最新更新日:2024/12/06 | |
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聖ニコラウスの日
12月6日(金)後期中間考査 最終日
考査がすべて終わり、各学年ともロングホームルームがありました。 後半にさしかかったころ、1年生の教室から、なにやら楽しそうな声が聞こえてきます。 ドイツからの留学生Sさんが、みんなに向かってお話をしていました。【写真上】 今日は、ドイツでは「聖ニコラウスの日」といって、毎年この日、聖ニコラウスがやってきて、一年間いい子だった子どものブーツにはチョコレートなどのお菓子を、悪い子だった子どものブーツには、石炭を詰めて行くのだそうです。それで、ドイツの子どもたちは、12月5日の夜にブーツ(または靴)を磨いて置き、「明日お菓子が入っていますように」と祈りながら寝るといいます。 Sさんは、その話の紹介のあと、ドイツのお母様から送ってもらったと言って、人数分の聖ニコラウスの日のチョコレートの入ったきれいなパッケージを開けて見せてくれました。4種類の柄があったので、みんなでSさんとジャンケンをして勝った人から好きな柄を選んでもらうことにして、大ジャンケン大会となりました。【写真中】 思いがけない一足早いクリスマスプレゼントに、みんな大喜びでした!【写真下】 後期中間考査 第3日目
12月5日(木)
後期中間考査(3年生にとっては卒業考査)も後半戦に入りました。 本日は、早朝からJR神戸線で踏切設備の確認があった影響で、JR京都線にも遅延が発生し、9時からの考査に間に合わないかもしれないという連絡が、複数入ってきました。 1時間目には3年、2時間目には1年の「聴音」の考査が組まれていましたので、特に慎重な対応が必要でした。ピアノの音を聞き取って楽譜にする「聴音」は、科目の性格上、遅刻での途中入室を認められない考査であるため、電車の遅延では最も対応が難しいものとなります。 当初は、全体の時間割を1時間繰り下げて実施と決め、担任の先生たちがショートホームルームに向かいましたが、ちょうどその前後に、遅延に見舞われた生徒たちが、次々と息を切らして登校してきました。 全員の到着が確認され、すぐに対応を変更。時間割を10分ずつ繰り下げて考査を実施することとし、影響を最小限に抑えることができました。 後期中間(卒業)考査も、あと明日1日を残すのみ。 十分に時間の余裕をもって登校し、しっかりと実力を発揮して考査を終えてほしいと思います。 【写真】音楽ホールへの通路脇に咲いている石蕗(つわぶき) 令和6年度 学校保健委員会
12月4日(水)13:30より、毎年1回行う、学校保健委員会を開催しました。
この会は、生徒の心身の健康に関わる関係者が一堂に会し、情報の共有と生徒の健康のために取り組むべきことの確認等を行うものです。 お忙しい中、内科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科の学校医の先生方、薬剤師の先生、臨床心理士でいらっしゃるスクールカウンセラーの先生、皆さまにご出席いただけました。本当にありがとうございました。 学校側は、校長、教頭、主幹教諭、総合育成支援教育主任、生徒指導主事、各学年の担任、そして保健主事でもある養護教諭が出席しました。これまでなぜかメンバーではなかった事務長が来年度からは必ず出席することも確認しました。 議題は、養護教諭から、定期健康診断結果、保健室来室状況等の報告、総合育成支援教育主任からは、合理的配慮についての取組等の報告、スクールカウンセラーからは1,2年生の全員面談等の活動報告、学校薬剤師の先生からは、学校環境衛生定期検査結果の報告、などが行われました。 養護教諭からは、睡眠時間の確保について、生徒の観察の必要が話されました。また、眼科の先生からは、視力が十分でないのに眼鏡等を着用していない生徒がいないか。視力が出ない原因の疾患などに罹患していないかのチェックも含めて視力の低下には受診が必要、などのご注意をいただきました。 特に音楽に志す生徒たちにとって、自身の心身の健康を保持・促進することが大人への第1歩。学校での定期検診やカウンセリング、保健相談を活用して、健やかに毎日を過ごしてほしいと思います。ご家庭のお見守りを感謝申し上げるとともに、お子様の様子で気になることがございましたら、養護教諭や担任にご相談ください。 後期中間考査スタート! 午後は教職員研修会を実施!
12月3日(火)
本日から、後期中間考査が始まりました。3年生にとっては卒業考査となります。 みんな朝から、教科書やノート、単語帳などを開いて、各自最後の追い込みに必死の様子。ギリギリまで友達同士、問題を出し合ったり、わからないところを確かめ合ったりしていました。 考査期間中の午後には、教職員のさまざまな会議や研修が組まれています。本日は、教職員研修会が行われました。 講師に、京都教育大学発達障害学科教授で、同大学教育創生リージョナルセンター 総合教育臨床センター 学びサポート室長の、小谷 裕実 先生 にお越しいただき、「学習活動において困りのある生徒への理解と支援のあり方について」というテーマで研修を行いました。小谷先生は、京都市立高校支援スーパーバイザー・京都奏和高校スーパーバイザーもお務めくださっています。 初めに、現在のインクルーシブ教育とその支援が20年ほど前からどのような経緯をたどって発展してきたか、行動特性の4つの類型と対応のヒント、高校での課題、大学・就労における支援等、学術的な知見をわかりやすく、また、具体的な場面や例示に落とし込んでのご講義をいただきました。 続いて、教職員が4つの班に分かれて、グループワークを行いました。小谷先生が二つのケースをお示しくださり、それぞれについてその理由と具体的な対応などを各班で話し合いました。活発な討議が行われ、あとの発表では、さまざまな意見やアイディアが出ました。 最後に、小谷先生のまとめのお話と質疑応答、アドバイスを頂戴して、15分ほど予定を超過して研修会を終えました。 終了後には、熱心に質問する教員も複数いて、たいへん有意義な学びの機会となりました。今日の学びを日々の教育活動に生かしていきたいと思います。 小谷先生、ご指導ありがとうございました。 4年越しのデュオリサイタル
本校教諭の明石幸大先生と本校講師の山下諒先生の“堀音60期コンビ”が、来る12月8日(日)16時から、上桂の青山音楽記念館バロックザールで、ピアノデュオリサイタル(青山音楽財団助成公演)を開催します。
実はふたりは、2016年に初めてデュオコンサートを開催し、2018年に2回目、そして3回目を2020年4月に開催すべく、すでにチラシまで出来上がっていたところに、新型コロナの大流行があり、中止を余儀なくされたのでした。 それから4年―― さまざまな変化と成長を経て、本公演では、'20年のプログラムから2曲を入れ替えて、構成をリニューアル。 「のだめカンタービレ」でも有名なJ.S.バッハの「ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調」や、オーケストラでも難曲のラヴェルのバレエ組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲(グラズノフ編曲)には特に期待が高まります。 どうぞ、ご期待ください! 今日のロングホームルーム
11月29日(金)
今日は月末の金曜日。7時間目は11月最後のロングホームルームでした。 3年生では、進路指導主事から、年明けから始まる一般入試シーズンに向けて、調査書発行手続きについてや、志望理由書・経歴書・自己PRシートの準備(一般入試でこれらを必要とする音大があるのです!)についての心得、そして、1月の大学入学共通テストに向けてなど、身の引き締まる話がありました。【写真上】 2年生【写真中】は、12月20日(金)に開催する自主企画コンサート「CONNECTEENS」に向けて、確定していなかった追加プログラムの曲目について、1年生【写真下】では、3月16日(日)に地元城巽学区の皆様に向けて開催する「ひなまつりコンサート」の“合唱ステージ”の曲目について、それぞれ話し合っていました。 7時間目が間もなく終わるという頃、どちらの教室からも拍手が聴こえてきました。きっと素敵な曲が選ばれたことでしょう。今からとても楽しみです。 京都城巽音楽フェスティバル実行委員会 〜振り返りと来年度に向けて〜
11月26日(火)17:00より、本校職員会議室にて、本年度4回目となる、京都城巽音楽フェスティバル実行委員会を行いました。
議題は、去る10月26日に盛会のうちに開催できた「第18回京都城巽音楽フェスティバル」の振り返りと来年度の実施日の予定の確定。準備から当日までの流れの中で、城巽自治連合会からのご指摘と学校側から気づきを共有し、来年度に向けての改善策についても検討しました。 来年度の実施日については、城巽自治連合会が10月22日実施の、都大路を華やかに彩る「時代祭」の“当番”にあたっていることや、地元神社の祭礼の日程、学校が11月に外部での特別のコンサートが予定されていることなどから、さまざまな案が出されましたが、最終的には今年度と同様、10月の第4土曜日に、というところに落ち着きました。 その後は、関連事項として、1月のシニアクラブ主催の「新年の集い」に本校卒業生が出演する件や、3月に本校1年生が企画・運営を学ぶ機会を頂戴する、城巽自治連合会主催 同社会福祉協議会共催の「ひな祭りコンサート」についての打合せもおこなわれました。 「音楽の街 城巽」は、いつもいつも本校生徒たちを見守り育んでくださっています。 【12/1(日)14:30〜】 PTA音友会コーラス「15周年記念コンサート」
11月27日(水)
本日は、本校PTA音友会コーラスのみなさんが、来る12月1日(日)に本校音楽ホールにおいて開催される「15周年コンサート」に向けて、最後のホール練習をなさいました。 「PTA音友会コーラス」は、本校が沓掛からここ城巽の地に新築・移転し、「京都市立京都堀川音楽高等学校」として開校した年に同時に生まれたサークルで、今年で15周年を迎えます。 7月に京都で開催された「第49回近畿地区高等学校PTA連合会大会京都大会」のレセプションに、オープニングアトラクションとして招かれ出演された折には、アンコールの拍手が鳴りやまないほど、美しく楽しいコーラスの数々をご披露いただき、ご参加の皆様から大好評でした。 その後、10月の「第18回京都城巽音楽フェスティバル」へのご出演を経て、今回のコンサートでは、さらに磨きのかかったコーラスと数々の演出で、ご来場の皆様をうきうきワクワク、そして、心をゆさぶる感動のひとときへと誘ってくださるはずです。 12月1日(日)は、皆様お誘い合わせの上、ぜひ本校音楽ホールへお気軽にお越しください。入場無料です。 第3回イタリア語ディクション講座
11月26日(火)
本日16:45から、大阪音楽大学より2名の講師の先生をお招きし、今年度3回目となるイタリア語ディクション講座を開催し、声楽専攻の生徒たちが受講しました。 ディクションは、1・2回目に続いてジュリオ・デ・パオリス先生、そして声楽は、本日初めての本校ご来訪となる石橋栄実先生にご指導いただきました。 今回の受講生は3名。一人ずつ、用意したイタリア歌曲をまず歌い、歌詞のディクションをジュリオ先生に指導していただいたあと、その成果を歌って実践。石橋先生も加わって、発声や表現の面とディクションの面から、お二人に様々なご指導やご示唆を受けて、どんどん良くなっていきました。 途中、イタリア語独特の発音をジュリオ先生のお手本に続いて繰り返し試みるも、なかなかピタッと来ず受講生本人が噴き出してしまって、会場全体が笑いに包まれる場面もあったりして、なごやかに楽しい講座が進み、あっという間の90分でした。 聴講する生徒たちも、楽譜に書き込みをしながら熱心に学び、最後の質疑応答も活発に行われました。 ジュリオ先生、石橋先生、気づきや学びでいっぱいの講座を、ありがとうございました! 1年生「総合的な探究の時間」
11月25日(月)4時間目
1年生の「総合的な探究の時間」がありました。 この授業では、前期に培った思考力や他者と対話する力を活かし、地域社会の方々との協働のなかで、生徒たち自身の主体的な取組による演奏会の企画立案に取り組んでいます。 授業の冒頭で、本日から新しく加わったTA(探究活動の指導にあたる大学生・大学院生)の方々の紹介【写真1枚目】があった後、「ひな祭りコンサート」チームと「絵本コンサート」チームに分かれて活動しました。 「ひな祭りコンサート」は、3月に地元・城巽地域の方々に向けて音楽をお届けする演奏会です。アンサンブルを担当する各班が、それぞれが演奏したい曲とその選曲理由を互いにプレゼンしあい、コンサート全体の方向性も考えつつ吟味しました。【写真2枚目】 「絵本コンサート」チームは、京都市立図書館各館で4月に開催予定の「0歳からの絵本コンサート」に向けて、司書の方々との相談を踏まえて、選曲等に取り組みました。【写真3・4枚目】 絵本の読み聞かせに効果音やBGMをつけるのも大切な仕事で、どのような音をつければ絵本の世界に聴衆を引き込めるのか、さっそく楽器を使って試している班もありました。 それぞれの場に即した「本物」の音楽を届けるために、1年生の試行錯誤は続きます。 |
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