブリーでこの連携協定の決定について、校長から報告を行いました。本校は共学のため、「男子生徒諸君も、公開レッスンや本校のためのスペシャルオープンキャンパスなど、この協定に係わってのこれからの事業には参加させていただけます」と言葉を添えたところ、安堵の笑いが起こっていました。

この夏に京都市立芸術大学と締結した連携協定に続いての今回の同志社女子大学との協定締結。新たな「人とのつながり」に大いに期待を寄せています。

ここまでの調整やご準備に携わってくださった、同志社女子大学の皆さま、京都市教育委員会の皆さまに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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学ぶ力。

 12月23日(月)の生徒自治会主催「ホワイトコンサート」で、年内での学校全体の取り組みは終了しました。しかし、明日26日まで、2年生、3年生の冬季補習は続き、また、レッスン室の貸出もあるので、生徒の登校は続いています。27日午前までレッスン室の使用を可とし、その後1月3日(金)までは学校閉鎖、土日を挟んで、6日から生徒の登校とレッスン室の使用が可となります。

 令和6年は、能登の震災から始まり、世界を見回しても、胸の痛むできごとがたくさんありました。そんな中で、堀音は大きな事故もなく、数々の演奏会も含め、教育活動を進めることができました。それゆえに、生徒・教職員は、そのような周囲に目を背けたり、諦めたりすることなく、知ることを怠らないこと、そして、今自分が、音楽に向き合うことでできることに、真摯に取り組む日々でありたいと願ってきました。
 そんな堀音を、保護者の皆さま、地元城巽地区の皆さま、同窓会の皆さま、父母の会の皆さま、京都市教育委員会の皆さまはじめ、多くの方々が応援してくださったことに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
 
 私自身は、今年も、生徒・教職員から、たくさんのことを学ぶ1年でありました。そのひとつ…
 8月末から本校78期の一員であるドイツの留学生は、お母様が京都出身の日本の方であるため、コロナ前までは毎年日本で数週間を過ごし、地元の小学校に通う機会も持った生徒でした。ドイツでは課外活動や地域のオーケストラでヴァイオリンを弾いていたので、彼女の通うギムナジウムが推奨する短期留学の際に、日本で音楽を学べる学校はないかと、お母様がお調べになり、本校への留学を望んでくださいました。

 1年生のクラスに入り、すべての授業を日本語で受講することはなかなかたいへんだったでしょう。音楽に関しても、ソルフェージュや音楽理論は初めての経験であったため、苦労も多かったと思います。彼女の頑張りを見ることも、そんな彼女に対しての、クラスメイト、先輩諸君、そして教職員の、自然で温かなサポートを知ることも、私にとっては大きな喜びでした。学校説明会や城巽音楽フェスティバルでのオーケストラ演奏で、堀音生としてステージに上がって演奏する彼女の、ひきしまった、きらきらした表情は今も目に浮かびます。

 9月末、前期末考査を迎えることとなったとき、私は、彼女は成績や単位が必要な留学生ではないし、考査を受験しても評価するわけではないから、別室でヴァイオリンの練習でもするようにしては?考査で悪い点数とるのも、なんだか気の毒だし…。何なら、学校は休んで、ホストファミリーとどこかへ出かける機会にしては?くらいを思っていました。また、特別な扱いで考査をするとなると、教職員に負担がかかることも気になっていました。

 そんな話を担任・副担任にしにいくと、ええーーっと驚かれ、「彼女は考査を受けたいと言っている。インターネットや書籍やノート、プリントを調べながらでも、受けた授業について、みなと同じ考査を受けたい」とのこと。「英語の教員は、指示文を英語にしたものを既に作っている。彼女が心おきなく調べたりしながら取り組めるよう、図書館の別室受験にしようと思っている。教員の体制も組める…」という言葉が返ってきました。
 
 私は自分の浅慮を瞬時に猛省しました。日ごろ生徒・教職員に、「考査やテストは自分の学びのチェック。集中してベストを尽くす時間が大きな学び。何点かなどの結果より、振り返りを大事に!」などと言っておきながら、彼女の考査の件では、「考査=成績」のようは古い価値観にはまり、また彼女に対しても、善意のつもりが侮った扱いをしてしまっていたことに気づきました。教員たちが、彼女の意を汲んで、動き出してくれていることにも頭が下がりました。

 彼女が「考査を受けたい」と言ったのは、ドイツでのこれまでの学校教育のなかで“テスト”の類の持つ本質的な意味が、しっかりと彼女に根付いているのだろう、と思いました。ドイツの「学び」観というようなものを自分の中に持っている彼女に感心しました。
もうひとつ。彼女が「みんなと同じ考査を受けたい」と言った理由に、本校の生徒たちが、教員とともに、授業や学ぶことを愉しんでいる、そんな雰囲気に溶け込んでくれているのではないか、と手前味噌ながらそう感じました。生徒たちがしばしば口にする「むずかしいけれど、楽しい!」という精神。これもとても嬉しくありがたいことに思っています。

 過日、劇作家の平田オリザ氏のご講演を拝聴したときに、子どもたちに必要で、私たちがつけられているかどうか気にかけるべき「力」は、「学んだ力」でなく「学ぶ力」だ、とおっしゃいました。堀音の生徒たちが、これから先、人とのつながりの中で、ずっとずっと「学ぶ力」「学び続ける力」を発揮できるよう、2025年も教職員一同、真摯に生徒に向き合ってまいりたいと思います。
 皆さまの引き続きのお見守りを、どうぞよろしくお願いいたします。

 校長 中村 陸子


「京都探究エキスポ」が開催されました!

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12月21日(土)
国立京都国際会館で、「京都探究エキスポ」が開催されました。
このイベントは松井京都市長と西脇京都府知事との府市トップミーティングにより実現したもので、府立と市立の高校生が一堂に会して、日頃の探究活動の成果を発表・交流する初めてのイベントです。

午前10時30分。
大きな国際会議で使われる、あのメインホールが、京都の高校生、中学生とその保護者の方々、また、教育・経済関係者の方々で埋め尽くされています。そこへ、ステージに颯爽と登場した本校生徒たち。堀音 金管八重奏による「開会を告げる演奏」で、幕開けです!
これから始まる探究発表のセッションへの期待を高めるような軽快で伸びやかなメロディを、爽快な輝かしい音色で響かせ、オープニングを飾りました。【写真1枚目】

朝から、いたるところでてきぱきと動いているのは、黄色い法被を着た「生徒実行委員」たちです。府立・市立から38名の生徒が集まり、準備から当日運営まで、中心になって頑張ってくれました。堀音からも2名の生徒が参加。来場者のサポートや裏方の業務をこなしてくれています。
オープニングセッション中、来賓誘導をしていたのは、堀音の実行委員でした!【写真2枚目】

発表セッションには府立・市立の51校が参加。府市合同チームや市立高グローバルリーダー育成研修のチームを含め、115本の発表を、午前・午後に分けて、セッションが行われました。堀音からは、1年生チーム2名、2年生チーム2名が「総合的な探究の時間」での取組を発表しました。【写真3枚目:2年生、4枚目:1年生】

はじめのうちは、原稿やメモに頼りながらの発表でしたが、回を重ねるごとに、聴衆の眼を見ながら自分の言葉で訴えかけることができるようになっていきました。聴衆からの質問にも、素早く考えを巡らせ、しっかりと応えようと努めていました。多様な視点から質問を受けることによって、新しい気づきや次への問いを与えていただくことができ、発表生徒たちは、探究の面白さに改めて気づき、セッションの楽しさを十分味わっているようでした。

午前のセッションの終わりには、京都大学教授の谷口忠大先生から、講評と高校生へのメッセージがおくられました。

昼食休憩の時間には、生徒実行委員らによる「京都の高校について知ろう!3択クイズ」が、午後の最初には、東京大学教授の松尾豊先生によるご講演「生成AI時代に皆さんはどう学び、挑戦すべきか」、続いて、東京大学鈴木寛先生をモデレーターに府市代表生徒によるパネルディスカッションなどもあり、盛沢山の内容でした。

金管八重奏、探究発表、生徒実行委員とそれぞれの立場で、他校の高校生や先生方、ご来場の方々とつながるなかで、さまざまな学びを得ることができた一日でした。

77期生による演奏会「CONNECTEENS」を開催しました!

12月20日(金)
2年生が、堀音77期生による演奏会「CONNECTEENS」を開催し、2年生たちのご家族やお知り合いの方、2年生自身の手によるチラシ等で本演奏会を知ってくださった一般のお客様、そして、本校在校生・教職員らを含め、200名を超える皆様にご来場いただきました。

今回のコンサートは、「総合的な探究の時間」における取組の成果発表の場です。生徒たちは11のアンサンブルチームに分かれて練習とレッスンを積み、芸術顧問の松田康子先生にも、特別授業でご指導いただくなどして、演奏を磨いてきました。11月のヨーロッパ研修旅行で開催した、チェコ・ブルノのヤナーチェク音楽院でのコンサートと同規模のコンサートを京都の皆様にもお届けしようと、さらにブラッシュアップして金曜日の本番を迎えました。

プログラムも、曲目解説やイラストなどを含め、生徒たちの手によるもの。センスの光るデザインに、手書きによる77期全員の似顔絵や可愛らしい挿絵が添えられ、あたたかみのある仕上がり。お客様たちもじっくりと見入っていらっしゃいました。

ホワイエには、ヨーロッパ研修旅行の写真とコメントでつづられた研修報告が、9枚のパネルに展示されていて、開演前や終演後、休憩のあいだに、たくさんのお客様にご覧いただきました。

演奏だけではなく、企画から運営全般も、みんなの力で創り上げたコンサート。終演後、お客様をお見送りしようと、全員がホワイエに整列して、「ありがとうございました」とお一人お一人にお声がけすると、皆様から「よかったよ」「感動しました」「ありがとう」などと笑顔を返していただき、みな感無量の様子でした。

代表生徒のアンコール前のご挨拶にもありましたように、ここまで支えてくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も、77期生の成長をお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。
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令和6年 年の瀬のアセンブリー。

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12月20日(金)、今年のしめくくりとして、アセンブリーを行いました。今日のアセンブリーは、8月から1年生のクラスで堀音生として学校生活をともにしてきた、ドイツからの留学生を全校で送るセレモニーから始めました。

彼女はドイツでは、アンサンブルやオーケストラでの経験は一定重ねていましたが、ソロに本格的に取り組んだことはなく、本校に来てから、ソロのレッスンを受けて努力を重ねてきました。このアセンブリーで、全校生徒と教職員の前で、ソロを演奏してほしい、という校長の要望に応え、ヴァイオリンの先生に選曲やレッスンのご協力を得て、また、クラスメイトに伴奏や譜めくりも自分で頼み、合わせもして、今日の本番に臨みました。

舞台下手から登場すると大きな拍手。ピアノ伴奏の生徒とチューニングをしたあと、演奏を始めました。曲は、サン=サーンス「ヴァイオリン・ソナタ 第1番」第1楽章。堀音の制服を着て、堀音ホールのステージで、立派にソロの大曲を弾き切りました。万雷の拍手。
一人ステージに残ってもらった留学生に、校長から「認定証書」の授与がありました。これは、あなたはこれからも「堀音78期」の一員であることを、生徒と教職員の総意によって特別に認定する、というもので、校長が証書を読み上げたあと、客席に向かって、「皆さん、いいですね」と確認すると、またも大きな拍手。留学生は、しっかりと受け取りました。それから留学生は挨拶に立ち、最初の日から温かく彼女を受け入れた生徒みなへの感謝、楽しかった日々、自分の人生にとって貴重な良い時間になったことを、しっかりとした日本語で伝えてくれました。
いつもはアセンブリーの最初に歌う校歌「海を遠く」は、今日は彼女に捧げるべく、この挨拶に応えるタイミングで合唱しました。
堀音らしい、とてもとても素敵な時間でした。

その後は、通常のアセンブリーのプログラムを進めました。このセレモニーの余韻が残る中で、教員から生徒たちの心に響く話が続き、今年のしめくくりをする大事な時間を皆で過ごせました。

この留学生のお母様の親友ご一家が、ホストファミリーとしてこの留学生の堀音生活をお支えくださいました。今日は、ホストマザーとシスターにホールにお越しいただき、彼女の晴れ舞台を見ていただくことと、みなでお礼を申し上げることができました。こういう方々のおかげで、生徒たちが得難い「つながり」を得られたことに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

明日、本番です。〜堀音77期生による演奏会〜

12月19日(木)の放課後、明日に迫った77期自主企画コンサート「CONNECTEENS」の準備の追込みが行われていました。

この演奏会は11月のヨーロッパ研修旅行の成果発表会と、2年間取り組んできた「総合的な探究の時間」(研修旅行もその一環として取り組んできました)の総まとめも兼ねているため、演奏をお聴きいただくだけでなく、ホワイエにて、ヨーロッパ研修での学びを写真とコメントでまとめたものもご覧いただきます。生徒たちで担当を割振り、自分の担当部分のコメントを書いたものを仲間や教員にアドバイスをもらいながら修正し、ホワイトボードに掲示していきました。
また、当日のMCも生徒たちが行うので、アナウンス原稿のチェックに職員室まで教員を訪ねる生徒もいました。

いよいよ明日、17:00開演です。当日お配りするプログラムや楽曲解説も、生徒たちが作成しました。皆さまそろって堀音音楽ホールまでお運びください。お待ちしております。

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【12/20(金)17:00〜】77期生による自主企画コンサ―ト「CONNECTEENS」開催!

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明後日 12月20日(金)17:00から、本校音楽ホールにおいて、2年生(77期)が、「総合的な探究の時間」で取り組んできた成果を発表する演奏会、題して「CONNECTEENS」(コネクティーンズ:‟人とつながる10代”)を開催します。

77期は、コロナ禍で途絶えていたヨーロッパ研修旅行を4年ぶりに実施することができ、先月11月に、4泊7日という、以前より短縮した形にはなりましたが、チェコのブルノとオーストリアのウィーンで、クラス全員で充実した研修を行うことができました。

現地でのコンサートに向けて「総合的な探究の時間」を通して取り組んできた「重奏・重唱」や「合唱」の数々を、現地で演奏しただけでなく、保護者の皆様や地元城巽学区の皆様ほか、ひろく市民の皆様に、探究の成果として発表しようと、準備を重ねてきました。いよいよ残り2日。アンサンブルチームごとの合わせや運営面の役割ごとの最終確認などに余念がありません。

この演奏会では、チェコのヤナーチェク音楽院やウィーンのカールス教会で現地のお客様に向けて披露したコンサートの演目からお聴きいただきます。ピアノ2台8手の連弾や、声楽アンサンブル、様々な楽器の組み合わせによるアンサンブルなどに加え、全員での合唱も数曲あります。

16:30開場。17:00開演。
お申込みは不要。入場無料。全席自由。
未就学の小さなお子様にもお入りいただけます。
どうぞお気軽に、本校音楽ホールにお越しください!

京都探究エキスポに向かって。

12月21日(土)京都国際会館にて「京の高校生探究パートナーシップ事業 京都探究エキスポ」が開催されます。このイベントは、「答えのない問いに、より最適で、より納得できる答えを導き出す『探究』。京都府立・市立高校の垣根を超え、高校生が積み重ねてきた『探究』の成果発表を通じて交流し、学びを深める」、という目的で、京都府立・市立の高等学校51校が、自校の特色に応じた探究的な発表を行います。中学生や大学関係者、経済界の方々も参加され、AIに関する講演会やパネルディスカッションも含む、大きなイベントとなります。

府市合同の生徒の実行委員会も結成され、堀音生も2名が実行委員会に参加し、活動しています。

堀音の発表の1つ目は、1年生2名2年生2名の2チームが、本校の音楽専門学科らしい「総合的な探究の時間」の学びの紹介や自分の研究テーマの発表をポスターや映像を使って行います。

2つ目は10:30からのオープニングセッションで、「開会を告げる演奏」として、金管八重奏の演奏を担います。本校の総探のパイオニアである76期3年生2名を含む7名と、エキストラの方1名で、華やかな演奏を、と選曲から生徒たちが行いました。自分たちでアンサンブルを組み、場と状況に合わせながら、自分たちの音楽を届ける経験を積み重ねてきた生徒たち。今回も、全国で初めてとなるような挑戦的な催しの幕開けを告げる大役をいただいたことに応えるべく、生徒も教職員も、多くの方のお力添えをいただきながら、丁寧に準備をしています。

12月17日(火)の昼休み、校長室にて、今までパートごとに動いてきた関係の生徒・教員が一堂に会してのミーティングを行いました。いよいよ本番が近づいてきたことを実感する時間でした。

このダイナミックな取組が、成功裏に終わることと、堀音の生徒ひとりひとりにとって、稔り多き体験となることを、強く願っています。

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「第7回きらめきコンサート」が開催されました!

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12月13日(金)
18:30から本校音楽ホールにおいて、「堀音NEXT ECHO」の主催で第7回きらめきコンサートが開催されました。
この「きらめきコンサート」は、2015年に「音楽の街クラシックホールの夕べ」と題して展開されはじめたコンサートシリーズのうちの一つです。本校の生徒たちを常々温かく見守り、育んでくださっている市民の皆様に向けて、その成果を発信するとともに、将来の活躍が大いに期待される若き音楽家のお披露目の場として、本校卒業生と本校生、2人によるコンサートとして企画されたものです。本校校歌の歌詞から「きらめきコンサート」と名付けられ、コロナ禍の中断を経て、昨年度4年ぶりに再開され、今回で7回目を迎えました。

今回は、本校72期卒業生で、現在、相愛大学4年に特別奨学生として在学中の 日下部 愛実 さん(フルート)と本校3年生の 尾崎 晴野 さん(ヴィオラ)の出演でした。

はじめに、尾崎さんが、ピアノ伴奏に 姫野 真紀 さんをお迎えし、シュターミッツ「ヴィオラ協奏曲第1番ニ長調Op.1」より第1楽章、シューマン「アダージョとアレグロOp.70」、クラーク「ヴィオラ・ソナタ」を披露【写真1枚目】。フレッシュな、そして、堂々たる演奏に大きな拍手が沸き起こりました。

次は、日下部さんの登場です。まず、45期卒で本校講師 長谷川 智子 先生ご作曲の「月の詩(ポエム)」を演奏。15年程前に日下部さんのお母様である日下部早智さんによって初演された曲だとのこと。続いて、同じく長谷川先生作曲の「2_2」を。こちらは今回の愛実さんが初演となりました。演奏後にステージに迎えられご挨拶をされた長谷川先生【写真2枚目】からは、幼いころから交流があり堀音の教え子でもある愛実さんへの温かいエールが贈られました。
日下部さんは、続いてフランク「ソナタ イ長調」を熱演【写真3枚目】。3曲とも、ピアノ伴奏は72期同窓生の 袖岡 英都 さん(東京藝術大学4年)で、二人の息の合った素晴らしい演奏でした。
アンコールでは、日下部さん、尾崎さん、袖岡さんの3人の心にいつもある曲、本校校歌「海を遠く」を聴かせてくれ、満員のお客様からの温かい拍手が鳴りやみませんでした【写真4枚目】。

若き音楽家たちのこれからの活躍を、どうぞご期待ください!

堀音NEXT ECHO の皆様、ボランティアで運営に加わってくれた生徒の皆さん、たいへんお世話になり、ありがとうございました。

【写真5、6枚目】終演後、先生方と。
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学校評価

教育内容

卒業生の皆さんへ

保健室より

校長室より

「学校いじめの防止等基本方針」

「学校生活の基本的なルール」について

京都市立京都堀川音楽高等学校
〒604-0052
京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
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